Aさんに、花芽茶を作るなら、満月までに。と伝えていたのが、向うの勝手な思い込みで、満月前後と言われる。丁度、上弦の日に寄ったので、満月までの天候でされるのがいいと、話したのだ。昨日は、得に風もあり、晴れてもいたから済ませたと思った。
明日は、日がいいと云うので、暦を見たが、然したる佳き日でもない。況して、今は雨も降っている。明日の採集には不向きだろう。折角の心使いも、惨憺たるものである。自分の思い込みや判断でするなら、初めから聴かぬ方がいいのに。今後は云わぬ。
友人も、枇杷葉茶を飲むと、子宮が疼く、と言うのであるが、水の合わないのもある気がする。また、枇杷葉茶を信じなければ、効果も薄れる。玉葱にも血液サラサラの効果はあるが、枇杷葉茶程はない。そこにスギナや蓬を飲んでいるらしいがどうだろう。
何にしても、市販品を買うのより、旬の野菜を使っての、食事であってもらいたい。冷凍品は便利かもしれないが、落とし穴が必ず付いている。まあ、そういった物でお腹を満たして、病院に出向き、薬や手術での措置もいいだろう。副作用は怖くないのかな。
それでも、強ち是非にとの奨めはしない。個々の生き方だし、人生の彩りは自分で決めるものだからだ。歳を重ねると、あちこちに支障が出てくるのは、これは仕方のないこと。病院に行ってまで、役にも立たない薬をもらってまで、長生きをしようとは思わぬ。
枇杷葉茶のお蔭で、心身ともに健やかであれば、それだけで有り難い。この先、20年弱としても、大層なことでもある。その間の生き方を、信念に撤したもので可能に出来るなら、それに越したことはない。諦めもせず、かといって積極的な生き方も苦手だ。
なすがままなら、きゅうりぱぱということだ。内田康夫の作品にも、外れはあるのだとがっかりする。終章のない殺人と軽井沢殺人だ。長ったらしいだけで、だからどうなのよ。と言いたい作品である。やたらと読者をその気にさせて、内容がお粗末であった物。
今年の初夏の、袋をかけた白枇杷。物凄く生って、枝がしな垂れてきて、折れてしまうかと心配もした。