よねの備忘録

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教科書レベルを「習熟」するとは。

2020-10-27 13:22:59 | 公立校の学習法・過去記事

あるブログより

(引用開始)

「習熟」についての確認ですが、
これは「習った物事がスラスラ出来るようになっている」状態の事。
そして、国・数・英のような積み重ね科目では、
習ったばかりのときは多少時間がかかっても、練習する事によって、
その習った内容をパッと出来るようにしておかないと、
次のレベルに進んだときに、内容がすぐに理解できずに、
身につきづらくなってしまう、というお話でした。

 さて、ここで「学校の教科書」についてですが、
実は、学校の教科書とは、学習内容を提示しているだけの物なんです。
基本内容としては「こういう物がありますよ」、
ちょっと発展的な内容だと「こういう物がありますよ」と提示しているだけ。
ですから、教科書だけをやっていても「習熟」とは、
ほど遠い状況で終わってしまいます。

そのため、学校では副教材として問題集などが用意されているわけですが、
それでも、練習量としては足りない、と思っているといいでしょう。
当然、プリントや宿題などで、その不足分を補う事になります。
 
 そして、ここから分かることは、教科書や副教材とは違い、
プリントや宿題を用意するのは、
それぞれの学校の担任や教科担当の先生ですから、
この「習熟」に関して言えば、学校の先生の力量によって
差が大きくなる
、ということなんです。

 それで、学校の先生のプリントの状況を確認してみてください。

全く出していないと言うのは、ほぼ論外。

また、これはちょっと判断が難しいかも知れませんが
「何を練習させたいのか」という意図が分からず、
ただ、プリントを出しておけば、何とか体裁を保てる、という感覚で、
プリントを出している先生も、ほぼ論外です。

 きちんと「習熟度をあげたい」と思っている先生ならば、
今、教科書で習っている内容の復習・練習プリントになっているはず
その辺りの内容も確認してみて、このまま勉強していくと、
ちゃんと習熟度が上がっていくのか、
別の言い方をすると「積み重ね科目」がきちんと出来るように
なっていくのか、と言うことを判断してみてください。
 そして、それがうまく行っていないようならば、市販の問題集などで、
学校で習っているところをしっかり練習させてみてください。

(引用終了)

教科書レベルを、「考え込まずに、ぱっと出てくる」ことが大事です。
問題を見た瞬間に、鉛筆が動き出すようでなくては。
当ブログでは、「手が覚える」と称しています。

中学受験・高校受験は、
「落とせない基礎問題」と「差をつける難問」から成り立っています。
中学受験に関する情報を見て、焦りを覚える親もいるでしょうが、
小学・中学の「落とせない基礎問題」=教科書レベルを
「習熟」していれば、高校の学習に困ることはありません。
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