還暦男の徒然日記

還暦過ぎの余生を楽しもうとの魂胆?が覆えさせられそうな日々の奮闘記

日本語は難しい

2011-03-08 20:27:18 | 日記

昨日、今日と寒い日がやってきた。先日までコートもいらない位に春めいてきたと思ったら、また冬に逆戻りのような天気になってきた。まさに「三寒四温」の時期かと表現しようと思ったら・・・・

「三寒四温」はもともと、中国とか朝鮮半島で使われていた言葉で、真冬の時期にシベリア高気圧が近づいてきたり、遠のいたりする時を表現する言葉のようだ。で、厳密には日本では冬場に「三寒四温」に見合う気候はないし、冬に巷で「寒くなったり、暖かくなったり「三寒四温」ですなあ」てな事を言う人もいない。

たしかに俳句の世界では三寒四温は冬の季語になっているようだ。ところがあいさつ文で使う季語では春になっている。

うーん。さすがに「融合の文化」を創りあげた日本だけの事はあるね。どっちでもいいようになっている。

まあ、語源はともかく、今は常識的に冬から春にかけての、この時期の寒くなったり、暖かくなったりするサマを表現している言葉になっているから、間違いではないだろう。

(そうはいっても、大学入試なんかでは間違いになるんだろうね。)

ところで、明日は「三寒」の3日目の「寒」か、四温の1日目の「温」か・・・・

 

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後輩の入院

2011-03-08 19:50:21 | 日記

前の職場の後輩が10日ほど前に脳挫傷で入院した。未だ意識が戻っていない。集中治療室に入ったままで見舞いも無理な状態だ。今は奥さんが付き添いされているようだ。

担当医が知り合いなので聞くと、友人とお酒を飲みに行った帰りに転倒して頭を打ったようだ。よほど打ち所が悪かったのか・・・・

彼は僕が職員研修の職場に異動になったばかりの新人指導員として張り切っている時に新入社員として入ってきた。未熟な指導員が一生懸命に接した社員で特別に思い入れがある。

東京勤務の時も、沖縄サミットの仕事の関係で京都からやってきた彼と一緒に仕事をやり遂げた。

ところで、こん睡状態から20年ほどして目ざめたと言うようなニュースがたまに出ている。こん睡から目ざめた彼らは、その20年の時間経過はどういう感覚なのだろう。「瞬きひとつ」で、時間の観念はないのかもしれない。

すると、眠っている彼はどういう状態でいるのだろう。今、彼は頭の中で何を感じ、何を見ているのだろう。もし、残念にも不幸な状態に陥ったら、彼は10日前に彼で無くなっているのだろうか。すると、こん睡の彼は誰なのだろう。

やっぱり彼は眠りながら何かを見ているように思う。家族のこと、仕事のこと、幼い頃の思い出・・・・

 

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