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百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

盆栽は日本の文化遺産だ

2012-03-26 17:47:57 | 自分史

     3月26日 (月)  平成17年1月1日より 2,651日目
         歩いた歩数        その距離
本日      16,146
歩      11、302m
総計 36,962,422
歩 25,873,695m
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツデュッセルドルフを経てオランダ国境に向かう、後 51
,518m

        
            我が家の駐車場の雪も消え唐獅子も姿を見せた
 

 市場の株主総会の後、私は何年か振りに市場の正面にある燃料基地の管理をしている I さんを訪ねた。I さんは盆栽研究会の会長で、彼に頼まれて副会長を引き受けて、永年お付き合いを重ねた仲だった。

 嘗て、公民館主催の盆栽教室があって好事家が結構集まって盛会だったが、高齢者の集まりで月日の経過で、天国へ逝ったり、老化が進んで役員の引き受けてが居なくなって、若手のI さんが貧乏くじを引いたのだが、人一倍優れた知識と技術を持っていたし、溢れんばかりの熱意で会をリードしてきたが、先年遂に解散となってしまった。

 基地の事務所の玄関には、やはりボケの華やかな盆栽があった。懐旧談の話からやはり冷めやらぬ熱のある盆栽談議となった。「玄関のぼけは?」と言うと、「事務所の中に置いていた所、咲き過ぎてきたので、寒い外に出したんだ。長持ちさせたいんだ」と答えた。彼の面目躍如たる所だ。

 「北信に手伝いに来ていた岩手の盆栽屋さんの盆栽が去年の東北の大津波で、そっくり流されてしまったってやさ。気の毒で俺まで頭が痛いヨ!」と言って頭を抱えた。さもあらん!一鉢何十万もする盆栽園の盆栽をそっくり流されたら誰だって落胆する。その話を聞いて私までも意気消沈してしまった。

 「今の若い衆なんて、誰も盆栽になんか目も向けねぇ。日本の盆栽はどうなるんだ。”盆栽は日本の文化遺産だ”文化遺産が流されたというのに、誰も関心を持って呉れねぇ!なさけねぇはなしだ。」と彼は嘆いた。

 そして、「最近はその文化遺産の盆栽が外国へどんどん出て行ってしまうんだ。四国の松の盆栽なんか、フランス辺りから札束抱いて買いに来てるんだ。困った話だ」とも言った。チラッとそんな噂を耳にした事もあったが、対岸の火事位にしか関心がなかったが、久し振りに情熱を持ち続けているI さんの話を聞き、尊敬の念をさらに深めた。だが熱の覚めた我が身を省みて少しばかり恥じた。

 


長寿会の慰霊法要に参加して

2012-03-18 21:42:43 | 自分史

    3月18日 (日)  平成17年1月1日より 2,643日目
         歩いた歩数        その距離
本日      12,395歩       8、677m
総計 36,844,431
歩 25,791,102m
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツハノーバーを経てデュッセルドルフに向かう、後 52,048m
 

         

 区の長寿会主催の慰霊法要の日。最近長寿会の会合の出席率が良くないので、班長さんは3回も出席を確認に来た。前会長でもあるので敬意を表してきてくれたのかも知れない。

 区内で亡くなった高齢者は2名居たのだが、会員の登録がなかったので、今年合祀される会員が無いまま、法要が行われた。供養の奉仕をされる和尚さんは妙専寺さんの若院で、年齢差が大きいためか、はにかんで居た。

 私たちの区は70軒足らずの小さな区だが、会員は50名も居り、他の地区の長寿会(老人クラブ)からは羨ましがられている。それはこの恒例の慰霊法要が精神的な結び付きを固くしているからだと思っている。今年も大勢の会員が集まって盛大に行われた。

 法要の読経も終わり、座を改めて「お斎」となって酒の席は一段と賑やかになった。私のiphoneの調子が悪くて用意していた島津亜矢の「一本刀土俵入り」や「白虎隊】を皆さんに披露できず、気勢が挙がらぬまま酒を頂いてしまった。

 

 


いきいき絆!

2012-03-17 20:07:30 | 自分史

   3月17日 (土)  平成17年1月1日より 2,642日目
         歩いた歩数        その距離
本日      13,512歩       9、458m
総計 36,832,036
歩 25,782,425m
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツハノーバーを経てデュッセルドルフに向かう、後 60,725m

        
          矢落池が埋め立てられて雪捨場になったと近くの住民が言った

 26パソコン同好会の帰りは会長で日中友好協会副理事長で我が育英基金の副理事長でもあるYさんの車で。途中、一日中温泉に浸かっても500円という施設(ホテル級)に立ち寄る。心が傾き、明日の老人クラブに紹介しようと思う。ありがとう!

 家に戻ると、裏打ちの佐藤氏、最後の裏打ちも終わり、打ち止めに、「奉仕料を?」と希望を聞いたが、「技術料の評価はお任せ」と言って帰る。さぁ困った!

 嘗ては共に【健康食品】を目指した大阪の超一流牛乳メーカーの社長から電話が入る。夢のような話しだ。「元気か?どこまで歩いたか?無理するな!中国に行った友人から貴方のりんごの指導の話を聞いた。りんごジュースが欲しいので貴方の知ってる業者を推薦して欲しい」と。

 突然の話に「私は高級な生食用なりんごの生産指導をしてきたので下級品のジュースのことなど考えた事もないし、加工業者も知らない。でもいくつかのルートはあるので探ってみる。手応えを知らせる」と約束する。簡単な方法は市場の貿易部に取り扱い業者を紹介してもらえばイイのだが、I 社長とは20年来の絆もある、もっと直接中国の業者に頼もうと考えた。

 浮かんだのは中国国際貿易公司の芻さんだ。私の通訳の一人で20年来のつきあいだ。今は公司の副部長の要職にあるし、気心の知れた仲だ。彼は紳士だ。I さんは関西の業界の雄だ。二人が結びつけられれば私も嬉しい。芻さんには大きな手柄と成るだろうし、I さんの会社の更なる発展にも繋がることは間違いない。イイ絆に気がついたもんだ!この絆が二人を結び付けられればこんな嬉しいことはない!

 

 

 

 

 

 

 


ブログの訪問者数と閲覧数

2012-03-15 17:12:51 | 自分史

   3月15日 (木) 小雪 平成17年1月1日より 2,640日目
         歩いた歩数        その距離
本日      15,935歩     11、155m
総計 36,806,932
歩 25,764,852m
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツハノーバーを経てデュッセルドルフに向かう、後 78,298m

 昨日のブログの訪問者は190名、閲覧数は923と出た。ブログを始めた頃は30名がやっとだったことを思うと楽しい限りだ。参加者1,694,167名で6,598位は嬉しい。

 今週のランキングは9243位、訪問者数は1110名、閲覧数は5127
 先週のランキングは8530位 訪問者数は1155名、閲覧数は5362
先々週のランキングは8040位 訪問者数は1180名、閲覧数は5871だった。

 今までのトータル訪問者数は140,680 閲覧数は424,354 こんなことまで計算されているとは思っても見なかったが、有難いことだ。

有難いついでに「教えて!GOO」をクリックてみた。 ”教えて!ウォッチャー”に【ずっと間違って覚えていた言葉】があったので飛びついた。

① 「湖の水はどこもしょっぱい」と思い込んでいたという質問者さん。回答にはさまざまな「長年の勘違い」が集まっていました。
② 「『こうしょくせんきょほう違反のため●●氏に事情聴取…』などというニュースを聞いて『こうしょく』を『好色』だと思っていた。セクハラみたいな悪いことをして『好色』なんだなぁと思っていた」
③ 「高1ぐらいまで帰国子女という言葉は女の子の場合にのみつかわれる言葉と思っていましたね。男だと違う言い方だとずっと思っていました」
④ 「小学校の低学年の頃なんですが、『台風一過』のことを『台風一家』と聞き違いというか、勘違いしてました。台風にもお父さんやお母さんがいるんだぁ!って真剣に思ってました」

   閑話休題

  

 


表具の裏打ちを見ていて

2012-03-14 17:25:12 | 自分史

     3月14日 (水)  平成17年1月1日より 2,639日目
         歩いた歩数       その距離
本日      16,035歩     11、225m
総計 36,790,997
歩 25,753,698m
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツハノーバーを経てデュッセルドルフに向かう、後 89,452m

                 

  佐藤氏の裏打ちもいよいよ佳境に入ってきた。私も少々お手伝いをして来たし、昔取り組んだこともあったので、記憶が蘇ってきた。佐藤式の素晴らしい流儀も見習ったし、昔取り組んだやり方にも一理あるものも思い出し、中国学童の作品の裏打ちが終わったら、仕事場をそのままにして自分流の裏打ちにも挑戦してみたくなった。

 そこで、順序や要領を書き留めてきたので整理してみた。

① 紙取り 余白は1cm幅で 紙取りしたものは本紙と組んで置く。
   △ 長い定規があるので活用すべきだと思った。

② 糊をつくる 3倍基準で。水を少しづつ加えて練る。刷毛を使って向こうへ・手前と寄せながら練る。
   △ 仮張り(乾燥)用の糊は少々濃い目に
    
③ 仮張り 仮張り板は十分綺麗に拭くこと。糊けを完全に取る。本紙・裏打ち紙は湿り気を与えて置くこと(予め新聞紙に包んでおくとよい。)
   △ 大判の本紙は上下半分づつ。 掛け竿を使って霧を吹きながら伸してゆく。

   △ 霧を吹いたら紙が伸びるまで待つが良い。

④ 返し打ち 糊は表につける。 
   △表裏の見分け方 ツルツルしたほうが表 。

⑤ 本紙に貼りあわせ パネルを使うと楽だ。新聞紙を本紙の上に乗せて、裏打ち紙の位置を決め、その上にパネルを。パネルに裏打ち紙を被せ、糊をつける。
   △ パネルに糊がついてないことを確認して
   △ 掛け竿にとって、下ろしながら貼ってゆく。
   △交互に繰り返す。継ぎ目に糊を重ね、空気の入らぬよう!
   △ 本紙に糊がつかないように。
   △ 本紙の裏の余白(張り手)に糊を付ける。仮張り板に糊を打つやり方もよい
   △ ヘラサしをつける、本紙に届けば良い。はがきで作ってもよい。

   △ 掛け竿に掛けて持ち上げ貼り込む。
   △ 
本紙の上を刷毛で撫でてはいけない。

 ※ 時間を掛けてゆっくり十分に乾燥させるとよい。ヘラサシからヘラを差し入れて台から剥がす。