50オヤジの独り言

50歳既婚、子供なし、犬2匹と金沢市内に住むオヤジの独り言です。

JUDOその2

2012-08-04 06:49:38 | 時事ネタ
結局、男子は一つも金取れずに惨敗

女子も1個だけ・・

昨日の杉本のように健闘!した選手もいましたが

やはり惨敗といってよいのではと思います。

JUDO見ていて思うのは

メダルを取っても金でないと

選手がみなすごく悔しそうというか

謝っています。

確かに私なんかも金でないとすごく残念な気がします

お家芸なんで金が当たり前という感覚で見ているの・・


しっかし

これは選手にすべての責任を押し付けるのはかわいそうだとも思います。

今回のルールはJUDOであって柔道ではありません。

そしてJUDOは格闘技でなくジャッジ競技です。

そんな中で日本の選手は柔道で勝負した・・

その姿勢は悪くないと思いますし

ある意味あっぱれだと思いますが

オリンピックももはや参加することに意義があるなんて時代じゃあありません。

ある意味国家の威信をかけてやっているし

その為に税金も使っているわけです。

国威発揚というのは古臭いし

それで皆が盛り上がっている間に為政者がなんか陰でこそこそやりそうな雰囲気が

あるので(特に今の政権はその匂いがプンプンにおう)

好きではないのですが

景気浮揚対策としては

有効だと思います。

金メダルとれば引退後もそのおかげで飯も食えるし豊かな生活が送るチャンスが得られる

それはそれで良いことだし

その為に努力する人、それを支える人にお金が回ることで

新しいビジネスが育てばそれも素晴らしい

そういう意味でももっと国でメダル対策を強化すべきだと思っているのですが

今回のJUDOについて言うと

日本柔道連盟のミスマネジメントですよね

こういうルールで行われることや

柔道とJUDOが異なることは事前の情報収集でわかっていたはずです

ほぼ全員が負けているということは

選手個々人の問題ではなく組織全体の問題です。

どっかの甲子園のプロ野球チームもそう

組織のマネジメントにかかわる人間は全員その責任を自覚し負うべきです。

そのあたりに改革のメスを入れないと

当分低迷するでしょうね・・

一言でいうとこのような変化の時期は

その変化に対応できそうな人材を見つけその人間に全権をゆだね

独裁的なリーダーシップを発揮させることが有効だと

言われていますが

日本柔道連盟にそれができるかどうか???


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1 コメント

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Unknown (ヘタヨコおやぢ)
2012-08-04 09:11:49
まったく残念ながら、しかし予想通りの結果に終わりました。

「今回のルールはJUDOであって柔道ではありません。そしてJUDOは格闘技でなくジャッジ競技です。」とお書きになっていますが、まさにその通りだと思います。

柔術→柔道→JUDO・・・と柔道は世界化=グローバル化を遂げてきましたが、その過程で精妙な「術」はすべからく失われてきたようです。

例えば、柔道では相手の胴着を「しっかりつかみ」投げるうんぬんとされていますが、これは「術」の見地からするとほとんど自殺行為です。
相手がこちらをつかんでくれた時こそ、技をかけるチャンス。
つかんだ相手は、私の身体もしくは衣服の特定部位に力を居着かせるからです。
力を居着かせると、負け。

この動画なんか分かりやすいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=7DiNQgAbH0Y

こういう技術を柔道は捨ててきました・・・というか「科学的見地からは説明しづらい」ので見ないようにしてきたようです。
その代わりに分かりやすい筋トレの方向へ走った。

だから今の柔道(JUDO)の試合は、筋肉に頼ったナマの力同士がガツンガツンぶつかり合う、悲惨で醜い肉弾戦となっています。

日本柔道の将来は、次の二つ以外に無いように思えます。

1、もう柔道じゃなくJUDOと割り切ってジャッジ競技への道をまい進する

2、「柔術」の技術を復興し、JUDOを凌駕する

今大会の結果を踏まえ柔道連盟は「メンタルトレーニングを強化する」うんぬんのコメントを出していました。

やれやれ。

日本JUDOの暗黒時代は、まだまだ続きそうです。
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