3月13日 (火) 平成17年1月1日より 2,638日目
歩いた歩数 その距離
本日 16,636歩 11、645m
総計 36,774,962歩 25,742,473m
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツハノーバーを経てデュッセルドルフに向かう、後 100,677m
今日は待ちに待った「所得税の確定申告日だ。「税金」と聞いただけでも心臓がドキドキする人がたくさん居るようだが、私にとっては1年に一度の【不労収入の入る日】だ。
公民館には8:30に着いた。受付順は12番。申込書に住所氏名などを記入して提出すると、係の方から「営業ですか?」と問われたので「年金生活です」と答えると、それだけなら確定申告は必要無いような目で見つめるので、「株の配当を受けているものですから」と説明したが、彼にはそれだけで確定申告の必要性は理解できなかったようだ。
控えで順番を待つ間もひっきりなしに受付にやって来るのを見て、早く来た甲斐があったと思った。多くの人は世間話に花を咲かせていたが、私はiphoneで老人クラブでみんなに聴かせる歌の抽出を始めた。島津あやの一本刀土俵入りや白虎隊から始まって年寄りに元気を吹き込むような歌を次から次と選んでいった。
歌の抽出が佳境に入った頃、近くに居た友人から「名前を呼ばれたよ」とつつかれた。私の番が来たのだ。若い女性で「税務課のMです。今日はご苦労さまです。」と商人並みの挨拶には税金を貰える気分のサービスを感じた。私は配当で源泉徴収された分の変換が目的なのでくすぐったい気がした。
「自分で記入してくればよいのに、またご厄介なお願いですみません」といって資料を差し出すと、さっさと事務処理をして、「配当金で収めた税分が全額返還になります。宜しかったら氏名を記入して印を押して下さい。」と言った。次いで控え用紙から明細を説明してくれた。そして「還付金の受け取り場所は昨年と同じなら同じと書けばいいですヨ」付け加えてくれた。
一人前の男と気張っているのに「おんぶにだっこ」で気恥ずかしくて、来年は自分で書いて持って来ようと思った。 深々と頭を下げて退出した。