よねの備忘録

お勉強問題が中心。
政治を語るときは、ネトウヨです。

「基礎力」と「差をつける難問」

2020-10-17 16:37:31 | 公立校の学習法・過去記事
中学受験や高校受験など、受験は、
「落とせない基礎問題」と「差をつける難問」から
成り立っています。

難関と呼ばれる学校には、入学希望者が多いですから、
「差をつける難問」を出題して、受験者に差をつけ、
選抜をするわけです。

「差をつける難問」を解けることは、
次の段階を学ぶためには、必ずしも必要ありません。
中学受験の「差をつける難問」が解けなくても、
中学の教科書レベルを学習するうえでは、
障害にはなりません。
高校受験と高校の学習においても、同じような関係があります。

1996年ごろ、よねは、先輩医師から面白い話を聞きました。
当時の北大・医学生の成績と、
高校の成績/センター試験の成績/2次試験の成績
以上の相関関係を調べたら、
センター試験だけが正の相関関係があった、とのことです。

ブログ界では、中学受験ブログの数が多いです。
地方の公立校生の親は、それを見て、
焦りを覚えるかもしれません。

受験研究家の和田秀樹氏は、福島の中高一貫校の、
教育課程を監修しました。
生徒の質は、東京なら、小5の選抜コースに落ちるレベル。
入学して、まず行わせたのは、
中学入試の計算問題と、国語の問題でした。
その結果、一期生16名から4名の慶應合格がでました。
成績が悪かった生徒も、MARCHに入学しています。

小学生の親が子どもの中学受験レベルの国語を見てあげるのは
大変です。しかし、出口汪先生の、中学生向けの
国語教材を行わせることで解決できます。

コメント
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