ナマコ

ナマコって、じつに奇妙な生き物である。
毎年この頃になると時々ではあるが仕入れてお店で出している、今週は毎日ご提供しております。
さて、ナマコは不思議な習性をいくつも持っている。
まず、周囲から脅威にさらされると内蔵をバァーッて吐き出す、それでも生きているのだ。
体表のヌメリを除去し、内蔵を取り払っても当分は生きている。
ナマコを波打った場所、具体的にはシンクの枠に設置しているまな板を置くフレーム、その上に置くとその形にブツブツに小間切れになってしまう（表皮の中側が）、でもしばらくまな板の上に置いておくと元に戻って一体化する。
下処理したナマコは、時期や個体差があるのだがヌルヌルと粘液を出す、お客様にご提供する際にはこれを除去しなければならない…、最初の頃（何年も前）、どうしたらいいのかわらか無いまま酢で洗った…すると一瞬でその粘液はキレイになる。
そして、あんなへんてこな姿形なのに、驚く程美味しい、食感も絶品である。
ちなみに、よく赤ナマコ・青ナマコと言って区別するが、コレらは全部同じマナマコのこと、住んでる場所によって色を変えているのだ。
本日もこのマナマコ、入荷致します、そして冷蔵庫で生きたまま待機しています。

本日は
７時までのサービスメニュー
やってます！

本日は
「ととらーめん」ご用意しております！

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