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松下電器歴史館見学

2008-05-27 18:09:38 | お出かけ
  NJ協会の松下電器歴史館(松下幸之助メモリアルホール)の見学ツアーがあったので家内と共に参加した。この歴史館は松下電器の創業50周年を記念して1968年に開館一般公開されたという。
 朝10時に京阪本船「西三荘」駅に集合、総勢40名で徒歩歴史館に向った。玄関前のゆきとどいた庭園には松下幸之助の銅像があり、松下からの派遣の方に迎えられて中に入った。一室に揃ったところでご挨拶があり20分の映画上映があった。松下幸之助の生涯人物像にスポットを当て、展示の方は最先端の映像、コンピュータ機器を駆使したものであった。幸之助は丁稚奉公から始った立身出世型の人で大正7年大阪の大開町に松下電器器具製作所の創業の家をつくった。
「商いの心」を従業員に説き先ずお客様あっての仕事、客の欲しい物をつくるがモットー、早くからご存知PHP出版に協力、昭和45年の大阪万博には「松下館」として独立館を出品、昭和55年には松下政経塾を創り幾多の人材を輩出している。
これらの功績で昭和62年勲一等旭桐花大綬章(92歳)を戴き、平成元年94歳で死去している。
彼の人生訓は【道】を説き、企業は何のためにあるのか(企業は社会の公器である)、幸之助の告辞というものもあり、何のための経営か、なぜ利益が必要か、なぜ共存共栄なのか、何のための商品開発か、何のためのグローバル展開か、何のための営業か、何のための人材育成か、何のための仕事か等沢山の問いを投げかけこれに答えている。
なお上記の電機大手の松下電器であるが本年10月1日から旧名松下ナショナルを捨て、新社名「PANASONIC」に統一して世界に雄飛しようとしている。

その後私達一行は、守口市に出て駅前の料亭柿右衛門にて中食をとり、自己紹介を含む楽しい歓談の時を過ごして散会した。