物事の考え方や主義主張は色々あってしかるべきだが、例の反捕鯨活動を行う団体「シーシェパード」の代表であるポール・ワトソンが公表した話には愕然とさせられる。
東日本大震災は鯨を捕獲し続ける日本に対して海の神・ネプチューンが怒ったのだという。つまり「天罰だ」ということか。
実は、「シーシェパードのメンバーが震災の時、イルカの調査で岩手県におり、被災したが、同じく被災した日本人に助けられ、そのメンバーは感謝しているという。当たり前の話だが、この代表の言葉は恩を仇で返すとんでもない発言だ。
怒りというよりも、ある考えに凝り固まったら、こんな発想がでてくるのかと情けなくなる。