年末年始の盛岡で孫からプレゼントされた・・・と思われる風邪がなかなか治らない。といって悪化もしないので医者にもかからず1週間以上が過ぎた。
ニュースなどを見ているとインフルエンザがいよいよ流行の兆しが見えてきたらしい。流行指数というのがあって、定点医療機関でのインフルエンザ発症者の数で推測し、それが1.0以上(1医療機関で1人ということのようだ)になると流行の兆しがあると判断される。
こういう指数は比較的よく分かるが、学者さんの出す係数なのか指数にはよくわからないものが意外と多い。
まあ、「一般の人には理解してもらわなくてもいいです」と開き直られると仕方ないけれど、一般人に切実な問題でもよく理解できないものもある。
前にも紹介したが、地震発災指数というのか、発生確率の数字がよくわからない。
この前も東海地震の発生確率が87%から88%になったとニュースで言っていた。
何のことやら・・・87と88と、なにをもって数字が変わって、1%がどれだけ危険を増強しているのか・・・
おそらくは多大の国家予算をつぎ込んで研究されているんだろう。それにもかかわらず東日本大震災は見通せず、学会の自己反省はあったが、投資した国家予算を返納したとは聞いていない。
正直なところ、利権がらみで学者さんと行政と地元が蠢いている構図が読み取れてくる。
マスコミも理由もなしに87%と88%を紹介せずに、理由をきいてもらいたい。
インフルエンザは確実に今年の冬にやってきて、結果が検証できるが、地震は30年とか50年とか、きわめて無責任な提言が許される環境にある。
多額の国家予算を投資しての地震の予知などやめたらどうだろう。
東大の教授が提言したように、「日本はまさに地震列島で、いつ、どこで発生してもおかしくない」で十分だろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます