枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

期待は液体に・・・

2023年12月15日 | Weblog

 昨夜、夕方からの雨に転じ流星群は観られなかった。前夜に大きなのを確認しているのもあり、多くは望まぬ。自然現象なのも、人間の都合では変えられずでもある。温暖化しているのも一因だが、気温の暖かさに宙も戸惑うのだろうと雨神に感謝を伝える気持ち膨らむ。

 天水の有難さを思えば、晴れ間ばかりでは作物は育たないもの。発芽状態や生育への影響が甚だ異なことには、驚異が満たされる。水遣りでは達成できない環境に、頭を垂れて祈る。枇杷苗の様子にも、品種の違いからすっくと伸びるのや脇芽が生じても来る愉しみ。

 房州は横伸びして、田中は背高に茂木はすっきりしている。一概には云えぬが、環境に左右されるのは必須で陽当り状態も大きい。今年は、白枇杷が5本程度の自然発芽している。種を植えたら怪しいが、自然の恩恵には甚く感謝の気持ちをとリエさんに3本預けたよ。

 枇杷苗にも意思の疎通はあるものと、行った先の状態を想う。何がどう?異なるかは不明だが、そこには感謝の気持ちが左右するのかとも。気持ちが亘らないと根付かぬし、枯れてしまうことに。人間は体面を表に、真実を裏に隠すが枇杷葉には通じないことも訓えられた。

 輪廻転生。この現象に愕然とするのは、僅か二歳の命を終えた児を知っているからだ。あれは阪神大震災の1ヶ月後、仕事をしていて真っ赤な炎が立ち上がり驚きに瞳を瞠った児が視えた。火事だわ!と叫ぶが、誰も気づかず怪訝な顔を向けられた。夕方、悲報を知る。

 真人間になりますと、行いを悔いた者。来世には、健康な身体を備え時間を満喫する人生であってと祈る方も。産まれる前に誓約書を書くのだそうだが、心根が捻じれてしまうと違える。自らへ課せられた使命を想える時、誰も恨まないで妬みを持たないでとあちらに贈るが。


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