桜も散り終えるようで、アスファルトに花弁が舞う。川面にも筋を引いて流れる。これは、花筏とも云う。四季の移り変りは、感心を持たないと知らずに過ごす。日本には、独特の文化が存在しているのだ。伝統を何としても守る必要はないが、知っておいても邪魔にはならない。
言葉にしても、正しい日本語が話せる人は、歴史の知識も多く、諸外国のことにも精通しているもの。新しい言葉を生み出し、流行語にするのもいいが、大切にしなければならないこともある。そういったことを踏まえての判断であれば、些かも怖じせず、会話が成り立つのだ。
大切な掛替えのない命は、誰とも比べようがない。世代も人種も、超えたところで平等である。異なるのは、考え方や知識の大小で、これらは本人の学ぶ姿勢で変化する。義務教育の中では当たり前のことかもしれないが、戦争があるのでもなく、働かなくてもいいからである。
ダイアモンドを身につける時、生産地の労働条件の、過酷なことを思うだろうか?其処で働くのは、子ども達だということを知っているだろうか?何カラットという高額なダイアモンドを掘っても、生活を支えることは難しい。そこでは当たり前と云わざる労働が、子ども等を縛る。
以来、ダイアモンドには興味が失せた。何よりも素晴しい、自然の物を眼にできる。数多の星の煌きを眺める。永遠の輝きはない。今を美しく冴える宇宙には、人間の思惑など至らぬと、壮大な神の意思が横たわる。その自然を観られる幸せを感謝してこそ、生きられる。
明日は、火星の接近だが、天気の有無は何れであるか。天文考古学、民俗学、あらゆことの歴史を学んでいきたいもの。リエさんと行った、大江戸博物館は素晴しかったね。その江戸時代の基盤を築いた、徳川家康の話を読んでいるよ。中々、進まないのが三巻目です。
徳川家康は、薬草を使いこなしていたのでも関心が湧く。タイムスリップには江戸時代だ。漢方の処方だけで、人命を援けていたことにも驚く。民間療法と侮らないことも大切。命の神秘さは、神々が定め決めた。不可抗力の畏怖の念にびっくりする。是非、見てみたいもの。
東側の、種類不明の枇杷葉。初めて花芽をつけた。上手く結実するかは不明だが、声をかけてはいる。