ティーガーデン

大好きな紅茶を飲みながら、日々の生活で
咲いた花々(さまざまな素敵)をご紹介していきます。

Mince meat pie で X’mas 気分       

2009年12月11日 22時12分26秒 | Sweets
皆さんこんばんは~

今日は紅茶のお勉強会に行って来ました
英国のクリスマスの伝統的なお菓子・・・、ミンスミートパイ&クリスマストライフルについて、学びました。
簡単な説明とデモンストレーションによる講座でした。

トライフルについては、随分前から、生活に取り入れています。
ただ・・・、夏向きのように考えていたトライフル・・・、今日の講座によって、数人をもてなすパーティーやクリスマスメニューに加えたら華やかになるだろうな~と言うことに、気づきました。

今日のメインは、自分の中では、やはりミンスミートパイ。
これは、日本ではあまり知られていないお菓子だと思うので、とっても興味ありました。
以前、ルピシアがミンスミートを使ったケーキを販売していたことがあって、それについての記事は、書いたことがありました。

ミンスミートパイは、16世紀頃からの英国伝統菓子だそうです。

ミンスミートと言う具材を、パイ生地で挟んで焼いたお菓子。
ミンスミートパイを12個焼き、クリスマスから1月6日の12夜まで、毎日1個ずつ食べると、新年に幸運が訪れると言う言い伝えがあるそうです。

・・・でそのミンスミート、手作り派はクリスマスよりだいぶ早い秋頃に(もっと早く仕込む人も)仕込んで、クリスマスに間に合わせると言うことです。また、市販のミンスミートを使う人も多く、クリスマスシーズンになると、英国の食料品店等に、たくさん並ぶそうなので、ご家庭で手軽に作れる・・・と言うことです。
もしくは、すでに出来上がっている市販のミンスミートパイを買うか・・・ですね。

そこで、ミンスミートとはどのようなものか・・・と言う疑問をお持ちだと思うので、簡単にご説明します。
ミンス(=みじん切り)+ミート(=肉)=挽肉と言う意味があります。元々は、牛等の挽肉を、日持ちさせる為に、スパイス&ドライフルーツを加え脂肪で固めた保存食だったそうです。
それが次第に、挽肉の割合が減少して来て、現在では、レーズンやピール類、生のリンゴ&スパイス等を、ブランデーに漬け込んだものが一般的なようです。甘酸っぱいペーストに仕上がっています。
Robertsonのは、牛脂は入っていて、ストローの管を短くカットしたような、わかりやすい形をしています。
ミンスミートと言う名前とは現在は内容的に違ってはいますが、昔のままの名前で親しまれています。

ミンスミートは、パイだけでなく、ケーキやプディングにも使えるので、たくさん準備し過ぎた様なら、他のスイーツに使うのも良いですね。





これは、Robertsonのミンスミート。
知名度が高いようです。
F&Mでもこの時期販売しているそうで、日本のF&Mにも売っているだろうか・・・って、気になり始めた私です。

本日はこのRobertsonのミンスミートに、生の細かく刻んだリンゴやブランデーを加えて、講師が、日本人好みのミンスミートパイを作って下さいました。



これはオーブンに入れる前段階。
とっても可愛いですよね。
一般的には、上からパイ生地で蓋をし、中の空気を逃す為に、豚鼻のように、2箇所穴をあけておきます。
これはクリスマス用のクッキーの型で抜いた形を上にのせていますね。アレンジ版ですね。

本来は、キリスト様が入っていたゆりかごをイメージする為に、楕円形に作っていたそうです。今は円形が一般的だそうです。



焼き上がって来たミンスミートパイ



ダージリン・オータムナル+アッサムのブレンドのティーととっても合いました

そして最後に・・・



巨大なトライフルです
かなり豪華です
フルーツ・ポンチと共に、パーティーで活躍しそうです






日本人好みの味にアレンジされた、ミンスミートパイは本当に美味しい味でした。
これなら日本の家庭でも、クリスマスの定番菓子にできるかもしれません。



豪華なトライフルと共に、皆さんもいかがでしょうか~
コメント
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