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枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

銀河も湯たんぽで

2009年03月14日 | Weblog
 天気は回復したようですが、ちゃぶい・・・。足元には湯たんぽを入れて、暖をとっています。炬燵は、客間にあるため、そこまで行くのが面倒。しかもパソコンは違う部屋にある。加えて、風邪を引いては、仕事に支障が出るの。袢纏を着込んで、喉に熱い枇杷茶の湿布をして、手覆いをする。温っかいなぁ。

 朝から先程までは枇杷酒で喉湿布をしていた。枇杷葉が乾燥して来、ごわごわし始めたので、枇杷茶に換えたの。大根も、三杯酢で即席漬け。喉の痛みにはよく効く。黒豆も玄米酢で漬けるといいようですね。豆を食べても良し。エキスを飲むのもいい。黒豆をことことと煮るのは、手間もかかるので、この方法が案外いいかも。

 豆は全般的にいろいろと活用範囲が広い。私は、大豆を、カレーの中にも入れます。冬場に、トマトや胡瓜の夏野菜を、わざわざ買って食べるより、身体にはいいような気がしますよ。消費者が買わなきゃ、生産者も考えると思うよ。

 これからの農業は、高齢化していくし、地産地消だって言うくらいなら、根本を変えて行かなきゃ。農薬は使わない。有機肥料の使用。手間や時間、人手が必要になってくれば、仕事のない人が働けるんだよ。

 百姓をなめたらあかんよ!心のこもった野菜には何をおいても、味の良さがあるね。見た目の良さって、人間で言えば、整形することだよ。ありのままの自分を受け入れてくれるのは、自然に己を添わせることではないかしら?病院にかかり、注射や薬を飲むのが、本来の人間の姿ではない。これから先も、できうる限り、枇杷葉で予防に努めよう、と思うのです。

 庭を1巡する。枇杷葉の、傷んだ葉を採りながら、ふと、その葉の元に目がいった。新芽が芽吹いてきている。生命の神秘さというか、逞しさであろうか。数十本の枇杷苗も、枯れているように見えるが、小さな芽をつけている。まだ鶯の声は聴こえぬが、確実に春の到来が近づいているんだ。

 川の水も、冬場には『ちょろ』ともしなかったのが、歌いだしてきているよ。日本の巡り来る季節に、なんだか感動しちゃったね。うふふ、日本に生まれて、田舎に育っててよかったなぁ。これから地球がどうなるか、って心配よりも、人間がどうにかなるのが案じられるよ。
 
 地球自体は、異危険が迫れば、自ずと再生する機能に切り替わっていくのじゃないの?枇杷葉の苗木を植えている家を、ちょくちょく見かけます。水をいただきに行かせてもらっているAさん地にも、私がうだうだいうもので、庭師さんが持って来て、植えられたそうです。

 枇杷も植えてから、2年くらいは葉を採らないのがいいですね。根が大地に下りて、しっかりと張れば大丈夫です。ですから、小さな苗から植えて、そこで大きくするのがいいのです。

 最近は3年ほどで結実するのもあるようですね。品種改良されているのが悪いとはいいませんが、できれば原種の方が、ほったらかしで育つので、いいようにも思えます。また、いろんなことへの免疫があって、丈夫ですよ。但し、年数がかかる。それが欠点かもしれません。

 千葉のRさんに枇杷を店頭で買うように話したんだけど、農薬がかかっているから怖い。と言うのね。え?と言う感じ。枇杷って農薬をかけなくても、というか。あれ自体が殺菌作用があるから、必要がないよ。そう答えたのに、見た目が悪いから、かけてるよ。ぽつりと呟かれた。

 安心してね!我が家のは、正真正銘の無農薬ですからね。枇杷酒を作るのも、農薬があるかと思うと、作れないよね。化粧水も心配だよ。体にいいことをするのに、心配しながらなんて、心に負担が増えちゃうよ。

 我が家の枇杷の実。チャボの卵大です。新聞で袋を作ってかけます。昨年は、一昨年に某新聞紙上にT画家さんが、枇杷はあまり美味しくない。という書き込みに1枝分を、新聞社宛てに送らせてもらった。

 私の枇杷は、甘酸っぱくて美味しいのです。農家のプロにも絶賛されました。木村さんの林檎ではないけれど、丹精込めて枇杷にお願いをすると、叶えてくれるようです。

 初夏の僅かの間の果物ですが、それだけに気が抜けません。
 この後、1週間経って、木から捥ぎました。
 
コメント
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