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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 1015 実践セミナー「格闘技編」12

2009-08-05 | スポーツ障害
変形性膝関節症の発症原因はいまだ明確な説は無い。幾つかの推測の域ではあるがいずれにせよ結果である。

もちろんリウマチなどの病理で変形がいおきることもある。これも結果である。このような結果、この場合は「変形性関節症」が起きた場合にも、その変形性関節症による機能障害が起きる。

この機能障害を改善する目的でAM治療を進めていけばなんら問題は無いし、難しくなく治療は進む。

このときの患者さんの希望と、治療者側の治療目的に溝ができると厄介である。初検時の説明でこのことははっきりさせておくことである。

はっきりさせるには治療か自身が機能障害をよく理解していないと患者さんに説明はできない。当然、治療方向は最初から迷路のなかで模索しなければならない。

膝の変形をともなった患者さんの多くは整形外科でレントゲン検査をしている。当然画像で自分の膝の骨の変形を確認している。なかには反対側の痛くない膝までレントゲンをとり、両側の変形性の膝を確認する。

本来はこのときに疑いが生じるはずなのだが患者さんはなんとなくわかっていても聞くことができない。つまらない遠慮があるのか。

「反対側も変形していますね」「今は痛くないかもしれませんが、これだけ変形しているとそのうち痛くなるでしょう。」こんなことをいわれる。

ここで不思議なのは、変形が原因であれば反対側の症状の無い側の膝も痛くなければおかしい。この矛盾をどうするのか?

痛みのメカニズムを生理学的にみれば変形では痛くならないという。


さて、このような膝の変形があってもなくても膝の痛みは「軟部組織」と思ったほうが早く解決する。「軟部組織」にターゲットを絞って治療を進めていくと思わずこんなものかと改善する。

軟部組織である靭帯、筋肉これらの機能異常によって過緊張をおこし筋肉の硬結がいたるところにできている。

主動筋、拮抗筋のアンバランスによってでてくるのだがここでAM臨床かであるなら更に一歩踏み込んで「軟部組織」の機能異常は何が原因かそこまで行かないと・・・

カイロプラクティックの原点「サブラクセーション」を思い起こしてみよう。伝統的なカイロプラクティックのサブラクセーションは隣接関節の動きに注目するはずである。

可動域があるとかないとか物議をかもし出す定義である。脊柱だから膝だからとか関係ない。どちらも動きが悪いだけである。要は動きの悪い関節はどうして悪いのか。

やはり関節周辺を構成している筋肉が緊張を起こしているからである。筋肉の緊張は神経機能異常である神経の働きが正常でないからである。

拳骨

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