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それぞれの「卒業」式 令和三年の春に卒業を思う(1)

2021年03月06日 23時33分00秒 | Weblog

それぞれの「卒業」式

 令和三年の春に卒業を思う( 1 


( シダレヤナギの青芽と早春の空 3/1  

今 コロナ禍にあっても

日本のあちこちで卒業式が執り行われている

もう既に式を終えた学校もある

(熊本県内の高校は  3/1 が多かった)


(3/6) ラジオから

荒井由実(松任谷由実)の「卒業写真」の曲が流れている

今年度(令和二年)の卒業アルバムは

作製するのがとても大変そうだ

学内行事や部活などが中止されたり簡素化されたりして 記念・記録の写真が激減し さらに 感染防止のために

気安く数多く学校を訪問するのも

スタッフの方は気遣われたとも思う

(私は 卒業アルバムが作成され

全ての学生たちに配布されるのが

当たり前だと思っていたが

今回のコロナ禍での大変さや苦労を

見聞きして そうではないことを

痛感した でも何とか配布して欲しい)


下は保育園から上は大学(院)まで

多種多様の「卒業」式がある


最近 テレビを見ていて

司会者やキャスターが 降板や交代をする際に よく「卒業」という言葉を

使うことが増えてきたように思う

最初は何のことだろうと思ったが

何ということはない

「(一応 )今の仕事を終える」

ということらしい

「交代や降板」では 受け取る印象が

ややマイナーな感じがするからだろうか?

「卒業」だと 一通り仕事を成し遂げ

それなりの達成感や成果が窺える

そんなイメージが湧いてくる

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

今 その「卒業」ということから

この社会を眺めると

いろんな人生の側面が見えてくる


まず一般的な小中(高)校生の卒業


赤ちゃん期や幼児期を「卒業」した

子どもたちが 小学校で学ぶ

初等義務教育を受けて

社会で生きるための最低限の学びの

第一歩を踏み出す(小学校)


中等義務教育を受けて

自立した社会人になるための

学びの第二歩を歩む(中学校)

ここで 私の学生時代は

中学校を卒業して就職し

社会人になる同級生がいた

(私の両親や兄の世代までは

中学卒業後仕事に就く人が多かった)


更に 専門性を身につけようと

高校や高専に進む人もいる

普通 難しい専門的な学問や実習、

社会全般の教養や知識も身につける

(そこまで中々高まらない人もいるが)

私の学生時代は

かなりの人が この高校や高専を

卒業した後 社会人となっていった

(私も 高卒後 一旦就職した)


ここまでで 私たちは

いろんなことから「卒業」していく

幼稚性や世間知らずで済まされない

「おとな」への階段や入り口を前に

また新たなドアを開けて

未知の世界に入っていく


学ぶことや専門性を極めるために

更に高みを目指す人もいる

高卒後進学する大学や短大への道だ

(私は 高卒後企業に入り 一年で

退職し 予備校で学び大学に進学)

コロナ禍の今 学生たちは

学ぶことや生活することに追われ

本当に大変そうで気の毒でもある

彼らも 社会を支える貴重な人材だと

思うので しっかりサポートして欲しい

日本では 収入の割に 学費や教育費が

かなり高いことが 学びの質を

落としている一因だと考える

私の娘たちは

知の発見や学び調べることが好きで

いわゆる大学を終え それから先の

大学院まで進み 研究者となった

娘たちの「公的な卒業」を数えれば 

六、七 回も終えていることになる

(それにしても「女子学生」の扱いが

旧態依然としていて 娘たちも

男女間の格差の中 学校や職場で

能力を活かしきれていない感じがする)


それに キャスターのような

「社会的な卒業」を加えれば

かなり多くの「卒業」を終えている

(筈である)


私も 小学校から退職まで

いろんな卒業を迎えて来た


就職後は

「お父さん(パパ)業」に

勤しみ そして 後年  卒業


そして 現在

私に「残っている卒業」は

運転免許や自転車乗り、

外出すること、何かの世話をすること

そして 誰かと共に暮らすこと

それらと離れていくことが

私に残された「卒業」だと思う

ps 2021.3.3 草案

今 コロナ禍にあり 愛する人や

親しい人と面会し話すことが

そうして 

別れの言葉を交わすことが

大変困難な状況に陥っている

だから ワクチン接種が広まり

新型コロナウイルスの蔓延が

収束して 新型コロナの感染が

普通の病気扱いになって

私らの「人生最後の卒業(式)」を

後悔することなく 安心して

迎えられるようになれば と願う

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