還暦男の徒然日記

還暦過ぎの余生を楽しもうとの魂胆?が覆えさせられそうな日々の奮闘記

シーシェパード代表の「津波」暴言

2011-03-20 21:41:34 | 日記

 

物事の考え方や主義主張は色々あってしかるべきだが、例の反捕鯨活動を行う団体「シーシェパード」の代表であるポール・ワトソンが公表した話には愕然とさせられる。

東日本大震災は鯨を捕獲し続ける日本に対して海の神・ネプチューンが怒ったのだという。つまり「天罰だ」ということか。

実は、「シーシェパードのメンバーが震災の時、イルカの調査で岩手県におり、被災したが、同じく被災した日本人に助けられ、そのメンバーは感謝しているという。当たり前の話だが、この代表の言葉は恩を仇で返すとんでもない発言だ。

怒りというよりも、ある考えに凝り固まったら、こんな発想がでてくるのかと情けなくなる。

 

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震災で買占め

2011-03-20 20:26:25 | 日記

映画を観に行った帰りに、コーヒーが飲みたくなってお店へ。お店は昼過ぎで若い人たちでいっぱいだ。

飲む場所はいつも店の片隅の窓際に座る。で、外を通る人を眺めながら飲んでいると・・・・

後ろのボックス席に若い女性二人客がやってきた。聞くともなく会話が耳に入ってくる。一人の女性は学生で千葉辺りで下宿をしている女性のようだ。実家は大阪のようで、いわゆる震災で実家に戻って来ているということか。

もう一人の女性は京都にいる友達のようで、久しぶりに会ったのかもしれない。

震災の話題になって、関東の余震の話からスーパーやコンビニでの買占め・商品の枯渇状態の話やらこの10日間の大変な混乱を立て続けに話している。よほど厳しい環境だったのだろう。

で、「関西の人ののんびりさにはあきれる。同じ日本とは思えない。信じられない」と、のんびりの関西人を批判し出した。向こうでは日常品を買うのに四苦八苦しているのに、こちらでは何や・・・てなことか。

しかし、岩手、宮城、福島以外の都県は確かに余震は続いていると思うが、物資も潤沢にあると思うし、物が枯渇していているのは過剰反応による個人的な買占めの影響だろうと思うのだが・・・・

しかし、ひょっとしたら過剰反応をあおって特需を目論んでいる輩がいるのかもしれない。

また、世界の各国から驚嘆の目でとらえられていた日本人の道徳心が、「自分だけは」の買占めに走っているとは残念だ。

関西人を批判する女性の話を聞いていて、コーヒーがおいしくなくなってきてしまった。

 

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福島原発事故に思う

2011-03-20 16:37:09 | 日記

 

「経験に勝るものなし」という言葉があるが、福島原発事故の顛末を見ていると、この言葉の真実がまさに浮かび上がってくる。

災害大国日本では地震や洪水などは毎年のように繰り返され、繰り返されるごとに品質管理などで使われているPDCAサイクルがまがりなりにも機能して、「反省」が地域防災計画などに反映され、予算化もされてきている。

しかし、今回の福島原発事故は半自然・半人為災害と思われるが、我が国でこれほどの原発施設の大規模災害は今まで経験しておらず、その対応のぎこちなさが際立っている。

実は、僕はもう10年以上前に発生した東海村のJCO臨界事故のあと、ある防災関係の作業部会のメンバーとして、防災機関の教育訓練や初度の対応行動などの案を協議したことがあった。

その時にはすでに、原発災害の活動拠点としてのオフサイトセンター構想が出来ていて、基本的にはそのセンターで事前の教育訓練や発災時の情報集約・活動方針の策定が決められていた。

が、今回の災害ではこのオフサイトセンターがどういう機能を果たしたのか、一向に見えてこない。正直、機能していないのだろう。

国も県も東京電力も・・・・バラバラで情報を整理し、独自の情報公開をしている。10年前の教訓は活かされなかったということか。

地震や津波などの自然災害にはこれからの対策が、まさにPDCAで、より安心安全の対策が講じられていくのだろうが・・・原発事故はもう二度と繰り返してはならない。

今回の事故のこれ以上の被害拡大に努めるとともに、同時並行で他の原発施設に対する防災対策を早急に練り直してもらいたい。

 

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映画「トゥル―グリット」

2011-03-20 15:27:53 | 映画日記

 

映画「トゥル―グリット」を見てきた。1961年にジョン・ウエインがアカデミー賞主演男優賞を受けた「勇気ある追跡」のリメイク版だということだが、ジョン・ウエインの映画を見ていない。

ストーリーとしては単純で、父親を殺された娘が怪しげな男たちの応援を受けながら仇討をするというものだが・・・映画の評にも紹介されていたが、西部劇は大きく英雄物(おそらくジョン・ウエイン主演の映画はこの類なんだろう)か、残酷物かの二通りだが、この映画は新しい西部劇の分野を開拓したように思う。

ネイティブアメリカンに対する差別行動や、治安維持の怪しさなど、当時の有様をほぼ等身大で描き出しているように感じた。確かに若い女性が一人で仇討を決心し、飲んだくれの保安官と真っ正直なテキサスレンジャーと行動を共にして、志を果たして行くのはハテナの部分もあるが、それを帳消しにするほどのリアリティがある。

奇妙な三人の仇討旅が続く。正邪善悪の入り乱れた世界の中、最後に少女の前で大人二人が「真実の勇気」を見せる・・・・・

飲んだくれ保安官役のジェフ・ブリッジスはジョン・ウエインでは演じきれない(当時は演じることがあり得なかったと言うべきか)「汚れ」と「誠実さ」を見事に演じているし、テキサスレンジャー役のマット・ディモンもプライドが邪魔をしながらも保安官の姿勢に共感する役を見事に演じている。少女役のヘイリー・スタインフェルドも二人の大スターに負けずに素晴らしい演技を見せていた。

単純な復讐劇なのに、エンディングで事件から25年経過した後の左腕を失った女性が歩いてフェードアウトしていくシーンで目頭が熱くなったのは何故だろう。

ノ―カントリーを作ったコ―エン兄弟の作品だ。

勝手評価 ☆☆☆☆☆   僕の中では5つ星です。

 

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スーパーフルムーン

2011-03-20 14:58:34 | 日記

妻「昨日のスーパーフルムーンは素晴らしかったよ」・僕「何や。そのスーパーなんとかというやつは」・妻「あなた、知らないの。19年ぶりの大きな満月じゃないの」・僕「え?満月の大きさって毎回変わるんかいな」

で、妻からスーパーフルムーンの話を聞いた。月の周回軌道が楕円で今が19年ぶりに地球に一番近い軌道上にいるようだ。

で、妻がイギリスやアメリカの友人と電話でスーパーフルムーンの話をしている。そうか・・・当たり前の話だけれど、日本が満月の時はどこの国も満月なんや。変に納得する。

このスーパーフルムーンの日は、お願い事などをするのに一番適している日のようだ。

昨日はお願いどころか、バンドの連中と練習のあと、飲みに行ってまともに空を眺めずに帰って来てしまっている。

今日の夜は一日遅れだけれど、何かお願いをしてみよう。だけど雨が降ってきた。

妻曰く「19年周期やから、もう次のスーパーフルムーンは見られないかもしれないよ(笑)」・・・・ナルホド

写真は昨日、妻が撮ったスーパーフルムーンだ。

 

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ぶらっと日向大神宮

2011-03-20 13:49:27 | 京都ウロウロ

 

今日は東山と山科の境界に位置する日向大神宮へウオーキングで行った。あまりメジャーな神社ではないけれど神宮の中にかの有名?な「天の岩戸」がある。

場所は南禅寺の裏山(というか、日向神宮の裏山に南禅寺があるとも言えるけれど)の大日山の麓にある。三条通の蹴上近くに鳥居がある。蹴上の地名の由来は前にも紹介したけれど、義経が東北へ逃げる時に、このあたりの休憩場所で休もうとしたら、先に地元の人が座っていた。それが腹立たしいというので、その人を蹴り上げたということから名がついた。

義経も鞍馬山での修行とか弁慶との話とかいい話ばかりが出ているけれど、結構短気な暴れん坊みたいだ。そんな事を思い出しながら鳥居をくぐって坂道の参道へ。入るなり満開の白梅の出迎えを受けた。素晴らしい咲きっぷりだ。心晴れやかな気分になって、さらに登り坂の参道を奥へ。いよいよ本宮前に着いた。傍で椿の花が最後の輝きを見せていた。

季節は椿から今、梅に、そしてまもなく桜がこの参道を賑やかせてくれるのだろう。それにしても東日本大震災で被災された方々の「桜咲く」はいつやってくるのだろう。

本宮への最後の階段を登って外宮に。横に「縁結びの神」が・・・もう「縁」もいらんなあ・・・と思いながら、次に「安産の神」が・・・ますます関係ないなあ・・・とさっさと通りすぎて内宮に。しじゅうご縁がありますようにと、45円を賽銭箱に入れて、「家内安全・皆の健康・大震災の方々の早期復興」をお願い。45円では全ては無理かもと思う。

内宮の脇道から、いよいよ「天の岩戸」へ。

謂れは聞きかじりだが、スサノオの暴挙に立腹した天照大神が天の岩戸に閉じこもり世界は暗黒になってしまった。そこで天照大神を岩戸から出すために、八百万の神が集まり協議した。その結果、色々な秘策を弄して天照大神を岩戸から出して、世界に明るさが戻ったという話だが・・・

八百万の神が会議を持った場所は宮崎県の高千穂にあり、、天の岩戸もそもそも天上の世界の話で地上にあるはずがないのだが・・・・

ここには確かに存在する。いかにも機械掘りのような四角い坑道のような穴があった。

岩戸をくぐって裏へ。裏に出ると南禅寺方向へのハイキング道が待ち受けていた。

 

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