田舎の僻地であるが故に、読み物は無いに等しかった子どもの時代。兄の買って貰う小学館の付録付き雑誌は、楽しみで何度も繰り返して読んでいた。昼間には手伝い等あり、然も兄の管理なので貸してくれないから風呂焚きをしながらである。蝙蝠の飛び交う時間に陽は落ち、焚火の明りしかない状況だった。
浜田廣介の泣いた赤鬼に、悪いことをしたりや裏切りの代償を知った。祖母のお伽噺に耳を傾けたのは、かぐや姫や鉢かつぎ・一寸法師・桃太郎・金太郎等心は踊る思いで聴いた。中学生の時に図書室で中学時代掲載・子守りロボット、衝撃を受けた。以来アシモフ系に、手塚治虫は無論だがSFにのめり込んだ。
海外の作品群は何れもSFで、未来科学の面白さや進歩著しい物語に魅了された。学校時代の理科や物理・化学にはとんとついていけなかったが、理屈を超えた愉しさも。創作の初めは、岩崎書店への熱烈な手紙がきっかけで、当時の編集者からの往信。まさかの福島賞で、選考委員の光瀬龍師に選評を貰え狂喜。
地元の同人誌にも参加していたが、手ぬるい内容に辞めた。新聞紙上での選評も、テレビに出たりもしたが違和感が強くそれだけでは暮らせない現状。今は拙ブログでの投稿にしているのは、時間の調整に気持ちが添うから有難い。雨余屈折の時間も大切だと、この年齢になってしみじみと感じるのは悠久の刻。
人生には、あらゆる次元の織り成す光と闇がありそれらが心身へ影響する。雨が降る日も、風の吹くことや雪に嵐と起きる。その中での自分のありようを、見つめられる時に初めて己を知るのだと漸くに悟次第。他人と比べるのも、羨み嘆くにも多々あろうが命を粗末にはしたくない。それが判り、逝けるのだわ。
浜田廣介の泣いた赤鬼に、悪いことをしたりや裏切りの代償を知った。祖母のお伽噺に耳を傾けたのは、かぐや姫や鉢かつぎ・一寸法師・桃太郎・金太郎等心は踊る思いで聴いた。中学生の時に図書室で中学時代掲載・子守りロボット、衝撃を受けた。以来アシモフ系に、手塚治虫は無論だがSFにのめり込んだ。
海外の作品群は何れもSFで、未来科学の面白さや進歩著しい物語に魅了された。学校時代の理科や物理・化学にはとんとついていけなかったが、理屈を超えた愉しさも。創作の初めは、岩崎書店への熱烈な手紙がきっかけで、当時の編集者からの往信。まさかの福島賞で、選考委員の光瀬龍師に選評を貰え狂喜。
地元の同人誌にも参加していたが、手ぬるい内容に辞めた。新聞紙上での選評も、テレビに出たりもしたが違和感が強くそれだけでは暮らせない現状。今は拙ブログでの投稿にしているのは、時間の調整に気持ちが添うから有難い。雨余屈折の時間も大切だと、この年齢になってしみじみと感じるのは悠久の刻。
人生には、あらゆる次元の織り成す光と闇がありそれらが心身へ影響する。雨が降る日も、風の吹くことや雪に嵐と起きる。その中での自分のありようを、見つめられる時に初めて己を知るのだと漸くに悟次第。他人と比べるのも、羨み嘆くにも多々あろうが命を粗末にはしたくない。それが判り、逝けるのだわ。