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枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

啓蟄、雨降って・・・

2009年03月05日 | Weblog
 夕方から降りだした雨である。日中はすこぶるお天気であったのが、崩れたようです。梅の香が、心地よいですね。花からは酸っぱさでなく、爽やかさが感じられて、好ましい。

 枇杷の花は、先月の6日の誕生花なんですね。冬にはその時期の花かとばかり思っていましたが、案外夏の花が入っていたりです。誕生日の花を、プレゼントされるのも、好きな花ならいいのだが、躊躇うような花だったら困りそうです。

 私は、その条件がピタッと合っているが、悲しい事に誰もそれに気づかないようです。しかも高いのね。まあ、我が家に植えてあるからいいや。と変に納得する。誕生花も、ほんとうにしっくり似合っている人はとても少ない、と思うのね。

 そういうことは、隠れて努力したい。でも、視えない部分は、感じ取ってくれる相手でないと、生涯、表面に出ることはないでしょうね。努力って、これ見よがしにすることではないからね。

 自分のしている仕事を、誇りに思えるか、というと些か残念だが、答えに窮するよ。自己満足では、決してできない。今日もね、排泄失敗があって、気持ちが悪いものでご機嫌が悪い。

 しかも自分でしたい。そうでしょう?するべき場所でしたいのが、できなくて汚れてしまった。感情が押さえ切れなくて、声を荒げてしまうんでしょ?

 私は、思わず抱きしめてあげて、心が落ち着くようにしてから、着替えてもらったの。何を言われても、ただただ頷いてあげ、本人の望まれることを優先したよ。ちょっと時間はかかったけれど、着替えを済ませた本人は、ほっとしているのがわかった。

 手を差し出すと、にっこりして握ってくれた。子どもの頃に、失敗してとても恥ずかしかったよ。その時の微妙な心って、深い処で傷ついているんだ。親は、子どもの体調は元より、何気ない言葉でも、傷つくということを知っていてほしい。

 医学が進歩して、死にたいのに、死ねなくなった。認知症が現れていても、心臓はしっかり動いている。自分の動かない身体を呪っても死ねない。その現状にすっかり戸惑い、腹を立てている。みんな同じなんだけど、対応には個々に違っていいと思うよ。でもそいうのには時間も、心も、何倍もかかるね。

 孫が風邪を引きそうな時、必ず甘え方が違うよ。熱の出る前で、クラゲ状態。うるさいくらいまとわり付くよ。だっこして、負んぶして、おーよしよし。私も年を重ねた時に、何もわからなくなったとしても、やっぱり邪魔者扱いはいや。

 死に直面していても、生きている間は、人として扱ってもらいたい。尊厳とはそういうのではないかしら。まあ、当たり前といえば、至極当然なことです。

 12月の、花芽の状態です。まだ、咲いているのもちらほらで、夜半に漂う匂いにうっとりしていました。枇杷は、夕方くらいからが、強くなるようですね。枇杷葉を採って適当に切り、焼酎に漬けるのも、この時期です。3ヶ月後には使用できて、切り傷や擦り傷はもちろん、水虫にも効果が大きい。

 ジャムの瓶などに花芽は漬け込んで置き、後で果実酒の瓶に移し変えてもいい。もちろんですが、焼酎も足しておきましょう。これに種を入れると、香りが違ってきます。2年から3年物が最も美味しいです。ひじょうに美味です。
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