今日は久しぶりに教壇に立った。
といっても、元々が学校の先生でもなくただ単なる職業訓練施設の教官だっただけだけれど、一応、教壇のような机の前で講義をしていた。
今日は、その教壇のような机の前で話をした。
相手は今の職場の入社してから3年目の若い職員だ。3年目というと自分の子供よりもはるかに若い人たちだ。
久しぶりで少し緊張したが、それでも何か若い時を思い出して懐かしく感じた。
話の内容はBCPというもので、災害などが発生した時に、災害等による影響を出来るだけ軽減させて、仕事を続けるための行動計画だ。
以前からその必要性は言われてきたが、東日本大震災以降はとりわけ各分野で検討や検証が進められている。
今の職場でも必要性を踏まえて計画の策定に取り組んでいるが・・・
災害や事故が発生した時に、現場でまず行動するのが、3年目辺りの一番現場を知っている若い職員で、彼らの能動的かつ意味のある行動なくして、BCPは完成しない。
ということで、彼らの3年目研修の主要科目に入れてもらった次第だ。
僕の話が通じるのか通じないのか、どんな風に僕を見ているのか・・・
心配だが、どことなく手ごたえを感じたのは収穫だ。