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■本歌は「の」を続けて4回流す。式子の感性が心地よく耳にひびく。記紀万葉や
ユーカラ(世界的に有名なのは「イリアス」「オデュッセイア」)以来、言葉は「言の
葉」となって移り動き、「言霊」となって心に感じ伝わる。声を出して、耳で聞いて、
感動の心根とともに、伝えられたもの。今となっては古語古謡は難しいものが多
いので、つとめて易しい口語で、しかも気持ちよく口に出せる、耳に聞える表現を
心がける。望蜀というなかれ。
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【補注】○衣手=袖。
○ひさかたの=ここでは「天」の枕詞。
○式子=悠 011 参照。
* 原爆投下、都市「焼」滅・・・その映像は、目にするたびに悲しみが増す。
AMOREM ET PACEM AETERNUM IN MUNDO.