カキのオーブン焼はまもなく終了致します

カキのオーブン焼はあと１人前で終了致します。
このメニューは冬季限定です、多分今日明日中に終了すると思われます。
カキと言えば…
サラリーマン時代には広島産を中心にカキの仕入担当をしていました、原料とカキフライ等の製品の製造と仕入れ管理をするのです。
毎年３～５月頃に各支社・支店・営業所の年間販売計画を確定するのです、販売部署からの数字を吸い上げてそれを工場に打診して値段を決めていくのです。
毎年秋になるとカキの生産が始まり、そうなると生産者側と消費者側の攻防が始まるのです、生産者は毎年必ず「今年の状況は良くない、値段が上がるのは必至である」と、そして私：消費者は「韓国・中国からの搬入が今年も多くなるであろう、そうなると国産の需要が減ってしまう、ましてや値段が上がるとどうなるであろう」と。
結局は毎年さほど変化のない値段で落ち着いてしまうのです、その年の出来が良いとか悪いとか関係なく。
カキというのはなかなか儲からない商材でした、生産者もそうですがメーカー・水産会社もそうです。
先に書いた通り、年間販売計画＝生産計画に従って生産をしていくのです、ところが計画通りに消費されることなんてほとんどありません、ほとんど必ず予定通りには売れないのです。
暖冬…これはカキの消費に関しては最悪のシチュエーションです、ですから水産メーカーとしては冬は寒く・夏は暑いそんなことを心から祈っているのです。
そして冬が暖かろうと寒かろうと１２月末そして１月の年明けにはメーカー各社は投げに入るのです、いわゆるダンピングみたいな…。
で、結局全く儲かっていないのです、ただしカキの消費量はものすごく大きくて、だから毎年その売上金額は魅力なのです、だから止められないのです。
昔、そんな事を何年もやっていました。
今は本当の消費者側にいますけど。

本日は
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