地球の磁場の生成原理を私個人の考えを述べたいと思います。もちろん地球磁場生成原理は「地球ダイナモ理論」というものが一般に信じられておりますが、私は全く信じておりません。
地球ダイナモ理論(参考までに):地球内部の鉄やニッケルを多く含んだ核(コア)の流動物質が自転と熱対流によって回転することで電流を生じ、この電流が電磁石あるいは発電機(ダイナモ)のように磁場を生成・維持すると考えられている。。。。と言う説で、私は地球の中心部は高圧力ではあっても無重力なため、鉄やニッケルのようなピュアな物質ほど存在できないと思っており、この説を信じておりません。参考までに図も載せます。
さて、太陽には地球のような鉄とニッケルはありませんが、その表面では盛んに磁場の生成が行われています。水素とヘリウムだけが存在する事になっておりますが、高温高圧下ではそれらは物質の3態の水素とヘリウムでは無く、プラズマ溶融状態で陽子・中性子・電子が自由に活動できる状態だと思っております。そして、その電子の流れがさまざまな方向を持った磁場を生成し、太陽が自転しているため、総括的に磁北極と磁南極と認識されるのだと考えているわけです。ここに、太陽観測で得られた太陽表面で作られた複雑な磁場曲線を表す図を示します。
太陽の表面温度は約6000度であり、その構成は陽子・中性子・電子で集まった、溶融プラズマ状態で、この条件で太陽表面は膨大の磁場を生成し、その捻れが太陽の熱を産生しております。では地球の中心部はどうでしょうか?
地球内部の温度も約6000度であり、地球中心部が太陽表面と同様の溶融プラズマであるならば、太陽表面と地球中心部での溶融プラズマに与えられた条件はほぼ同じと考える事が出来ます。これが地球磁場生成原理だと思うわけです。そして、地球内部の熱生成原理も太陽表面と同様と考えております。この地球内部で生成されたの熱エネルギーを外宇宙に消失してしまわない構造(シールド効果)が以前述べた地殻(プレート)のウェハウス構造だと考えております。この地殻(プレート)が早期に破断して再構築される事が少ないと惑星内部の溶融プラズマは磁場や熱エネルギーを生成できなくなってしまうわけです。金星や月に磁場が存在しないのは内部がすでに溶融プラズマ状態になっていないからではないかと推測しております。
地球温暖化と騒がれたのは内部の熱エネルギーをシールドしていた地殻(プレート)の経年劣化一部破断が原因で一部漏出したのが原因で、その後は地殻(プレート)の破断と更新が地球に起きるのだと理解しています。これらはおそらく地球が10万年周期で温暖化と寒冷化を繰り返していた事からも、地球にはだいたいこの周期が当てはまるのだと思うわけです。地球温暖化の後に続くのは地殻変動であろうと私は理解しています。それも、遠くない将来(推定数年~数十年)だと思います。その後は地殻(プレート)が安定し、徐々に地表は寒冷化し、地球内部の溶融プラズマのエネルギー放出を遮り、地球の寿命は維持されるのだと思うのです。
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