百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

飯山トンネルは単線か?

2006-10-08 18:41:26 | 随想

  10月8日  (日) 
                       平成17年1月1日より646日目
               歩いた歩数      其の距離
           本日        19,670歩        13,769m
                       総計  9,278,068 歩  6,494,648 m
          武漢から九江・景徳鎮・黄山を経て南京を目指す。黄山まで160,502m

                       

  昨日の夕方、ウォーキングで飯山トンネルの工事現場を通ると警備員から声を掛けられた。厳つい姿の警備員なので、通行禁止の道路だ、通ってはいけないと指示されるのかと振り向くと、「あんた市場の人じゃないかネ」と、更に「あんたと中国へ一緒に旅行したことがある」と言う。

 よくよく顔を見ると、20年も前に飯山市日中友好訪中団の第一回目の訪中のとき、上海での雑技団の公演の際のマジックで、観衆に舞台に上がって共演して欲しいと声が掛かったとき、勢いよく飛び出して行ったあの顔だった。

 彼は木島平の郵便局に勤務していて、市場に切手を売りにきたことがある。仕事熱心な男だと感心して、大量に切手を買ったことを覚えている。雑技団の大観衆の中へ飛び出して行った勇敢な日本人が飯山日中に居たことに勇気ある男と評価していたが、一銭の得にもならない切手を、飯山市まで出かけて売りに来た青年に好感を持っていたことを忘れない。

 二人が嘗てのつながりを確認した後、わたしはこんな質問をした。「トンネルは少し小さいんじゃない?」彼いわく「オレもそう思ってる。」「そうかい。どうやって走るの?」「単線だって、短い距離なら、待機していて交換できるヨ。飯山線が替佐で交換するみたいに」「フン、そうか!」

 彼の説明に納得して帰ってきたが、どうしてもそんなバカな企画を新幹線でする筈がないので、またトンネルを見に行ってきた。写真を撮ってきて考えた。現在の一番下の地盤に線路を引くと、新幹線が2輌は並ばないが、線路はこの地盤に据えられるのではなく、砂利を入れたり、枕木(?)がはいつたりすると線路はもっと高い位置に据えられる。そうなればトンネルの横幅はかなり広がるから、複線が引かれるのだろう。余計な心配することはない、と結論したが・・・。さて?

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 これは横吹の道路付け替え工事現場に近づいて撮った写真。中央の車を見ると、現在の道路より電鉄線跡の整地された土地が大分高いのがわかる。