百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

琴欧洲優勝の成果

2008-05-25 18:47:53 | Weblog

 5月25日  (日) 
                        平成17年1月1日より 1,241日目
                   歩いた歩数       その距離
                        本日           14,204歩          9,943m
                        総計   17,300,615歩  12,110,431m
               北京より西安・蘭州・西寧・酒泉・嘉峪関・莫高窟を経て哈蜜に向かう。後 394,720m

             
                                            賜杯を手にする琴欧洲

  昨日優勝を決めていた琴欧洲は今日千代大海を破って有終の美を飾った。ヨーロッパ出身の力士として初の栄冠である。今場所躓いた蒙古出身の両横綱を倒し14勝1敗の成績は見事である。当初角番の大関で勝ち越して地位を保つかどうかという程度であったが、白星を重ねてゆく中で、両横綱を倒したことから相撲界は俄かに活気着いた。これは最近人気に翳りが差していた業界にとって、正に救世主的存在となった。

 優勝を決めた14日にはブルガリヤから父が来日して観戦、慶ぶ父親の姿もテレビに載り、父親のの名前も報じられた。[身体髪膚、之を父母に受く。敢えて毀障せざるは孝の始め也。身を立て道を行い名を後世に揚げ、以って父母を顕わすは孝の終わり也。」と孝経に記されている。最大の親孝行というべきだ。

 私も孫が英語の県大会で優勝した時は、審査員から「娘さんより貴方のほうが余程嬉しそうに見えた」といわれた。ノースアメリカン航空に勤務しているその孫が夕方の列車で帰郷した。

 


アジアの曙 「死線を越えて」

2008-05-24 18:40:41 | Weblog

  5月24日  (土) 
                         平成17年1月1日より 1,240日目
                                       歩いた歩数       その距離
                        本日           11,937歩          8,356m
                         総計   17,286,411歩  12,100,488m
        北京より西安・蘭州・西寧・酒泉・嘉峪関・莫高窟を経て哈蜜に向かう。後404,662m

             
                                          講演する武蔵正道氏(87歳)

             
                                      公民館に集まった市民

  今日、飯山市公民館で飯山市雪国大学 平和学習公開講座で「元在満同胞救済陳情代表の「アジアの曙 死線を越えて」の著者武蔵正道氏の講演が行われた。

 第二次世界大戦 昭和20年8月15日終戦 当時の旧満州国に居る在満同胞170万人の混乱と悲惨な悲劇の中、当時飯山市出身の丸山邦雄先生と共に満州より脱出に成功、日本政府並びに連合軍の最高司令官ダグラス・マッカーサー元帥に面談、在満同胞救済陳情代表丸山邦雄先生と共にその促進運動に活躍貢献された元在満同胞救済陳情代表武蔵正道氏が当時の真実秘話丸山邦雄先生を語り、また終戦当時より現在の世の中を語る。

 先生が飯山に来て、市役所を訪れた際、丸山邦雄先生の銅像が建てられているのではないかと期待していたが・・・と口火を切った。

 受付で渡された『柳原村誌より 抜粋』には丸山邦雄先生の出生から大志を抱いてアメリカに渡り幾つもの大学で研修、『排日移民法案』が上程された時には移民法の非を訴えて是正運動をしたこと、母校での教鞭をとることを勧められたが渡満して鉄鋼会社で社員の育成に当ったこと、終戦を迎えて、170万同胞の引き揚げに死線を越えて帰国、マッカーサー元帥に直談判、早期引き揚げを実現させたこと、トルーマン大統領に1千万留守家族の窮状をうったえるなど帰還促進に努めたと記載されていた。

 村誌にこれだけの記述があるのに、今日まで丸山先生の業績が村民(いや飯山市民)に浸透して居なかったことは何とも恥ずかしいことだといわざるを得ない。

 講演を終わって質疑応答を受けるというので、私は「先生が持って再度渡満した重要書類の内容とその成果」と「先生の功績に対する日本政府の対応」の2点について質問した。

 第一の点については「私は現地で活躍していた有力事業者に、困却している難民に生活援助を要請するもので、それに応えて支援した資金に保証しなかったと聞いているが?」と尋ねたのだが、複雑な説明で納得の行く回答は得られなかった。

 第二の点については、「国民栄誉賞」に値する賞と、大阪の造幣局で鋳造された女性像が贈られるようだったが、複雑な時代で中々進まぬ情勢からこちらから辞退したという回答だった。そして丸山邦雄先生には亡くなられた時、「勲4等」が贈られたと話された。

  87歳の武蔵正道」先生が2時間に亘って立ち通しで熱弁を振るわれた其の精神力とエネルギーには満堂の聴衆から賞賛の拍手が何時までも続いた。


莫高窟到着

2008-05-23 17:50:12 | Weblog

 5月23日  (金) 
                        平成17年1月1日より 1,239日目
                                     歩いた歩数       その距離
                        本日       14,615歩         10,231m
                        総計   17,274,474歩  12,092,132m
      北京より西安・蘭州・西寧・酒泉・嘉峪関・莫高窟を経て哈蜜に向かう。後 413,018m

                

                

                    莫 高 窟 到 着

  莫高窟は敦煌市の東南25kmの鳴沙山の断崖にある世界遺産に登録された仏教遺跡である。北魏から唐代にかけて永い間に亘って多くの塑像・壁画が作られてきたが、その後永い間忘れ去られていた。

 20世紀の初めこの佛洞から大量の経巻や古文書が探検隊によって発見されて一躍世に出た。日本からも大谷探検隊が乗り込んで数百点もの貴重な経典などを持ち帰った。この中に飯山の真宗寺の井上住職も参加している。

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                  大相撲13日目

                  

  琴欧洲の優勝かと安心して見ていたところ、苦手の安美錦とはいえ、喉輪で押し込まれて一方的に押し出される惨敗ぶり。続く白鵬も琴光喜の寄りに完敗して差は縮まらず、朝青龍まで敗れて4敗となって優勝争うからも脱落。気合が抜けた。

 


天晴れ琴欧洲

2008-05-22 18:09:56 | Weblog

  5月22日  (木) 
                          平成17年1月1日より 1,238日目
                                         歩いた歩数      その距離
                            本日        15,286歩     10,700m               
                            総計   17,259,859歩  12,081,901m              
                       北京より西安・蘭州・西寧・酒泉・嘉峪関・玉門鎮を経て莫高窟に向かう。後 5,249m  

                  
                                           琴欧洲白鵬を破る

  琴欧洲が白鵬を破った。勝負は琴欧洲の作戦勝ち、すごい早い攻め、すばらしい勝ちといわざるを得ない。明日の対戦は苦手の安美錦だが、今の勢いから見れば、賜杯に一歩近づいたと言って良いのではないか。

  琴欧洲はブルガリア産、大関昇進時は朝青龍の対抗馬ともいわれて期待されたが、右膝の怪我や足首の故障に悩まされて、成績が振るわず、最近は人気も落ち込み、失望の声さえ聞える有様だった。

 話題にも上がらなかった琴欧洲が突然息を吹き返して、白星を重ねあれよあれよと見るうちに両横綱を破って12連勝、単独トップに立った。まさに「天晴れ!」というほかは無い。

  今は全勝優勝で国技館に優勝額を掲げることを祈るのみ。

 


夏場所が面白くなった

2008-05-21 18:46:22 | Weblog

 5月21日  (水) 
                        平成17年1月1日より 1,237日目
                                     歩いた歩数       その距離
                        本日           17,517歩        12,262m
                        総計   17,244,573歩  12,071,201m
            北京より西安・蘭州・西寧・酒泉・嘉峪関・玉門鎮を経て莫高窟に向かう。後 15,949m  

    朝青龍がまた負けた。 大相撲夏場所初日で朝青龍が負けたことで私は「様ぁ~見ろ!」とおもったが、朝青龍が負けたことで俄然夏場所が面白くなってきた。

 連勝を続けてきた白鵬が10日目安馬に敗れて朝青龍と並んでしまった時は、千秋楽の決勝戦かと予想もしたが、先場所休場で角番の琴欧州が無傷で浮かび上がって来ているとは予測もしなかった。

 しかし今までの実績から琴欧州が朝青龍を破ることなど考えることも出来なかったので、私は琴欧州が負けて、当然三者が同列に並ぶものと推測していた。となると、また朝青龍の優勝かとがっかりしていた。

 ところが、琴欧州が今までの土俵とは見違えるような怒涛の攻勢で朝青龍を寄り切った。まったく見事というところだ。これで朝青龍の優勝は一歩遠退いた感じ、白鵬に風が向いた感じだ。

 しかし、琴欧州の今日の実力を見ては、明日の白鵬との対戦の予測は出来ない。いや琴欧州に歩がありそうだ。白鵬贔屓の私としては明日の決戦が思いやられる。

  それにしても、「事実は小説よりも奇なり」というが、こんなハラハラドキドキのシナリオを書ける作家が居るだろうか?