9月14日 (火) ①
平成17年1月1日より 2,115日目
歩いた歩数 その距離
本日 12,920 9,044m
総計 29,291,784歩 20,504,249m
パキスタン・アフガニスタン・イランからトルコ、イスタンプールに向かう。後804,310m
午後、日赤から戻って、テレビに噛り付いていた。民主党の代表を決める国会議員の選挙が行われていた。下馬評では、選挙選の当初は世論は管首相が優勢、国会議員は前幹事長の小沢一郎の優勢が伝えられていたが、終盤に入って菅首相は国会議員の支持率も上がって僅差に追い上げてきた、サポーターや地方議員の票が圧倒的に多いので優勢、小沢前幹事長が猛追している。勝敗の行方は混沌として見えない、と言うのがマスコミの評価で、今日の両候補の最終演説で態度を決める国会議員の票が勝敗のカギを握っていると報じていた。
剛腕の小沢氏に政治の転換を期待する国会議員に対して、前政権を引き継いでタッタ3月でこれからが本番、クリーンな菅首相を支持する国民世論を前に【洞ヶ峠】を決め込む議員の攻略を目指す両陣営の動きに、私は民主党の本質を見た思いで政治の醜さを感じていた。
午後4時近く、選挙結果が発表された。菅総理の圧勝だ。劣勢を伝えられていた国会議員の票さへ僅差ながら小沢氏を上回った。政治資金に対する疑惑が払拭されていないことや菅総理続投を望む地元の意思に抗しきれず、国民の意思に従った国会議員もあったのだろう。地方議員で60%を獲得、党員サポーターでは圧倒的な支持を得て、遂に東北の闇将軍を葬り去った。まさに快挙だ。日本人の潔癖さが素直に表現されたし、不様な短期交代を回避したいという思いも叶った。
国家・国民にとってもベストではないがベターな選択だと素直に称賛したい。しかし政治資金疑惑があろうがなかろうがお構いなし、剛腕で力強い政治であって欲しいなどと願う政治家が民主党の半数近くも居て、恥も外聞もかなぐり捨てて闇将軍の為に動き回る姿は頂けない。
代表選びの選挙が終わった今、ノーサイドで挙党一致、国政運営に当たって欲しい。野党も日本人だ。国家の大本を左右する重要法案を廃案に追い込む暴挙はしまい。仲良くケンカして欲しい。