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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 125 全身の痛みとシビレ

2005-09-29 | カイロプラクティック
昨日来た新患 男性 41歳 久しぶりの痛みの百貨店である。主訴は全身痛と上半身のシビレ・下半身のシビレ、その他多数。平成1年にヘルニアの手術をして下肢痛は改善したらしいが、再発したという。

その後、カイロプラクティックの治療を受け症状が悪化したといっている。整形外科、カイロ、気功など治療に行っているが満足な結果が出ず医療不信に陥っている。インターネットでしらべてのCCRK来院である。遠方からである。

問診表の症状記入項目の感情に、恐れ、怒り、劣等感、悲しみ、不安、健康になれないに〇がついている。この患者さんは自己分析を客観的にできている。このような患者さんは比較的早く改善する可能性が高い。

自分の内なるストレスを認めようとしない患者さんは、症状の改善が緩慢である。臨床経験からも言えることである。特にこれといって原因が特定できない腰痛、肩こり、手足のシビレなどはそうである。

患者さんに症状の原因を説明する。ヘルニアに関してはMRIで再検査して経度の突出が見られそれが下半身のシビレの原因といわれたが、下半身全部のシビレとは一致しない。全身のこわばりもヘルニア説は無理がある。説明に納得する。

シビレはアレルギーによる浮腫の可能性と、全身のこわばりは神経機能異常による筋のトーンが亢進しているためである。治療後はほとんど全身のこわばりがとれ、関節の可動域も改善する。しかし、こわばりの症状は再発する。やはり、アレルギーによる全身性の浮腫も考えられる。

治療後は、このような軽さは始めて体験したらしく、顔色が変わり生き生きした言葉がきけた。1週間後に来てくださいと言ったが「明後日に来てはだめでしょうか?」もちろん明後日のほうが良い。

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