百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

バレンタインデー

2012-02-14 17:35:18 | 随想

  2月14日  平成17年1月1日より 2,610 日目
             歩いた歩数        その距離
本日     15,127 歩     10,589 m
総計 36,342,327 歩 25,439,629m
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツベルリンを経てハノーバーに向かう、後 145,221 m

 今日はバレンタインデーだ。今年もさる老婦人からチョコレートを貰った。80歳になった頃から毎年頂いているので、最近は87歳になった今年も頂けるのかなぁとツイツイ期待してしまう。

 6~7年前、彼女はチョコレートを持ってやってきて、ちょっと恥じらいながらこんな話をした。「実は大阪の親戚から沢山チョコレートを貰った。その方から「貴方のご主人が亡くなってからもう十数年も経っているんだから、このチョコレートを意中の人に差し上げて人生を楽しんで・・・」と言われたという。そして配って歩いてるので貰って欲しいと言った。

 すこしくすぐったい思いもしたが、有り難く頂戴した。それから毎年、同じ事を言いながらチョコレーを持ってくるようになった。そうなると、癖になって今年もと、つい期待してしまう。

 こんな風習が日本にも流行ってきたことはかなり前から知っていたが、貰いっぱなしで居たところ、ホワイトデーにお返しするのが風習になっているのだというを知った。こんな風習がなくとも貰ったらお返しするのは当たり前のことだが、バレンタインデーにチョコレートを貰ったからホワイトデーにお返しの贈り物をするなんて、若者じゃあるまいし、コッ恥ずかしくってやれるもんじゃない。「痛し痒し」といったところだ。


今日は妻の誕生日

2012-02-13 21:02:13 | 随想

   2月13日  平成17年1月1日より 2,609 日目 
            歩いた歩数        その距離 
本日       13,811 歩       9,668 m
総計 36,327,200 歩 25,429,040m 
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツベルリンを経てハノーバーに向かう、後  155,810 m 

 今日は妻の誕生日。妻は85歳になった。誕生日を祝ってくれる者は一人も居ない。パパは勤めに出て留守。ママは社協の会議で居ない。私は末広会の飲み会に出かける。妻は一人で留守番。でも妻は私と二人、介護保険の世話にもならず、借金で首が回らないこともなく、余り世間に迷惑もかけずに暮らしてきた。私と二人で今でも生きて来たことだけで喜んでいる。兄弟姉妹9組でみんなが2人3脚でやってきたが、未だに二人揃って達者なのは私だけだ。それが何よりの幸福だ、といって満足している。有難い話だ。私も後10日で87歳になる。20日には二人で警察に行き、新しい運転免許証も貰う。こんな夫婦ってあまり無いようだ。兎に角これが妻への贈り物かも知れないし、私への贈り物かも知れない。

 

 


「戦略的互恵関係」の包括的推進に関する日中共同声明を守れ

2012-02-12 16:23:10 | 日中友好

 2月12日(日) 雪 平成17年1月1日より2,608日目
           歩いた歩数         その距離
本日      15,896歩       11、127m
総計 36,313,389歩  25,419,372m
イタリヤ・オーストリア・ドイツベルリンを経てハノーバーに向かう。後165,478m

 昨日(11日)の信濃毎日新聞の3ページ総合覧に「日本の無人島命名に不満 中国主席、会談に応じず 日中友好7団体側に通告」という見出しで【北京共同】が伝えた記事が載っていた。

 中国の胡錦濤国家主席が、沖縄県・尖閣諸島周辺を含む無名の無人島の名称を確定させるとの日本政府の方針への不満を理由に、17日に予定していた日中友好7団体代表団との会談には応じられないと団体側に通告したことが10日、分かった。複数の日中関係筋が明らかにした。

 直前の会談キャンセルは外交上、極めて異例。中国側は共産党序列4位の賈慶林全国政治協商会議主席が代わりに会談に応じるという。

7団体は「日中友好協会」(会長・加藤紘一自民党元幹事長)、「日本国際貿易促進協会」(会長・河野洋平前衆院議長)や「日中友好会館」(会長・江田五月元参院議長)など。

 中国共産党機関紙、人民日報は1月中旬、尖閣諸島を「核心的利益」と初めて位置付けた論評を掲載しており、日本に対する抗議の意味合いが強いとみられる。

 日中関係筋によると、中国側は今月9日までに「日程上の問題」として胡氏と代表団の会談の取り消しを通告。中国外交筋は団体側の問い合わせに対し「軍部が、無人島の名称を確定させるという日本政府の方針に反発しており、胡氏の出席は認められない」と説明したという。

 日本側は16日、北京の日中国交正常化40周年記念行事の開幕式に直島正行元経済産業相を首相特使として派遣することを決めている。首相経験者を指名しなかったことに対し、中国側は「野田政権は中国を軽視している」(中国外務省幹部)などと不満を募らせており、会談キャンセルの背景にこうした事情があった可能性もある。

 私は「戦略的互恵関係」を結んだ胡錦濤氏が東シナ海に起こった問題は局地的に絞って解決する、という条項に触れる問題として対処すべきであって、特に関係ない日中友好7団体との会談をキャンセルするなどはもっての外だと思う。

 日本の中国駐在大使は何をしているか、外務大臣は何を考えているか、野田総理は何を指示したか、7団体の会長はは胡錦濤国家主席と福田首相とが署名した「戦略的互恵関係」をどう視ているのか、このことについて日本のマスコミは重大な関心を以って立ち上がって欲しいと要望したい。

参考までに胡錦濤氏と福田首相が取り交わした「戦略的互恵関係」の全文を掲載する。

 

「戦略的互恵関係」の包括的推進に関する日中共同声明

 

 胡錦濤中華人民共和国主席は、日本国政府の招待に応じ、2008年5月6日から10日まで国賓として日本国を公式訪問した。胡錦濤主席は、日本国滞在中、天皇陛下と会見した。また、福田康夫内閣総理大臣と会談を行い、「戦略的互恵関係」の包括的推進に関し、多くの共通認識に達し、以下のとおり共同声明を発出した。

 

  1. 双方は、日中関係が両国のいずれにとっても最も重要な二国間関係の一つであり、今や日中両国が、アジア太平洋地域及び世界の平和、安定、発展に対し大きな影響力を有し、厳粛な責任を負っているとの認識で一致した。また、双方は、長期にわたる平和及び友好のための協力が日中両国にとって唯一の選択であるとの認識で一致した。双方は、「戦略的互恵関係」を包括的に推進し、また、日中両国の平和共存、世代友好、互恵協力、共同発展という崇高な目標を実現していくことを決意した。
  2. 双方は、1972年9月29日に発表された日中共同声明、1978年8月12日に署名された日中平和友好条約及び1998年11月26日に発表された日中共同宣言が、日中関係を安定的に発展させ、未来を切り開く政治的基礎であることを改めて表明し、三つの文書の諸原則を引き続き遵守することを確認した。また、双方は、2006年10月8日及び2007年4月11日の日中共同プレス発表にある共通認識を引き続き堅持し、全面的に実施することを確認した。
  3. 双方は、歴史を直視し、未来に向かい、日中「戦略的互恵関係」の新たな局面を絶えず切り開くことを決意し、将来にわたり、絶えず相互理解を深め、相互信頼を築き、互恵協力を拡大しつつ、日中関係を世界の潮流に沿って方向付け、アジア太平洋及び世界の良き未来を共に創り上げていくことを宣言した。
  4. 双方は、互いに協力のパートナーであり、互いに脅威とならないことを確認した。双方は、互いの平和的な発展を支持することを改めて表明し、平和的な発展を堅持する日本と中国が、アジアや世界に大きなチャンスと利益をもたらすとの確信を共有した。

    (1)日本側は、中国の改革開放以来の発展が日本を含む国際社会に大きな好機をもたらしていることを積極的に評価し、恒久の平和と共同の繁栄をもたらす世界の構築に貢献していくとの中国の決意に対する支持を表明した。

    (2)中国側は、日本が、戦後60年余り、平和国家としての歩みを堅持し、平和的手段により世界の平和と安定に貢献してきていることを積極的に評価した。双方は、国際連合改革問題について対話と意思疎通を強化し、共通認識を増やすべく努力することで一致した。中国側は、日本の国際連合における地位と役割を重視し、日本が国際社会で一層大きな建設的役割を果たすことを望んでいる。

    (3)双方は、協議及び交渉を通じて、両国間の問題を解決していくことを表明した。

  5. 台湾問題に関し、日本側は、日中共同声明において表明した立場を引き続き堅持する旨改めて表明した。
  6. 双方は、以下の五つの柱に沿って、対話と協力の枠組みを構築しつつ、協力していくことを決意した。

    (1)政治的相互信頼の増進

     双方は、政治及び安全保障分野における相互信頼を増進することが日中「戦略的互恵関係」構築に対し重要な意義を有することを確認するとともに、以下を決定した。

    • 両国首脳の定期的相互訪問のメカニズムを構築し、原則として、毎年どちらか一方の首脳が他方の国を訪問することとし、国際会議の場も含め首脳会談を頻繁に行い、政府、議会及び政党間の交流並びに戦略的な対話のメカニズムを強化し、二国間関係、それぞれの国の国内外の政策及び国際情勢についての意思疎通を強化し、その政策の透明性の向上に努める。
    • 安全保障分野におけるハイレベル相互訪問を強化し、様々な対話及び交流を促進し、相互理解と信頼関係を一層強化していく。
    • 国際社会が共に認める基本的かつ普遍的価値の一層の理解と追求のために緊密に協力するとともに、長い交流の中で互いに培い、共有してきた文化について改めて理解を深める。

    (2)人的、文化的交流の促進及び国民の友好感情の増進

     双方は、両国民、特に青少年の間の相互理解及び友好感情を絶えず増進することが、日中両国の世々代々にわたる友好と協力の基礎の強化に資することを確認するとともに、以下を決定した。

    • 両国のメディア、友好都市、スポーツ、民間団体の間の交流を幅広く展開し、多種多様な文化交流及び知的交流を実施していく。
    • 青少年交流を継続的に実施する。

    (3)互恵協力の強化

     双方は、世界経済に重要な影響力を有する日中両国が、世界経済の持続的成長に貢献していくため、以下のような協力に特に取り組んでいくことを決定した。

    • エネルギー、環境分野における協力が、我々の子孫と国際社会に対する責務であるとの認識に基づき、この分野で特に重点的に協力を行っていく。
    • 貿易、投資、情報通信技術、金融、食品・製品の安全、知的財産権保護、ビジネス環境、農林水産業、交通運輸・観光、水、医療等の幅広い分野での互恵協力を進め、共通利益を拡大していく。
    • 日中ハイレベル経済対話を戦略的かつ実効的に活用していく。
    • 共に努力して、東シナ海を平和・協力・友好の海とする。

    (4)アジア太平洋への貢献

     双方は、日中両国がアジア太平洋の重要な国として、この地域の諸問題において、緊密な意思疎通を維持し、協調と協力を強化していくことで一致するとともに、以下のような協力を重点的に展開することを決定した。

    • 北東アジア地域の平和と安定の維持のために共に力を尽くし、六者会合のプロセスを共に推進する。また、双方は、日朝国交正常化が北東アジア地域の平和と安定にとって重要な意義を有しているとの認識を共有した。中国側は、日朝が諸懸案を解決し国交正常化を実現することを歓迎し、支持する。
    • 開放性、透明性、包含性の三つの原則に基づき東アジアの地域協力を推進し、アジアの平和、繁栄、安定、開放の実現を共に推進する。

    (5)グローバルな課題への貢献

     双方は、日中両国が、21世紀の世界の平和と発展に対し、より大きな責任を担っており、重要な国際問題において協調を強化し、恒久の平和と共同の繁栄をもたらす世界の構築を共に推進していくことで一致するとともに、以下のような協力に取り組んでいくことを決定した。

    • 「気候変動に関する国際連合枠組条約」の枠組みの下で、「共通に有しているが差異のある責任及び各国の能力」原則に基づき、バリ行動計画に基づき2013年以降の実効的な気候変動の国際枠組みの構築に積極的に参加する。
    • エネルギー安全保障、環境保護、貧困や感染症等のグローバルな問題は、双方が直面する共通の挑戦であり、双方は、戦略的に有効な協力を展開し、上述の問題の解決を推進するために然るべき貢献を共に行う。

 


 

 

日本国内閣総理大臣
福田康夫(署名)

 

中華人民共和国主席
胡錦濤(署名)

 

 

 

2008年5月7日、東京

 

 

 


中国学童からの便り 2

2012-02-12 03:16:43 | 日中友好

 2月11日(土) 雪 平成17年1月1日より2,607日目
          歩いた歩数           その距離
本日      12,890歩          9、023m
総計 36,297,493歩  25,408,245m
イタリヤ・オーストリア・ドイツベルリンを経てハノーバーに向かう。後176,605m

           

 

 


  敬愛する高主精一おじいさん
   こんにちは。お忙しい中お手紙を頂きありがとうございました。
   まだお会いしたことは有りませんが、いただいた写真から貴方は厳粛の中に優しさが有り、
   微笑みには飾りが無く、思いやりの中に親しみのある、一人の厳粛で飾り気の無い、そし
   て思いやりの有る方とお見受けしました。
   頂いた手紙を見ました。大体の意味しか分かりませんが、私に対する大きな期待を感ず
   ることができました。

 援助いただいた学費から、絵画の勉強の学費を払いました。手紙の中に私が画いた絵を
 一枚入れておきました。頂いた雑誌も見ました。美しい日本を見て、大きくなったら必ず
 日本に旅行に行こうと思いました。
 貴方は私の生まれ変わった父(母)です。必ず期待を裏切らないように勉強に努力し、将来
 は良い仕事に就いて、そして貴方を引き取って父母に孝行すると同じように孝行したいと
 思います。
                健康を祈念して
                        王梓棋
                                 10 月7 日

          

          

    尊敬する高主精一おじいさん
      こんにちは。お手紙受け取りました。日本語は分かりませんが、行間から貴方は苦労を
      し尽くしたご老人で、子供のころ多くの苦労をされ、それを自分の努力で乗り越えて偉大    な 事業を興されたことをうかがい知ることができます。


   ずっと私達の勉強に対する資金援助をいただいていることに感謝します。貴方の思い遣
   りには私達一家共々大変感動しています。一人の高齢なご老人の中国の子供の勉強への思
   い遣り、貴方の私達への関心は、私たちに勉強に努力するよう励ましてくれると共に、ど
   うしたら社会に役立つ人間になれるのか教えてくれます。


  勉強をしっかりやりながら、私は県の書道クラブに参加しています。硬筆書法の作品は
  中日友好交流会に出展されました。ここに筆ペン書法作品を同封し贈呈しますので、良く
  ないところはどうかご指摘ください。

  新年に当たり、ここに我が家一同新年のお祝い及びご健勝と万事如意を祈念いたします。
                                                        趙軍碩
                                                                2011 年12 月5 日


中国学童からの便り 1

2012-02-10 17:18:51 | 日中友好

 2月10日(金) 曇 平成17年1月1日より2,606日目
          歩いた歩数           その距離
本日      16,464歩        11、525m
総計 36,284,603歩  25,399,222m
イタリヤ・オーストリア・ドイツベルリンを経てハノーバーに向かう。後185,628m

 昨日、市場の大口さんからメールが来た。中国から贈られた学童の作品に同封されていた文書の訳文が出来たので送る。出張などで遅れたと書かれていたが、専務として貿易部を陣頭指揮して日中両国を往来してしている身なので、頼む私のほうが虫がいいのだ。嘗て日中友好協会の事務局長をしていた時に、中国語に堪能なことから貿易部に招請したのが縁で今も何かとお世話になっている。

 私の里子と島崎さんの里子と二人の児童からの便りなので、日中友好のため、公開する。

 私の里子の霍聞一君の便り

              

 

  尊敬するおじいさん
    こんにちは。私は霍聞一です。手紙をいただき、大変嬉しく思います。手紙を見て貴方の
    更に多くを知りました。敬愛するおじいさん、心から敬服しております。

  私のことを書いておきます。私は今四年生になりました。新しい講堂に入り、私はこの講
堂を非常に気に入っています。建物は大変高く、教室も広くて明るいです。このような環
境下、必ずしっかり勉強し、貴方を失望させないようがんばります。

  毎日帰宅後は先ず宿題をやってから夕食をたべます。私はとても健康ですのでおじいさん
は心配無用です。私に対する期待を裏切ることなく、必ず更に勉強に努力します。

  もうすぐクリスマスです。貴方とご家族の皆さんにクリスマスのお祝いを申し上げます。
貴方は世界を周遊しているとのこと、必ず体には注意し、自分を大事にしてください。私
も貴方に写真を二枚送ります。それと自分で画いた絵を一枚新年の贈り物として同封しま
す。
  新しい一年において身体健康、愉快な心、万事如意を祈念して
               最も貴方に思いをはせる 霍聞一より
                                                                        2011 年12 月8 日

      

 島崎さんの里子 王夢洋くんの便り

        

        

 島崎のおじさん こんにちは。

 お手紙拝読しました。おかげで見聞が広がり、また大いに感動しております。島崎のおじさんからは仕事でお忙しい中、返信とサイン入りの写真を頂き感謝しています。この信義とお心使いは必ず丁重に保存しておきたいと思います。

 嬉しさと賛美の目で何度もおじさんの故郷の美しい写真を拝見しました。このような山紫水明で景色の麗しい所、まったくもって別天地です。機会があれば必ず訪れたいと思います。

 島崎のおじさんの自己紹介をみて、おじさんは謙虚で実務に励む本物の企業家とお見受
けしました。今後しばしば連絡させて頂き、おじさんの知恵と成功の経験を汲み取って自
分を高め、しっかり勉強して各種の知識と技能を身につけて、品行と知識を兼ね備えた立
派な学生になります。そして将来祖国の繁栄に貢献し、中日友好関係の架け橋となりたい
と思います。

 島崎のおじさんもしばしば中国を訪れてください。
島崎のおじさんの事業発展、家庭円満と御多幸を、元旦のお祝いと、更に良き一年を祈
念いたします。
              恩を感じる子供: 王夢洋より