特別養護老人ホームふるさと苑訪問

　7月26日 　（木）　　①
                       平成17年1月1日より　937日目
                                    歩いた歩数      その距離
                       本日          13,070歩         9,149m
                       総計 　 13,110,483歩 　9,177,338 m
北京より琢州・保定・望都を経て石家荘に向かう。正定まで後 3,812m

  シニアリーダー実践講座で、受講者は地域の5箇所の養護施設に分散してボランティア活動をすることになり、私たち3人はふるさと苑に行くことになった。お世話する老人を励まそうと『歩いて世界一周』の記録を持って張り切って出掛けた。　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　
                                   　　 ふるさと苑

　　管理者からふるさと苑の事業方針やサービス内容について詳細な説明を受けたあと、ボランティア作業について指示されたが、期待していた老人たちとの接触ではなく、①古新聞でのごみ袋作り②オムツたたみ③食堂の掃除④戸の溝の清掃だった。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　食堂で

　　　　　　　　　　
                           誰の作詞か？合唱用か？

　　近代施設の中で、至れり尽くせりの待遇に、職員は大苦労、老人は天国。家には戻りたくないと。入所者70名。入所希望者200名という。うらやましい！

                    
　　　　　　　　　　　　　　　シャワー式介護浴槽

                    
　　　　　　　　　　　　　一人の老人の作、花の貼り絵

                    
　　　　　　　　　　　　　　　　　戸の溝の清掃

　　最後に、一人のおばあちゃんと話し合うチャンスを与えられた。飯山市に隣接する岩井・84歳と聞いて意気投合、身の上話や昔話に花咲いたが、10分程でタイムアウト。

日中理事会

　7月25日 　（水）　
                       平成17年1月1日より 936日目
                                    歩いた歩数       その距離
                       本日            9,983歩         6,988m
                       総計　  13,097,413歩　 9,168,189 m
北京より琢州・保定・望都を経て石家荘に向かう。正定まで後 12,961m

　　　　　　　　　　　　
                                2歳になった我が家のダイちゃん

　　飯山市日中友好協会の理事会で本年度の事業計画が協議され、総務委員会・帰国者支援委員会の提案が原案通り可決され、県日中友好スキー交流会が斑尾スキー場での開催について意見交換された。

　会長から交流会の受け入れについて、ホテルの社長と直接面談して宿泊費・リフト利用に好意的な理解を得たことを報告あった。これに対し協力範囲や対応姿勢について、二三のやり取りがあったが、県日中の青年委員会と女性委員会の共催で行われるものであるが、全面的に積極的に支援することに決まった。めでたし！めでたし！！

　懇親会に入り、日赤院長から、日赤の現状と医薬分業に振り切らざるを得なくなった苦しい顛末が語られたので、私は日赤が在宅介護という他の病院では真似の出来ない手厚い看護を85人という大編成で取り組んでいることを紹介した。このことを知っている理事が殆ど無く、日赤の院長も面目を施したようだ。

　帰途、Ｏ理事が「武蔵正道氏講演会」について、どんな人物かと質問したことから我が家に寄ってもらい、武蔵正道が満州難民170万人の帰国促進に尽くした決死的行為と、丸山邦夫氏と共にマッカーサーに直談判して実現したこと、その丸山邦夫氏が飯山市富倉の滝脇の出身であったことを話した。Ｏ理事が感動して聞いてくれたので武蔵正道著の『アジアの曙』を贈った。

服部邸訪問

　7月24日 　（火）　　①
                       平成17年1月1日より　935日目
                                    歩いた歩数      その距離
                       本日          12,542歩         8,779m
                       総計　  13,087,430歩　 9,161,201 m
北京より琢州・保定・望都を経て石家荘に向かう。正定まで後 19,949m

朝、ウォーキングを兼ねて昨年卒業した老人大学１班の集会に参加するため尾崎の服部邸に向かった。私が八百屋を始めて、初めての西瓜を仕入れた法寺には、嘗ての思い出は無かったが、地蔵様に昔を見た。　                                                            　　　　　　                      　　　

　　服部邸に着いたのは集合時刻に遅れること15分、大広間に入ると、上杉謙信の詩や旗・幟などの飾りつけに圧倒された。この部屋は主人、隣は奥さん好みの大舞台付の部屋。先ずここで茶菓の接待を受け、本命のアジサイ鑑賞に出た。　　　　　　　

　敷地面積は何千坪だろうか、想像もつかない。山林原野の中に邸があるという感じだ。原野・山林を切り開いて道を開け、その道沿いにアジサイを植え込んで、迷路に道筋をつけたようだ。「あじさい寺よりうちの方が・・・」と自慢しただけのことはある。

　　　　　　　　　　　
                             　　  服部邸のアジサイ道

　　アジサイを見て、邸に近づいたところに菊の作業場があった。日頃、「菊で忙しいので、欠席だ」と口癖のように言っていたが、そのことが良くわかった。汽車の造形や千輪という何百という花をつけた菊つくりの舞台裏を見せ付けられて圧倒された。

　　　　　　　　　　　
                              一本の菊で汽車作り中

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　1本で沢山の菊を咲かす「千輪」ために

　　秋に咲く菊の『千輪』のために、実物大の図面を引くことから初めて姿を作り、満遍なく光を当てるための回転装置まで説明を受け、その苦労話に心打たれた。

　　　　　　　　　　　　
                            　　　　　　　 熊を捕る檻

　　表に熊を捕る檻があった。主人公は菊のほか「鉄砲撃ち」もやっているのだ。昨年は十数頭を捕ったという。このあと、全員で記念撮影をして昼食の『兵隊屋』に向かった。

　　　　　　　　　　　　　
                                      集まった老大1班同期生

中国からの便り

  7月23日 　(月）　後
                      平成17年1月1日より 934日目
                                   歩いた歩数        その距離
                      本日          16,621歩         11,635m
                      総計 　 13,074,888歩 　 9,152,422 m
北京より琢州・保定・望都を経て石家荘に向かう。正定まで後 28,728m 　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　
                              午後になって漸く晴れ上がる

  午後、石家荘市のＫさんに電話を入れたが、留守だった。夕方のウォーキングから戻ると、「肖振玲さんから電話があった。電話があったことを伝えて欲しい。また電話する」と妻が言った。そして河北省外国専家局の支さんからも便りが来た。

　飯山の情報については、唐山と石家荘に果樹指導に来た塩崎さんから聞いた。返事が遅れたのは塩崎さんの通訳で同行していたからと言い訳していた。本文は私が提案した育英基金の私案に対する感想と承徳市の基金管理者の判断の重要性についての助言だった。

　彼女は、私は今までの育英基金は当然継続して行くが、新たに里親制度を設けて志のある同士を募りたいと思って提案したのだが、今まで続けてきた育英基金を変更して、就学困難な児童に対する里親制度に変更すると勘違いしたようだ。

　肖さんは承徳市外事弁の副主任なので、彼の電話もこの返事と思うが、彼の意向がすべてを左右することになるだろうが、まさか彼まで勘違いしているとは思えないが？どうだろう？

　

ツバメと引越し

  7月22日 　(日）　
                       平成17年1月1日より 933日目
                                     歩いた歩数       その距離
                       本日             5,830歩         4,081m
                       総計 　 13,058,267 歩 　9,140,787 m
北京より琢州・保定・望都を経て石家荘に向かう。正定まで後 40,363m

   朝、妻の実家から中野市に新築中の家が完成したので、家財の運び込みの手伝い方がた新しい家を見て欲しいと電話が入った。

　妻の実家は、新幹線工事の進展で8月中には立ち退いて更地にして引き渡さなければならないので、引越し先の工事を急いでいた。いよいよ本格的な移転作業に入ったところ。

　　第一陣の車が家財を積んで出掛けた後、次の車を待って戸外に立っていたところ、ツバメが目の前を飛びかって行く。見ると、玄関脇の庇にツバメの巣がある。

　　　　　　　　　　

　親ツバメが餌を運んでくるたびに子ツバメが大きな口をあけて餌を強請る。私が見ているのが気になると見えて、咥えてきたトンボを慌てて子ツバメに渡して飛び立ったところ、バトンタッチがうまくいかなかったようで取り落としてしまった。親ツバメは二度三度と飛び回って拾おうとしたが、私が見ているので、諦めて飛び去った。

　　私は親ツバメは公平に順番に餌を与えているのか？何分置きぐらいに戻ってくるのか?興味を持って見つめていたが、ふとこの家が取り壊されるまでに巣立つことが出来るのか心配になった。

　　　　　　　　　　　　

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    午後、引越し作業に入ったところで、お祭りが始まると呼び戻された。

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　宮司さんは女性