五台山カヌークラブ通信

自然豊かな高知で、カヌーに親しむ!

選手発掘について

2013-12-10 23:42:09 | 日記

高知県はカヌースプリント競技については、後進県です。管理人が高校生の時には、中村高校西土佐分校のみにカヌー部があったみたいです。当時はバスケットボール部に所属しておりましたので、全く知りませんでした。その後、2002年の高知国体に向けて、設立年、順番は定かでありませんが、嶺北高校、高知海洋高校、須崎高校、高知丸の内高校と部ができ、現在5校にカヌー部があります。所属選手は約40名います(引退した3年を含む)。平成13年には、高知県高等学校体育連盟(いわゆる高体連)へも加盟が認められました。今年で、加盟12年目なんですね。今、気づきました。

平成13年以降、高知県高等学校総合体育大会の競技種目となり、春夏秋冬の各季節大会も開催されています。緩やかではありますが、カヌー競技の成績も、高体連加盟以降伸びてきています。競い合うこと、そして選手数の増加が成績向上をもたらせました。残念ながら、所属選手に関しては「〇〇高校にはカヌー部があるから、入学後はぜひカヌー部に入りたい」と志を強く持って入部してくる選手はいません。4月、5月に、顧問の先生の勧誘により、結果、部員が入部してくることが多いです。野球部、バスケットボール部、バレー部の経験者がカヌー部に入部してくることは、少ないです。待っていては、絶対選手は入部してきません。とにかく勧誘です。そして、入部した生徒に競技成績と進路保障をしていくことです。

ところで、高知県のレスリング競技は、新規入部者とともに、中学時代にコンタクト系種目を経験している者(柔道等)を勧誘し、選手育成を行っていると以前聞いたことがあります。競技特性が似た種目の選手を勧誘する。合理的な考え方だと思います。同じようなことから言えば、カヌースプリント競技と同じ特性を持った競技種目経験者を勧誘することも一手です。管理人が思うには、陸上競技、特に中距離種目の選手(800m)です。トップの選手は高校入学後も陸上を続けると思いますが、ナンバー2以下の選手を勧誘することです。陸上中距離種目も対人スポーツではないので、カヌースプリント競技に似ています。普段の練習も派手さはなく、どちらかと言えば常に単調な練習を毎日繰り返すことも、カヌーに似ています。高校カヌー部顧問の先生、近隣中学校に学校案内に赴いてみてはどうでしょうか?攻めの姿勢です

五台山カヌークラブ所属選手も早くて、2年後、3年後ではないと高校へは入学しません。もちろん、高校入学後にカヌーを続けるか否かも本人次第です。ただ、監督として高校入学後もカヌーを続けたいと思えるようには、今後も指導していきたいと考えてます。怒ったって競技力は伸びません。まずは、「カヌーすることは楽しい」と感じさせ、自らが意欲的に競技に打ち込むようにさせていくことです

一無尽。

たっすいがは、いかん。

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