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サイケな時代の音楽とデジタルな時代の時事ネタを...
The Days of Psyche



夏以来ですかね??例によって、忘れた頃にやって来る、'不定期連載/長老のアルバム達'。
今回のアルバム、うーん、正規のアルバムと言うにはちと難しいところがあるんでございますが、'Six Musicians on their way to the last exit'....
なんで難しいかっていうと、このアルバム、メンバーひとりごとに一曲、それも制作/プロデュースも、全て個人で、んで、最後の曲は'99年のライブ音源で構成されているんですよ。
ライダーズとしてのまとまりは、一枚のアルバムにまとめましたってところだけなんでございます。
この当時、というか多分1999年から2000年末というのは、ムーンライダーズにとって、多分結成以来、一番大変な時期だったんだと思うのですよ。
これが、並のバンドなら完全にバラバラになるところ....ところが、この場面を乗り切ったのが、ライダーズ結成時に慶一氏が打ち出したバンドを維持するための姿勢だったんでわないでしょうかね??
このアルバム、正直、統一感はありません。
音も、そんなに凝ったものではないです。
でも、多分ライダーズのこの時期を乗り切るためには、多分必要なアルバムだったのでしょう。
CDの帯に書かれた'タクロク、ヒキコモリ、マニアノジュナン'は、まさにライダーズの、当時、置かれた状況、そのままの言葉なのですよ....



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一月ぶりの'不定期連載/長老のアルバム達'、今回は'月面讃歌'発表前後のライブの模様を納めた、'月面讃歌月面サマーツアー 1998'と行きましょか??
こちら、現在はDVDで発売されておりますが、gnome_2005の手元には発売当初のVHSビデオがございます。
ツアー観戦記に、発売直後のツアーの模様は書いておりますが、こちらの映像、ちと、実は残念なんですな??
というのは、当時、某国営放送のBSにて、別プログラムの映像が放送されておるんですよ。
んで、そちらの方には、'20世紀鋼鉄の男'が収録、放送されたんですわ。
実際、このライブの時の白眉はこの曲だったわけで、多分某国営放送との契約の問題もあって、ビデオには収録出来なかったんでしょうけんど、これが重ね重ね残念な話なのですよ。
このビデオ、そりゃ、当然当時の新譜の曲を中心にしなけりゃなんなかったんでしょうけんど、他にも名演はあったんだよね??
完全版、出せないかな??
出たら、絶対に入手するでありますよ.....


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例によって、忘れた頃にやって来る、'不定期連載/長老のアルバム達'。
今回のアルバムは??と言うと、ライダーズは前回書いたように、大胆不敵な行動にうって出ます。
そう、前作のアルバムはマスターまで作りながら、外部のプロデューサに'好きにしてよいよ!!'っと、ある意味丸投げ、別の意味で言えば自信たっぷりの行動に出たライダーズでございますけど、なんと一年後にそのオリジナルマスターを、まんま発売するという大胆不敵な行動に出るわけでございます。
このアルバム、実は聴いていると、ホントまんまマスターでございまして、実はトラックダウンはしてるんですけんど、マスタリング自体は仮のもの、ですんでドラムなんかは、異常に生っぽいのが特徴であります。
ちなみに、ご存じのとおり、前作のキューンレーベルから離れ、ドリームマシーンという、実は仮のレーベルからの発売(販売はワーナーが担当)と言うことで、実際、ライダーズ周辺は色んな事があったわけでして、そういう意味では、悪く言えば繋ぎのアルバムって見方もされそうですけんど、実際に聴いて観ると前作のアルバムのネタばらしなんてもんでは無いくらいの良い出来なのでありますよ。
いや、さすがに長老達の懐は深いもんだわいと、つくづく感じてしまうのでありました....



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忘れた頃にやって来る、'不定期連載/長老のアルバム達'でございますが、ここのところは番外編特集が続いておりました。
今回も番外編で行こうかな??と思いましたが、久しぶりに本線に戻ってみようかな??と....
と言うことで、'98年の'月面讃歌'でも....
このアルバムが発売された頃のお話は、そのツアー観戦記も含めて大ネタの本家の方に、書いてあるんで、そちらを参考にしていただいて....
んで、このアルバムからgnome_2005がお気に入りの曲を挙げるとなりますと....うーん、やっぱトップの'Sweet Bitter Candy'、んで'君には宇宙船がある'、それとシングルカットされた'恋人が眠ったあとに唄う歌'ですかね??
何せ、ベーシックトラック(唄付き)をプロデューサーに丸投げにして好きに料理させるなんていう、大胆不敵なアルバムですかんね??
まあ、それだけ、曲自体に自信があるから出来るんでしょうな??こんな荒技??
あ、結局丸投げしなかった唯一の曲でタイトルトラックであるところの'月面讃歌'も好きかな??
しかし、ライダーズ、このアルバムのリリース後、また大胆不敵な行動に出るわけですけんど....


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さてさて、、'まさに番外編'シリーズ、今回は時代もさかのぼり、あの1976年に東京郵便貯金ホールで行われた、その名も'Moonlight Recital'、ムーンライダーズの初ソロコンサートの音源でございます。
こちらの音源も、フルレングスで残っているのは有名なお話でして、色んなアルバムでも使われていたわけですが、こうしてMCも含めて、完全盤が出た事は、ホントにすばらしい事であります。
椎名氏が在籍していた当時のライブ、ゲストには矢野顕子嬢(当時は....)、そしてハリー細野氏が参加、演奏の方も'火の玉ボーイ'、はちみつぱい時代の曲、そして'Beep Beep Be オーライ'、'スパークリング・ジェントルマン'等の当時、未だ未発表だった曲の数々、ハリー細野氏のレパートリー、カバーナンバー、映画音楽特集等、盛りだくさんでございます。
んでも、やっぱ一番感激したのは、やはり'髭と口紅とバルコニー'のライブバージョンが聴ける事ですわな...
'火の玉ボーイ'で一番、好きなナンバーなんだものね....



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前回からはじめました、'まさに番外編'シリーズ、前回書きましたように、順番が逆になりましたが、今回は1992年のNHKホールで行われたライブのDVD、'Space Shower Archive: Live 9212'でございます。
当時はアルバム'AOR'発売直後のツアー、12月24日、クリスマスイブに行われたものでございます。
この日、gnome_2005も2F席で観ておりましたが、この日のNHKホールはかなり入っていたと記憶しておりますが、TV撮りされてたのは、実は知りませんでしたです。
収録されたとおり、メンバーのみ、十字架のオブジェの上での演奏、証明もかなり凝っておりまして、まあ例のシングル話を除いたとしても、バンドだけでなくて周囲がかなり乗っていたんだなー??と思ったりして...
'幸せの洪水の前で'で始まり、'くれない埠頭'で終わるステージは、最初のアンコールが'スカーレットの誓い'で大爆発、そして'シャルロット'で静かに幕を下ろしたのでした。
'シャルロット'のイントロで、慶一氏がNHKホール据付のパイプオルガンの前に座ったとき、正直、まさか弾いてないよなー??なんて当時は見ていましたが、今回のDVDでちゃんと弾いている姿が確認できたのは、非常に感動....
さすが、メンバーの中にNHKに勤めていた肉親が伊達に居るわけではないな...なんてことは関係ないか??
正直、時代がかったカメラワークは、ちと気になりますが、この当時のステージが全曲ではありませんが、観ることができるのは、すばらしいことでございませんかね??



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ホントは、発売順に書こうと思ってたんすけど、最近、ライダーズの割り込み発掘モンが凄いんです。
なんで、今回と次回とも一回くらいは、'まさに番外編'シリーズと言うことで....
まずは、発売順から行くと逆なんですが、先日発売された発掘音源(と言っても、存在するのは良く知られていたのですが....)、'1979.7.7 アット・久保講堂'と行きませう。
'七夕の夜は刺激的!'と題された、この日のライブ、'ヌーベルバーグ'発売後の演奏、所謂ニューウェーブ化の一歩手前('ヌーベルバーグ'はタイトルだけニューウェーブ....)。
ここで展開されている演奏、時にインスト部分のアレンジは、まさに'SECONDS OUT'のGENESISの音やアレンジがもろに出てきております。
かしぶち氏のタムのチューニングは、まさにCHESTER....
それと、10CCの六人編成期のアレンジも所々に.....
但し、楽曲はライダーズでありますんで、そこはヒネリたっぷりと。
'スパークリング・ジェントルマン'は'THE WORST OF MOONRIDERS'にも収録されたニューウェーブ化へ向かうライダーズの姿....
しかし、次作の'MODERN MUSIC'では、やはりちょいと寄り道、真のニューウェーブ化はその後だったりするから、そんなライダーズのひねくれ度合いに曳かれちゃうんだよな....マニアは....



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いやー、ライダーズのDVDボックス、見応えがございます。
まだ、本編は観ておりませんが、やはり、これは細切れでは無くて、通しで観たいので週末まで我慢という感じ....
というところで、例によって忘れた頃にやってくる'不定期連載/長老のアルバム達'、前回のCD-ROMに続いて今回は'98年に発売された、それまでのオリジナルアルバムから選曲されたベスト盤、シングルバージョンやライブバージョンも含めた'アンソロジー 1976~1996'でございまする。
このベスト盤のすごいところは、やはりレコード会社の壁を越えて編集されたって事でございますな??
昨年のツアーで、過去のレコード会社の関係者を招待席にズラっと並べたのもご愛敬でありました。
まあ、ベスト盤なんで、どれか曲を選ぶのもヤボってもんなんで、今回はセレクトは見送りと。
ちなみにジャケのデザインはエヴァの貞本義行氏、タイトル補完委員会と来ました。
でも、もう一つ凄いところがございます。
そう、解説が昨年の日比谷野音でも客入れバンドを務めた、あの架空楽団代表、黒瀬氏なのであります。
しかも曲解説はコード進行付きと来ました。
いや、これってライダーズの度量の賜物でございますよ....ホント....




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忘れた頃にやってくる'不定期連載/長老のアルバム達'、今回は20周年を記念してリリースした、2CD+1CD-ROMで構成の'Damn!moonriders'でございます。
とは言え、アルバムの一枚とするのはちとまあ、その内容と性格からして、ちと無理があるかな??と言うことで番外編でございます。
音源としてCDに収録されているのは、DEMO音源とカバー(こちらはライブ)、そんで再録音ナンバーで構成されたスタジオ編と、やはり未発表ライブ音源で構成されたライブ編で構成されとります。
んで、一番の問題は、Quick Timeの動画とオーサリングソフトで作成されたCD-ROMでございましょうな??
これ、一応観るのは意外と面倒でして(??)、所謂Peter Gabrielの'explorer'と同じような感じの当時流行りだしたマルチメディアソフトつって奴であります。
仕掛けが細かいんで、多分、gnome_2005も全部は観きれてないと思いますな....
さて、このアルバムの場合、何か曲選ぶってのも、ちと難しいっすね??
'くれない埠頭'のアレンジの変化とか、'Homburg'なんか演奏してるなんてのとか、面白い音源も沢山入っているんですけど、オリジナルアルバムでは無いわけで、それから考えると、今回は曲を選ぶのは見送りと言うことで.....


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ムーンライダーズ、先月末からの大リリースラッシュが始まりました。
そしてツアーも始まります。
そんなこんなで、'不定期連載/長老のアルバム達'はちょうど10年前のライダーズ結成20周年期に発表された'Bizarre Music For You'をば。
20周年期も、ライダーズ周辺は様々なイベント、そしてリリースラッシュとなりました。
6月には日比谷野音にて20周年記念公演が繰り広げられ(gnome_2005は腰痛のために行けなかったと....)、マツダのCMで'BEATITUDE'が使われ、11月はNHKのソリトンに出演してスタジオライブを、そして'ニットキャップマン'は岩井俊二氏の監督でPVが制作され、そして12月に20周年記念アルバムとして発売されたのが'Bizarre Music For You'だったのです。
このアルバム、矢野顕子、高橋幸宏、細野晴臣等々のゲストの参加、そして久々の矢野誠氏のストリングアレンジ等々、かなりの話題、てんこ盛りのアルバムでございました。
さて、このアルバムの中のgnome_2005好みの曲と言えば....やはり'BEATITUDE'、'ニットキャップマン'の二曲は外せませんな??
あと'愛はただ乱調にある'と'Happy Life'、'風のロボット'あたりが続きますかね??
全体的に、前作と違ってお祭り的な要素が多いアルバムでございます。
確か発売後のツアー(は観れたんですな....gnome_2005も)も、前作のツアーの暗さが無くなっちゃった感じでしたよね??
ただ、このアルバム、いつも思うのだけど、ジャケの表裏が良くわかんないと....
帯との関係で表に見えるのが裏だってとこが、ライダーズらしいな....



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