幕尻の徳勝龍 初V！

幕尻の徳勝龍　初V!

大相撲初場所（東京両国国技館）で
奈良県出身の徳勝龍関が
14日目(1/25)の天覧試合で
競り合っていた正代関を破り
千秋楽では
大関の貴景勝を
力強く寄り切りで破り
見事 幕尻での優勝を飾った

彼は
木瀬部屋（肥後の海親方）に属し
奇しくも　
親方と同郷（熊本）出の正代関と
千秋楽まで　4勝1敗で
競り合い　みごと逃げ切った

優勝時の年齢といい
奈良出身の関取といい
千秋楽での結びの一番といい
本当に記録ずくめの本場所であった

ご両親や地元の喜びは
いかばかりであったろう
（しかも　場所中に
恩師の近畿大時代の恩師
伊東勝人さんが 18日に急死されたが

天国の伊東さんに恩返しができた）

一番下にいて怖いものはなかった
もう33歳じゃなくて　
まだ33歳だと思って
いけるところまでいきたい
と　現在の心境を吐露している

「幕尻から下克上」と
スポーツ紙面に書かれていた

来場所からも
自分らしく気合いの入った相撲を
楽しみながら　味わいながら
気負わずにとって欲しいと思う

ps2020.1.27 草稿
正代関も
今回は「化けた」と思う

ただ　今場所は
14日目に徳勝龍関に負けるなど
相手の方に　より運が
回ったのかもしれない

これからの正代関には
いい意味での欲を持って欲しいと思う