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枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

春霞・仲春から晩春へと

2025年03月26日 | Weblog

 我が家の庭は梅が開花したばかり、世間では桜の咲き始め。気温はシーソーかジェットコースターにも、暖かさに汗ばむ。然し油断は禁物と布団を干すが、湯たんぽ忘れず。風のそよぎ網戸と心地よく吹き通り、瞼も塞がる。

 諸物価の値上がり、更なる倹約も然したる節約遠い。遣り繰り思いつく限りを試み、栄養面や数値は厭われない。庭先の蓬も新芽の時期ならばこそ摘み茹でて、白玉粉溶き団子。素朴な風味に舌鼓、育てば入浴剤と乾燥させ。

 枇杷葉生葉用いての温圧療法は、江戸時代八代将軍吉宗が庶民に無料の養生所建てて始まる。生葉・つるつるの面を肌に当て、その上に温めた蒟蒻布で包み乗せる。火傷をしない温度が肝心、身体を労わる民間療法と広まる。

 花芽は確実に育つ中、結実したもの小豆大と鈴生り状態。これから自然摘果しながら、初夏に色つき熟れてを収穫する愉しみ也。4月下旬には、野鳥対策高じ不識布かけナイロン紐吊るす。ヒッチコック・鳥そのもの集団勢い。

 枇杷葉の生葉の旬は小寒から大寒の時期、花芽は種類や陽当りに由るが11月から春の彼岸まで。果実は、熟れてくる初夏と異なる。ハウス物や地域に隔たりが大きく、一般的な路地物を基本・寒さは苦手陽当り好む薬樹です。

 枇杷葉茶を作る 専用の薬缶か土瓶に茶葉1摘まみと水1.5ℓを弱火で煎じ、季節により所要時間は異なるが強火・沸騰はさせない。台所での作業時は、その場を離れずに行い火災を避ける。火事の原因、気の緩みと油断から。

 何事も、最初から上手くはいかぬし自分なりの工夫を。何より癒され、心を豊かに暮らし向きの対応と心得ましょう。


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Unknown (sr1007)
2025-03-26 08:31:30
sr1007
昨日は大阪も汗ばむ暖かさでした。それでも夜は湯たんぽまだまだ必要ですね。
蓮の新芽でお団子初めて知りました。素朴なお味なんでしょうね。
田舎にいた頃はこの時期よもぎを摘んで湯がいて母がヨモギ団子を作っていたのを思い出します。ちゃんと教わっておけば良かったと後悔してます。
anazannさんのようにおばあさまの教えをしっかり覚えておけばよかったと今さらですが。
枇杷葉も江戸時代からなんてそんな古くから伝わっているんですね。
有難うございます。
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Unknown (とまと)
2025-03-26 09:45:14
おはようございます~♪
今朝は、天気予報の言うように暑いです。
そして黄砂の影響なのか?空も霞んでいます。
そちらは、黄砂の影響はないですか?

蓬。私が転勤した職場では、蓬を摘んで
団子を作る行事があったそうです。
私が転勤した時にはなかったのですが・・・
そのころは、蓬もたくさんあったような。
今では、道にも蓬がありません。
蕺は、たくさんあってよく見かけるんですけどね。

いつもありがとうございます。
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中国は三千年以上前 (アナザン・スター)
2025-03-26 10:01:29
sr1007さん、祖母のしていたこと、兄妹では中児のわたくしだけです。
兄も妹も、お金を出せば良いという考えです。
つまり蓄えもあり、老後は安泰の環境。

季節の旬に気づいたのは、旧暦と清貧の暮らしです。
おばあちゃんがしていた・・・
記憶の箱に鍵を差し込み開けると、あふれ出て来ましたの。

枇杷葉を遣い、施行をせよと白龍に遇わせてもくれたのです。
子どもの頃には、兄・跡取りばかりを大事にして、わたくしは外れっ子。
今になり、風習や慣習に縛られていた、祖先への想いが甦ります。
何時でも聞ける、ではなく、一度聴けば覚えられますよ。
心に沁みた事象は、決して忘れないです。

枇杷葉は、中国ではお釈迦さまの頃、遡れば三千年以上前です。
日本には、遣唐使時代に吉備真備が秘匿し、仏典と共に持ち帰りました。
光明皇后の千人行は、奈良の施行院でされたと記されています。
NHKの番組で観ております。

当地には、吉備真備、和気清麻呂・廣虫姉弟が朝廷に貢献しています。
手塚治虫氏、火の鳥には吉備真備も描かれていますよ。

枇杷葉が庶民の間に広まったのは、江戸時代。
徳川家康は、薬草に通じ、味も匂いもしない枇杷葉の種で、薬殺したり生かすは知られています。

民間療法でありながら、現在にも自然への畏怖させあれば、活かさる薬樹です。

大河ドラマ、ご覧でしょうか?
吉原の遊女は、折檻を受けての治療、医者に罹ることもできず、枇杷葉手当てしてました。

東京に枇杷葉が多いのも頷けます。
夏には暑気祓いに、枇杷葉茶を売って歩いています。
寒中の作業で採り、乾燥させて用いたのです。

古人の知恵や、工夫は今以って見習いたいもの。
歴史は繰り返し、流れていくと疑わず。

いつもありがとう♡
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旬を愉しむ (アナザン・スター)
2025-03-26 10:15:17
とまとさん、蓬を見かけない?
野鳥が啄んでいるのかな?
それとも排気ガス、農薬散布でしょうか?
意外と蔓延りますもの、行政も管理が追い付かないのかもしれません。

我が家には、古里から持ち帰って植えた路蕗や、生えていた蓬、野草があります。
今朝は、それを摘んで花瓶に挿しました。

蕨は、フェンスの向こうに。
木通も種の発芽です。

無い者強請りではなく、ある物を使えば生かされますね。
共存と自覚してます。

蓬は、お灸よりいいので食します。
大きくなったら、葉だけ捥いで乾燥させ入浴剤。
市販品は、余分な臭いに化学反応が出ます。
自然の恩恵を活かせる暮らし、愉しいです。

まあ・何事にも限度がありますが。
自分の可能な範囲を、愉しめれば佳しです。

黄砂か?霞か??
昨日は凄かったですが、晴れていて布団を干しています。気温15℃
着る物も薄着にして、すばるは膝です。

鳩や亀、餌は買ってるの?
野菜屑は食べないのかな?

いつもありがとう♡
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いつも良いお話を頂戴いたしております。 (oichan)
2025-03-26 10:27:04
いつも良いお話を頂戴いたしております。
日常、この様なお話を、聞ける人も、身近にいないのでとても有難く思っています。
気に成ったきっかけは、すぐ、近所に居られる方の庭先にも、2本の枇杷の木が有って、”枇杷葉が”良いのよ伺ったことが有ります。
近親者の中に体調のすぐれ無い方が居られ、定期的に葉を採取されて、宅配便で送っていると、仰っておられました。
私も、西医学は”算学”と思っていますので、過去から伝わる自然療法派です。
また、いつもご支援いただいておりまして、感謝いたします。
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枇杷葉 (アナザン・スター)
2025-03-26 12:15:47
oichanさん、枇杷葉との出遭いは、奇妙であり必然的な事象と思わざるを得ません。

ファローして下さる方々の中に、見掛け倒しであったり、嘘ではないにしろ、世間体だけの記載の方が分かります。
良い恰好しいです。
綺麗ごとばかりを並べたり、自分を否定的に書き、肯定させる文章が多いです。

自分であること、それらが森羅万象から授かる力で変化し、或いは不変と気づかない。
わたくしは自らを受入れた時に、天啓で訓えられました。
何をどんなに抗おうと、自然の前には為す術もありません。

地球が温暖化へ往くのは、機械頼り・便利・快適・明るいを電気で行うからです。
照明の角度を15℃にすれば、都会で星空が観えるのです。
光害です。
匂いも、辟易する強さは香害。
自然の恩恵を思えば、倹しやかに暮らせる。

枇杷葉での自然療法には、命を慈しみ、祈りと感謝があるのです。
心を豊かに、気持ちを癒せる薬樹です。

何時も応援を有難うございます。
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Unknown (sayoko)
2025-03-26 21:18:54
こんばんは〜
よもぎ団子、美味しそうですね。新潟県では米の粉とよもぎを練り茹でてから焼いて食べます。
あんこや野沢菜を煮た物を入れたりします。
昔、貧しい農民が屑米を粉にして食べていたそうですが
今は土産物屋で売っています。

お米も野菜も高いですよね〜
山菜が顔出してくれると助かります。

おやすみなさい。
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旬を愉しむ (アナザン・スター)
2025-03-26 21:35:02
sayokoさん、昔はそういった物、売ってなかったし、家で作るしかなかったもの。
最近は、儲けに何でも売りです。

素朴な味は、自分の好みにできます。
餡子の甘さ加減、みたらし風の甘辛さ、美味しいです。
米粉で作っていました。
石臼で挽いてね。
今は、設備がないので買うしか・・・
白玉粉は、上品な味です。

家の庭に生えるのを摘み、湯がき刻んでお八つにします。
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