テレビやネットでパンの広告を見ていると、「○○酵素入りの・・・」とか「××さんの手作り・・・」とか味のどこがどう違うのか分からないキャッチコピーが出ていた。
僕は時々、スーパーで昔懐かしいイチゴジャムみたいなのが入ったジャムパンや「クリーム」の定義を根本から変えそうなクリームの入ったクリームパンを買って食べる。
この昔の味が僕には懐かしくもあり、まさに口にあっているのだが・・・
ふと、果たしてスーパーのジャムパンの5倍も10倍もの値段のするパンが本当にそれだけの値打ちのある美味しさなのだろうか?と・・・そういうと、「味オンチ」とか「価値観」の違いだと批判されそうだけれど・・・
ところで、日本が「飽食の時代」と言われ始めたのはいつごろからなのだろうか。いつごろから日本人は食に贅沢になったのだろうか。
僕の若いころは出されたものは可能な限り平らげるというのが普通だったのだが、今は少し残すのがマナーみたいな感覚になっているのか、どこのお店へ行っても残飯があふれている。
そんな中で、先日、パンに虫が入っているというので、廃棄処分された給食パンのニュースが出ていた。
高熱処理されているのだから問題ないと思うのだが、まあ嫌なら虫を取り出して食べればいいのにとおもうのだが・・・
食の自給率が40%を割り、さらに食品の栄養価や農薬汚染などを意識して・・・挙句に食べ残しをしている国民・・・いつかはしっぺ返しにあうのではと・・・
「おもてなし」より「もったいない」精神を先ずは日本人に持ってもらいたい。
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