ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

Ae Found Kiss

2006-02-02 | 映画
邦題「やさしくキスして」(Ae Found Kiss)レンタルにて。
恥ずかしくなっちゃうようなタイトルはスコットランドの詩人バーンズ(!)
の詩の抜粋です。
映画の中でもこの美しい歌が印象的に使われています。
ケン・ローチ監督作品。
舞台はスコットランド・グラスゴーです!!
(ケン・ローチの映画にはグラスゴーを舞台にしたものがいくつかあります)
そこに暮らすパキスタン移民2世の青年と、
アイルランド人の音楽教師の恋物語です。
人種も宗教も異なる二人の前に様々な問題が立ちはだかる。
パキスタン人の青年が家族の反対にあって苦悩するわりには、
女性のほうが「何が問題なの?」とあっけらかんとしているのが印象的でした。
アイリッシュの彼女よりも、
宗教も肌の色も生活習慣も異なるパキスタン人の彼の方が、
異国で生きていく問題はより深刻だということでしょう。
常に庶民の側に立って、彼らの生き様を鋭くみつめるケン・ローチ。
クールだけど、どこかユーモアを感じさせる暖かさがあっていいですね。
音楽教師のヒロインが弾く
モーツァルトの「キラキラ星変奏曲」が耳に残りました。
早速楽譜を引っ張り出してきてちょっと弾いてみたりして。
でも指がうごかなーい。えーん。

※見たこともない役者さんたちはとても新鮮でした!



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2 コメント

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Unknown (May)
2006-02-03 07:54:13
「招かれざる客」のようなお話かな

いつの時代でも問題?として出てくる

のですね。

ヒロインはピアノも、ギターも弾くのでしょうか

貴方のキラキラ星変奏曲

聴きたいな 
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Unknown (コリコ)
2006-02-03 13:50:53
Aeって何?

もしかして最近、第二次ピアノ・マイ・ブーム到来?
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