激変する未来に向けて、銀色狼の備忘録

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安全保障関連法が成立

2015-09-19 06:25:39 | 政治関連


安全保障関連法が成立 参院本会議、自公など賛成多数

朝日新聞デジタル 9月19日(土)2時20分配信

 安全保障関連法が19日未明、参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決され、成立した。民主党など野党5党は18日、安倍内閣不信任決議案の提出などで採決に抵抗したが、自民、公明両党は否決して押し切った。自衛隊の海外での武力行使に道を開く法案の内容が憲法違反と指摘される中、この日も全国で法案反対のデモが行われた。

 同法採決のための参院本会議は19日午前0時すぎに開かれ、同2時に採決が始まった。
 
 同法を審議してきた17日の参院特別委員会で採決が混乱し、野党側は無効だと指摘したが、鴻池祥肇(よしただ)委員長は本会議の冒頭、「採決の結果、原案通り可決すべきものと決定した」と報告した。その後、各党が同法に賛成、反対の立場から討論。民主の福山哲郎氏は「昨日の暴力的な強行採決は無効だ。法案が違憲かどうかは明白で、集団的自衛権の行使は戦争に参加することだ」と主張。一方、自民の石井準一氏は「限定的な集団的自衛権の行使を可能にすることで日米同盟がより強固になり、戦争を未然に防ぎ、我が国の安全を確実なものにする」と反論した。各党の討論後、採決が行われ自民、公明両党などが賛成し、可決、成立した。(一部抜粋)

 

(私見)

安全保障法案が成立しました。以下二つの法案が成立したわけです。

国際平和支援法案

国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律 
http://www.cas.go.jp/jp/houan/150520/siryou3.pdf
 
 
平和安全法制整備法
我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律 
http://www.cas.go.jp/jp/houan/150515/siryou3.pdf

 

さて、この法案成立で、「中国の海洋進出の脅威」は日米同盟の強化によって抑えられるようになると私は考えています。もちろんそれには「沖縄県米軍基地の辺野古移設」も必要です。もう一つ、「朝鮮半島からの在韓米軍の完全撤退」と「統帥権返還」も早急に行われるだろうと考えるわけです。実質的な「米韓同盟の消失」ですね。日米同盟の強化によって、韓国の重要性は著しく低くなり、米軍が在韓する必要は無くなるからです。。。もちろん、朝鮮半島有事の際には「在韓外国人や在韓邦人救出」などは日米共同で行う必要がありますが、朝鮮半島有事そのもの(南北の内戦)に日米ともに関与する必要もなくなると考えるわけです。

この法案成立は日米には歴史的に重要な意味を持つ事になると思います。