9月28日、3度目の秋の星空の撮影に出かけました。最初は真狩村から、2度目は留寿都村からで、3度目の今回は留寿都村の橇負山(715m、そりおいやま)です。
橇負山は尻別岳(1107m)の尾根続きの山で、ルスツ側の斜面はスキー場になっています。また、パラグライダーの発射場になっており、留寿都村全体を見下ろしながらの飛行は、気持ちよさそうです。山頂からの展望は素晴らしく、昼間はお天気が良ければ北に羊蹄山、南に昭和新山や洞爺湖を望むことが出来ます。
羊蹄山と北極星にこだわってここまで来てみました。
まず天体の撮影では、左に羊蹄山、右手前は尻別岳で、その間に京極の町が見えました。北斗七星の先に北極星、その先にカシオペアが見えています。肉眼で天の川がしっかりと見えて、美しい星空でした。
今回は少しでも長く撮影して星の軌跡を長めに描きたいと22秒ごとに99回写してみたのがこの写真です。北極星を中心にだいぶ円形に見えてきました。
99回の終了後引き続き99回撮影を再開して全体を軌跡にしたのが、上の写真です。が、スタート後50分から細い雲が流れ始め、90分すぎると羊蹄山山頂にも黒い雲が広がり始め山際がぼやけてきたので、軌跡はここまでで終了することに・・・
しかし、撮影を再開するのにもたもたして時間がかかったため、つなぎが途切れてしまい、1本のすっきりした曲線になりませんでした( 一一)。長い軌軌にはなりましたが、残念です。
自分の技術と自然の変化とをうまく捕えて撮影しなければなりません・・・帰宅時の気温は11℃でした。