goo blog サービス終了のお知らせ 

激変する未来に向けて、銀色狼の備忘録

遠くない未来、地球も世界も激変すると直感している。愚人は何を考えどう行動していくのか、趣味と生活を含め、その備忘録とする

韓国MERS感染 自宅隔離対象の日本人、すでに日本に帰国

2015-06-15 22:01:22 | 新型感染症
韓国MERS感染 自宅隔離対象の日本人、すでに日本に帰国(FNN 6/15 21:25)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00294918.html



韓国で感染が広がっている「MERSコロナウイルス」で、自宅隔離の対象となっている日本人が、すでに日本に帰国していたことがわかった。
韓国の保健福祉省は15日、感染者と接触した可能性のある外国人20~30人が、自宅隔離の対象となっていて、この中に、日本人が含まれていることを明らかにした。
いずれも病院内での接触とみられ、これまでの検査では、全員「陰性」だとしている。
日本政府関係者によると、この日本人について、韓国の保健当局から先週、情報提供があり、確認したところ、家族と日本に帰国していたことが判明した。
日本の保健当局などが連絡を取っていて、今のところ、感染を示す症状は出ていないという。
mers_japan


(私見)
MERSは隣国で猛威を振るっていますが、渡航者は多いようです。日本の保健当局は自宅隔離対象者をちゃんと見ていてほしいですね。



MERSに「カモスタット(フオイパン錠、エフオーワイなど)」の効果はどうでしょうか?

2015-06-03 23:33:38 | 新型感染症

騒ぎになっているMERSですが、以下の文献の5ページに「カモスタット」の有効性を示唆しているようです



「中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス」(松山州徳)


http://www.eiken.co.jp/modern_media/backnumber/pdf/MM1404_01.pdf


(上記文献の5ページ目を抜粋)


セリンプトテアーゼ阻害剤の「カモスタット」がTMPRSS2の活性を特異的に阻害し、SARS-CoVとMERS-CoVの細胞侵入を阻止することを細胞培養レベルで見出した。



(私見)


カモスタットは慢性膵炎などで一般臨床で使われている薬で、フオイパン錠(薬価95円/錠、ジェネリックなら13円/錠)と注射薬としてエフオーワイが有ります。今までコロナウイルスは重篤な症状になる事が少なく、臨床的に治療薬の開発などは積極的に行われておりませんでした。ですが、、、MERSに有効な可能性のある薬は無いのでしょうか?。。。上記の文献では「カモスタット」は効果あると思うのですが、、、治験は進むのでしょうか?



フオイパン錠およびエフオーワイ




fuoipan
efuouwai






MERSの感染が拡がりそうです

2015-06-03 17:32:09 | 新型感染症

最初にMERS患者が発生した京畿道85の学校で学生1400人が高熱などの症状=韓国


WoW!Korea 6月3日(水)11時8分配信 YahooNewsより




MERSvirus


韓国・京畿道(キョンギド)のある地域だけでも1400人以上の学生が高熱などの風邪の症状で調査を受け、教育関係者は衝撃に陥っている。一部の学生は熱がひどく、数日間学校を欠席していることが確認された。



MERSウイルスwikiより


MERSコロナウイルス(マーズコロナウイルス、英: Middle East respiratory syndrome coronavirus, MERS-CoV)は中東呼吸器症候群 (Middle East respiratory syndrome, MERS) の病原体であり、SARSコロナウイルスに似たコロナウイルス(ベータ型)で、2012年にイギリスロンドンで確認された。

2015年5月30日現在の合計では、1149人感染(韓国12人を含む)、431人死亡。感染地域は2015年5月に中国、香港、韓国に広がった

(私見)


このMERSウイルスは人-人感染するようです。コロナウイルスの仲間の様で、夏風邪のようにうつるのでしょう。治療法は確立していない。対症療法ぐらいでしょうか。30-40%程度の死亡率だそうですから、エボラほどでないにしても要注意ですね。隣国では相当な数の感染者が居そうです。日本にやってくるのももうすぐでしょう。人の集まるところや人口密集地帯は避けた方が良いかもしれません。今週末か来週には厚労省から何らかの発表および指示があると思います。。。





富士フイルム 「アビガン錠」投与のエボラ出血熱患者が治癒と発表

2014-10-15 18:38:17 | 新型感染症

富士フイルム 「アビガン錠」投与のエボラ出血熱患者が治癒と発表
(医療ニュース2014年10月14日 PM04:05)




abigan2



abigan1



複数の国、機関から提供要請受ける

富士フイルム株式会社は10月6日、同社の抗インフルエンザウイルス薬「アビガン(R)錠(一般名:ファビピラビル)」を投与されたエボラ出血熱患者であるフランス人女性看護師が治癒し、10月4日に退院したと発表した。

同社は、フランス政府機関であるFrench National Agency for Medicines and Health Products Safety(ANSM)から依頼を受け、フランス人女性看護師の治療用として、日本政府と協議の上、緊急対応として同剤を提供した。

日本政府はエボラ出血熱の感染拡大について、国内の企業が開発した治療に効果の見込める薬を提供する準備があることを表明しており、現在、同剤はフランスやドイツのみならず複数の国、機関などから提供要請を受けているという。


富士フイルムのアビガン錠が、エボラウイルスに効果があると思われる
一応、現時点で分かるソースも付けた

タミフルとかが効かないような新型インフルエンザとかに対応できる
ように開発されたRNAポリメラーゼ阻害薬

http://www.sankeibiz.jp/smp/econome/news/140406/ecb1404062235000-s.htm


動物実験でエボラウイルスを100%排出する
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0166354214000576


アビガン情報は既にインフルエンザ治療薬として承認(2014年3月24日製造販売承認
済)され臨床治験で副作用と安全性も確かめられており、量産化も準備されている。
ただ、現時点では薬価は設定されていない。今後、一般の病院でも調剤薬局でも
医者の処方箋が有ればインフルエンザ治療薬として投薬される予定の薬。

ソースは無いが有る程度の在庫も有ると思われる

http://www.toyama-chemical.co.jp/news/detail/140324.html


アビガンの作用機序
http://kusuri-jouhou.com/medi/virus/favipiravir.html


富士フイルムのインフル治験薬、エボラ出血熱治療に有望か

  8月7日(ブルームバーグ):米政府機関はエボラ出血熱の治療に富士フイルム
ホールディングス のインフルエンザ用治験薬を利用できるよう承認手続きを急いでい
る。西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱による死者は過去最悪水準に上っている。

米国防総省のエイミー・デリックフロスト報道官によれば、富士フイルムの米国での
提携相手であるメディベクター(ボストン)はこの治験薬「ファビピラビル」を
エボラ出血熱感染者の治療に使えるよう申請する意向で、米食品医薬品局(FDA)
と協議している。承認されれば、エボラ出血熱の感染者治療で米当局が承認する初の
医薬品の一つとなる見通し。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N9X6ZO6S972F01.html


アビガンの説明
http://www.info.pmda.go.jp/shinyaku/P201400047/480297000_22600AMX00533000_A100_1.pdf


インフル治療薬「T-705」、原薬試験生産を開始 富山化学工業
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20100710302.htm





米国でエボラ熱の二次感染が確認された

2014-10-12 19:55:55 | 新型感染症

テキサス州ダラスで、米国でエボラ熱の二次感染が確認された。
12日の朝にテキサス州保健当局が発表した。
テキサス州の病院でエボラ熱患者トーマス・ダンカンさん(死亡)の
治療に当たっていた医療従事者1名からエボラ陽性反応が出た。


Texas health care worker tests positive for Ebola
http://edition.cnn.com/2014/10/12/health/ebola/index.html




ebora_usa1


何の根拠も無く、先進国の病院でエボラウイルスは広がらないと断じていますが、現実にスペインと米国の病院で治療中のエボラ患者から二次感染者を出しています。最初に西アフリカでもエボラ治療に慣れた医療関係者からも多数の二次感染者を出しています。



ここから先は個人的推測になりますが、エボラウイルスはコラーゲン親和性が高いとの事で他のウイルスとは性質が異なります。医療器具や手袋の材料であるラテックス親和性とかないのでしょうか?どうも上手く防護できていないのではないかと思っています。また、治療薬としては理論的には富士フイルムのアビガンが有効だと思っています。ただ、適切な用法容量が定まっていないのが心配ですね。



エボラウイルスを甘く考えたり、対応を誤ると、、、被害は広がるのではないでしょうか?