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初冬の文芸*🍁短歌&🍂俳句 12/9

2023年12月09日 13時56分00秒 | Weblog

初冬の文芸*🍁短歌&🍂俳句 12/9




( T緑地のS(Jt.)ちゃん 11月8日 )

🍁柿の実の最後の二個が川縁に

  一つになるを静かに待って

 ※12/9 木々の枝で 一つや二つだけ残っている葉や実を見ると 一抹の寂しさを覚えるし また最後まで頑張れとも思う

🍂 川縁に最後の一個柿の実の

 ※12/6  まだギリギリ2個だけになったが 柿の実 が一個になるのは いつだろうか? 最後の一個が落果したら ここも真冬を迎えるだろう


🍂二度綺麗 桜の見頃 紅葉の

 ※12/6 散歩の帰り いつも通る小さな公園の片隅に 桜の樹が 何本かある 春にはあんなに綺麗な花々を咲かせていた桜の樹が 晩秋、初冬になり 冷涼な大気の中で 樹々はすっかり紅葉を纏っている 散り残った紅葉は 夕日に映えて 振り絞るかのように紅く照り輝いている 地面には 花びらの代わりに 紅葉の錦が 広がっている 春は春色、秋は秋色で美しい


🍂堤防に秋の夕焼けシルエット

 ※12/6 堤防で 地域猫の世話をしていると 通学の学生たちが 次々に自転車で通って行く ずっと向こうの南西の空では やがて没するだろう夕陽が 堤防を通り過ぎる人を 照らし続ける 陽光のこちら側では 通り過ぎる人々が 一瞬人影のシルエットになる さながら切り絵の世界に成り変わる ああ、今日も生きた、生かされた 明日は どんな日になるだろう‥


🍁七転び八起きの達磨大師さん

  転んだ先に掴んだモノは

 ※12/9 今朝、ナナちゃん(我が家の保護猫)と散歩していると 仕出し屋さんのバンが止まっていた お坊さんの姿も見えた バンの車体には 達磨さんの絵があり その仕出し屋さんは「八起」という そこの料理は美味しくて ウチでもたまに注文をする 

察するに 道すがらの知人の家で どうやら法事があるようだ

どなたの? 帰宅後 そのことを妻と話したら 妻が親しくしていたH さん(奥さん)の13回忌ではないかと言う

元気に立ち働いていたH さんは 還暦までまだ間があるのに ある病気で急逝されて 私らは驚き悲しくなった あれから12年も過ぎたのか‥ 今日改めて偲んだ

 ※達磨大師は 仏陀(お釈迦様)、白隠禅師、良寛和尚、鴨長明、松原泰道、ひろさちや、五木寛之と共に 私の宗教観や人生観に 大きな影響を与えた方の一人だ(注・敬称略)


🍁公園は移ろう季節粛然と

  受け入れており我らも猫も

 ※12/9 今日もまたR公園に来た

一月前まで会っていたSちゃんを

思い忍び 冬初めの木々や空を仰ぎ見る


🍁ノラネコは真冬の暮らし過酷なり

  真夏も同じ健気に生きて

 ※12/9 地域猫の世話を始めて5,6年になる いつも夕方に会う堤防の八 ちゃんが お昼の散歩で見かけた 堤防の上は 冷たい風が吹くので 下の溝の陽だまりでじっとしていた それでも 屋根もなく 暖衣も暖房もなく ひたすら冷気にじっと耐えている 八ちゃんよ 夕飯食べたら 屋根付きの作業小屋の中で 寒さ凌ぎの布などにくるまって 静かに寝ているんだよ 

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