稲刈り風景の写真を撮って、そのまま蘭越町を通り抜け寿都海岸まで行き、向かったのは「磯谷高原」です。
寿都町は「風の街」と呼ばれているほど、海風の強風が吹くので、海岸沿いに無数の水力発電用の風車が並んでいるところです。現在、「核のゴミ処理問題」で大揺れになって注目されている場所です。
ここに数年前から新たに巨大風車を取りつける作業が行われています。海岸沿いから障害者支援施設である「しおさい学園」を通り抜け、蘭越・磯谷線の細い林道を上って行くと、大変眺望がいい「磯谷高原」があると聞いて、初めて行ってみました。
上り口のところには巨大な風車の羽が3基が横たわっていました。その大きさにビックリ!細い林道をこれらの風車を運搬するのは大変なことだったと思われます。
磯谷高原の展望台に到着すると、日本海側の積丹半島が見える場所に2基、反対側に2基と巨大風車が4基、既に設置されていました。この日は祝祭日でしたので、工事の車もほとんど通っていなくて、楽に上ることができました。
ここから眺められる日本海は「コトブキブルー」と呼ばれているそうですが、蘭越町方面の山並みと田園風景は素晴らしい眺めで、羊蹄山のすぐそばにニセコアンヌプリ、ニセコ連峰が連なって見えていました。稲刈りの途中なのか、まだ黄金色の稲田が輝いていました。
広角レンズで撮影すると、その広がりが収められてまさに絶景スポットになっていました。この日は真っ青な空にいい雲が浮かんでいました。