帰るなり・・・・妻「レストランのテーブルの上に回転する調味料入れがあるでしょ。あれ、英語でどう言うのか知ってる?」
僕(知ってるわけないやろ。それに今すぐ答えないと警察にでも捕まるんかいな。まだシャワーも入ってないんやで・・・とは思ったものの)「知らんわ。どういうんや」
妻「レイジー・スーザンって言うの。知らなかったでしょ」・・・・僕(それがどうしたんやなあ。しかしレイジーは怠け者とかいう意味やから、怠け者スーザンか)「ふーん。珍しいネーミングやね。何でなんや?」
僕の質問に答えず、妻「レイジー・スーザンって言うのはイギリスなんやけれど、ではアメリカではどう言うでしょう?」・・・・僕(僕の質問に答えるのが先やろ。どっちみちスパイス・ケースとかイギリスの向こうを張ってレイジー・ジョンとかやろ)「わからへん。どう言うんや」
妻「アメリカにはそれに見合う単語がないの。要するにあの物自体がアメリカにはないということなの」
妻からレイジー・スーザンの話を延々と・・・
語源は僕の想像どおり、スーザンという女性から来ているようだが、面白いと思ったのは名前の由来と同じ英語圏のアメリカには伝わっていないということだ。
イギリスは大英帝国として世界のあちこちに入り込み、そこで色々な文化・習慣を吸収してきたわけだが、おそらくこの入れ物は中国辺りから吸収して使いだしたのではないだろうか。
で、使いだして浅いものだから、適当なネーミングがなく、それを使い出したスーザンさんの名前を拝借したのではと想像できる。
さらに、食事を楽しむ習慣の残っていた大英帝国には普及していったが、建国当時はそんな余裕もなかったアメリカには入って行かなかったのかもしれない。
とまあ、歴史の勉強はさせてもらったが・・・・
それにしても、妻へ・・・・帰ってすぐはやめて。しばらくレイジーにさせてくれ。
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