木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 1069 身体との会話35

2010-07-27 | AMCT治療
道具使用の脳内表現は道具を扱うものにとって非常に興味のある研究である。この研究結果から単に言葉で道具といっているが、感覚としては道具ではなく、まさに手の一部、いや身体の一部である。

したがってアクティベータ器も単なる道具としか捉えていないとすると、手の一部どころか自分の身体としての感覚的な働きは失っているということである。それゆえ技術も上達しないだろう。

では道具を身体の一部として扱うようにできるようになるにはどうしたらいいか? これは理屈では到底説明できないものである。研究結果のように脳が道具を身体の一部のように感覚として捉えるいには、やはり感覚を磨く必要がある。

実践で数多く扱うしかない。数多く扱って五感で脳に学習するしかない。最終的には脳が五感情報をどのように取り入れて、どのように学習【可塑性】するかによる。

感性を理屈で考えようとすると機械的なメカニズムでつじつまが合わないと理解できなくなってしまう。科学やエビデンスなどの追求も当然必要である。その追求が現在の最先端の技術革新につながっている。医療業界もその恩恵にあずかっている。

対極に有機的な考え方も必要である。この場合は考え方というより有機的な感じ方のほうがピンと来るだろう。「有機的な感じ方」しっくり来る。

どうしても医療は現在医学を中心というより、それ以外は医療ではないような分け方をしている。現代医学以外は補完医療、代替医療などと現代医学とは一線を引いた分け方である。

この代替医療も国家資格や認定とか統一された教育基準がなされ、その教育も現代医学の教育になってきている。その影響か筋骨格系の代替医療は現代医学の考えと同じになっている。

もちろん施術も現代学の手法と同じで物療療法、患部治療、リハビリ等・・そんなものは現代医学の医療機関で十分である。代替医療は現代医学の不足分を補うのではなく現代医学とは違った観点から医療を診ていくべきである。

医療学校の基礎教育が現代学ありきの教育だから致し方ないが、せめて臨床を継続して行くのなら臨床の現場で感じている矛盾を解きほぐすべき方向に向かっていってほしい。

さて、手前味噌になるが「機械的治療から有機的治療へのご案内」というテーマでAMを応用して、身近なスポーツ障害を題材にしてAM臨床研究会で、機械的な治療法から有機的な治療法への移行するきっかけを掴んでもらえたらと思っている。是非参加されたし。


拳骨


★ 第4回 AM臨床研究会開催のお知らせ ★

日時 8月22日

開場 日赤 小会議室

募集人数 先着15名

参加資格 AM国際、国内認定者のみ(ベイシック、アドバンスどちらでも可能)

テーマ

「AMを応用したスポーツ障害に対するアプローチ」

(神経筋反射を応用したAMの効果的な使い方) 

機械論的治療から有機論的な治療へ

申し込みの受付が始まりました。少人数制です、申し込みは、お早めにお願いします。

こちらから申し込みができあmす。IDとパスが必要です。

http://www.activator.gr.jp/#Anchor-4712