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The Days of Psyche



今月号のレコードコレクターズ、亡くなったSydの絡みで初期のPink FloydとSydの特集となっております。
んで、この特集の中で和久井氏がSydとFloydについて書いておりますが、どうもちょっと的はずれな一文が気にかかりました。
曰く'フロイドやシドの音楽を聴いて"ブルース"を感じるリスナーはほとんどいないと思う'って。
うーん、そうかしらね??
Floydの音もSydの音も電気を外してしまうと、実はブルースになっちゃうんですけど....
というかFloydを好きな人は実はブルースだって言われるのを実は一番核心をつかれるとこで、それは言わんといてくれってポイントなのですけど....
名著'電子音楽 in Japan'にて元ヒカシューの井上氏が山下氏にFloydのレコードを聴かせた際の話が載っています。
山下氏曰く'でもこれ、ブルースだよね'の一言に井上氏は'目からウロコ'だったそうです。
実際、多分、みんなそうだと思うのですよ。
ちなみに'The Dark Side of The Moon'の制作秘話DVDで、Rogerが'Money'をギター一本で唄う場面がありますが、これなんか完全にブルースです。
SydのFloyd時代、そしてソロになってからも、色んな衣を着せてはいますが、やっぱ根っこはブルースです。
多分、みんな気が付いていながら、敢えて言わない事だったんですけど、和久井氏、どうしたのかね??




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