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枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

北風の吹く頃に・・・

2015年11月24日 | Weblog

 昨夜の雨も上がった。天気に気を良くしたものの、地面が湿っているので、布団干しは止めることにした。友人の来る日なので、何とか寝床を這い出す。枇杷葉の花芽が満開で、気絶しそうな程芳香が押し寄せる。昆虫も来ており、蜜を吸うのに余念がない。

 介護の現場には、技術も資格も必要だが、教養や知識の類も求められる。では、そられはどういった時にか。例えば、話し言葉や、文章力にも差が歴然となる。パソコンでの漢字の変換は無論だが、文章も同じことが言えるのだ。読書の必然性を強く感じる。

 何がどうしてどうなった。何が、どうして、どうなった。明らかにこちらの方が読み易い。Aさんが椅子に躓いて転んだ。この方が更に分り易い。日本には、倭言葉があるし、表現の言い回しにも多々あって、そこに教養の差が出る。知った被りでなく知識で持つ。

 内田康夫の作品にも、古典的な言い回しに出くわす。何とも云えない絶妙な語り口に、話の筋が理解できる。小説家にも色々あるらしいが、自分の好きな作家は、こういった文章の書き方も愉しいのが多い。難しい言葉にも、独特の表現があって好ましいもの。

 書籍の持つ役割には、個人差があっていい筈で、何時でも何処でも、取り出せるのがいいとも言える。特に、文庫版はポケットに入るので、好都合だ。年末になると必ず、本屋に注文する物に、藤井旭の天文ガイドと、暦がある。日捲りと旧暦のカレンダーもだ。

 人間の暮らしには、月の満ち欠けは欠かせない。地球人であれば、宗教の如何に問わず、必ず観ているものである。恒星の軌道上を、ぶつからないように廻る地球。月が消えたら、太陽に引寄せられて衝突してしまう。重要な役割で、生命誕生の秘密もある。

 自然からの影響を受け、私たちは地球で暮しているが、棲む権利などはない。環境を破壊して、人類のエゴを剥きだしにしているからだ。今に、自然からの警告に耳を貸し、あらゆることを止めよう。原発等以ての外だ。沖縄の辺野古への基地建設も白紙に。

 玄関の傘立てに止まった、黒揚羽蝶。何という美しさだろう。あのビロードと言うか、ベルベットなのか、光沢に見惚れる。

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