よねの備忘録

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国語 読解力は高校入試をも左右する。

2019-06-18 16:54:39 | 公立校の学習法・過去記事

リーディングスキルテスト

(引用開始)

日本語のルールに従って
教科書の文章を読むことができない生徒がいるのではないか」と
いう仮説からスタートした「基礎的な読む力」を測るテストです。

(引用終了)

たとえば、

「義経は平氏を追いつめ、ついに壇之浦でほろぼした。」
「平氏は義経に追いつめられ、ついに壇之浦で滅ぼされた。」

同じ意味の文章ですが、少なくない中学生が間違えています。

しかし、大事なのはここから。

2017年ごろ、
2万4千名を対象としたリーディングスキルテストでは

進学できる高校の偏差値。この相関は0.8でした。

相関係数
が0.8は「強い正の相関がある」ですので、

読解力の有無が高校入試の結果を左右した、

といっても言い過ぎではありません。

①「教科書を正しく読めない」
②授業を聞いても理解できないので面白くない
③成績が伸びない

このような過程になっていると考えられます。
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実は、小学校の国語では、「文法」があまり強調されません。

主語は何?述語は何?
ある言葉がどの言葉を修飾しているのか?

中学以降の英語では、うるさいほど強調されるのですが、
小学校の国語では、キビシク教えられていません。
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【読解力の教材】

「はじめての論理国語」(水汪舎)
  小学1年レベル~小学4年レベル

小学1年レベルとはいっても、
使われている言葉(語彙)が小学3年レベルというだけで、
論理の概念は、大人がみても、なるほどと思うはずです。

この4冊は、いっきにやりたいところです。

この3冊のあとは、
中学レベルの、教科書や、講義型参考書を、
丁寧によめば、おのずと基礎的読解力はついてゆきます。

よねの推薦教材
 ・「やさしい中学英語」(学研)
 ・「やさしい中学数学」(学研)
    または
 ・「語りかける中学数学」(ベレ)
 ・「中学校の歴史(地理/公民)が1冊でわかる本」
   (かんき出版)
 ・「システム中学国語シリーズ」(水汪舎)
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【語彙・漢字の教材】

「いっきに極める国語」(くもん)
  小学4~6年の漢字
「くもん基礎がため100%」(くもん)
  中学国語 漢字編
「マンガで語彙力アップ1000」(みすず)
「中学 国語力を高める語彙力1560」(中学教育研究会)

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