悠山人の新古今

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034 星合を眺めて

2005-08-06 05:15:01 | 新古今集

■本歌は「の」を続けて4回流す。式子の感性が心地よく耳にひびく。記紀万葉や
ユーカラ(世界的に有名なのは「イリアス」「オデュッセイア」)以来、言葉は「言の
葉」となって移り動き、「言霊」となって心に感じ伝わる。声を出して、耳で聞いて、
感動の心根とともに、伝えられたもの。今となっては古語古謡は難しいものが多
いので、つとめて易しい口語で、しかも気持ちよく口に出せる、耳に聞える表現を
心がける。望蜀というなかれ。

【補注】○衣手=袖。
     ○ひさかたの=ここでは「天」の枕詞。
     ○式子=悠 011 参照。

* 原爆投下、都市「焼」滅・・・その映像は、目にするたびに悲しみが増す。
 AMOREM ET PACEM AETERNUM IN MUNDO.

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