朝方の晴れ間が時間を追うごとに雨模様になり、午後「図書館」に出かけようとしたら小雨となった。今週は庭の枝垂桜を始め、公園や緑道、校庭の桜が満開になり、春爛漫になっていたが、今日は雨に打たれてうな垂れている。この調子で良くと入学式には桜吹雪になってしまうのではと心配になる。
今日、東京五輪の聖火リレーが福島県のサッカ-施設「Jヴィレッジ」から始まった。新型コロナウイルスの感染防止策を取りつつ、約1万人の走者が121日かけて全国859市区町村を巡る。トーチカでつながれた聖火は、7月23日の開会式で国立競技場(都新宿区)の聖火台にともされる。
<北朝鮮の弾道ミサイル発射背景>
北朝鮮は今朝、約1年ぶりに弾道ミサイルを発射し、本格的な軍事的挑発を再開させた。弾道ミサイルは午前7時4分と23分、北朝鮮の東海岸から東方向に発射され、高度100キロ未満で約450キロ飛行した。日本の領海とその外側の排他的経済水域(EEZ)には到達せず、付近を航行する航空機や船舶への被害は確認されていない。1月の米バイデン政権発足後初めて。1月の朝鮮労働党大会で金正恩総書記が宣言した軍備増強路線を目に見える形で示し、バイデン米政権に、核・ミサイル開発では一歩も引き下がらない姿勢を見せつけたといえる。対北朝鮮政策の見直しを進めるバイデン政権の機先を制そうとする狙いも垣間見える。北朝鮮は、低空を滑空するなどして迎撃が難しい複数の新型短距離弾道ミサイルの発射実験を繰り返し、開発を加速させてきた。だが、昨年3月29日を最後に弾道ミサイルの試射がぴたりと止んでいる。一つには、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で軍部隊の演習自体がままならなくなったという事情があるようだ。金氏自身、公の場に一時、姿を見せなくなり、健康不安説まで浮上した。さらには、昨年11月の米大統領選への影響を考慮したとみられる。あからさまな軍事的挑発を続けると、金氏が親交ぶりを誇示してきたトランプ前大統領の足を引っ張るとの計算が働いた可能性がある。バイデン氏が当選を確実にした後も北朝鮮メディアによる対米非難を封印し、米新政権の出方をうかがってきた。金政権が本格的な挑発再開の契機と位置づけていたのが、米韓両軍が今月8~18日に韓国で行った合同指揮所演習だったと考えられる。北朝鮮で対米外交を担う崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官は17日付談話で、米韓演習を非難し、米国が北朝鮮への「敵視政策を追求する中で、われわれが何をするかよく考えてみる方がよい」と指摘。「われわれは既に強対強、善対善の原則で米国を相手にすると明言している」と警告した。金氏は1月の党大会で「新たな朝米関係樹立の鍵は、米国が敵視政策を撤回することにある」とし、この「強対強」の原則に言及していた。つまり「圧力には圧力」といった「行動対行動」でバイデン政権に対処するとの宣言だ。敵視政策撤回とは、米韓演習や米戦略兵器の韓国での展開にとどまらず、究極的には在韓米軍の撤退を指すとも読み取れる。(サンケイ)
朝鮮中央通信は26日、北朝鮮の国防科学院が25日に「新型戦術誘導弾」の試験発射に成功したと報じた。25日に日本海に向けて発射した2発の短距離弾道ミサイルを指すとみられる。朝鮮中央通信は、「低高度滑空跳躍型飛行方式の変則的な軌道の特性」を持つ誘導弾が海上600Km水域の目標を捉えた、としている。弾頭の重量を2.5 tに改良し、奇襲攻撃が可能な「固体燃料ロケットエンジン」の改良型の信頼性を実証したという。今回のミサイルは、北朝鮮が2019年5月から相次いで発射した「イスカンデル」型だった可能性があるとのこと。(ヨミウリ)
今日、東京五輪の聖火リレーが福島県のサッカ-施設「Jヴィレッジ」から始まった。新型コロナウイルスの感染防止策を取りつつ、約1万人の走者が121日かけて全国859市区町村を巡る。トーチカでつながれた聖火は、7月23日の開会式で国立競技場(都新宿区)の聖火台にともされる。
<北朝鮮の弾道ミサイル発射背景>
北朝鮮は今朝、約1年ぶりに弾道ミサイルを発射し、本格的な軍事的挑発を再開させた。弾道ミサイルは午前7時4分と23分、北朝鮮の東海岸から東方向に発射され、高度100キロ未満で約450キロ飛行した。日本の領海とその外側の排他的経済水域(EEZ)には到達せず、付近を航行する航空機や船舶への被害は確認されていない。1月の米バイデン政権発足後初めて。1月の朝鮮労働党大会で金正恩総書記が宣言した軍備増強路線を目に見える形で示し、バイデン米政権に、核・ミサイル開発では一歩も引き下がらない姿勢を見せつけたといえる。対北朝鮮政策の見直しを進めるバイデン政権の機先を制そうとする狙いも垣間見える。北朝鮮は、低空を滑空するなどして迎撃が難しい複数の新型短距離弾道ミサイルの発射実験を繰り返し、開発を加速させてきた。だが、昨年3月29日を最後に弾道ミサイルの試射がぴたりと止んでいる。一つには、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で軍部隊の演習自体がままならなくなったという事情があるようだ。金氏自身、公の場に一時、姿を見せなくなり、健康不安説まで浮上した。さらには、昨年11月の米大統領選への影響を考慮したとみられる。あからさまな軍事的挑発を続けると、金氏が親交ぶりを誇示してきたトランプ前大統領の足を引っ張るとの計算が働いた可能性がある。バイデン氏が当選を確実にした後も北朝鮮メディアによる対米非難を封印し、米新政権の出方をうかがってきた。金政権が本格的な挑発再開の契機と位置づけていたのが、米韓両軍が今月8~18日に韓国で行った合同指揮所演習だったと考えられる。北朝鮮で対米外交を担う崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官は17日付談話で、米韓演習を非難し、米国が北朝鮮への「敵視政策を追求する中で、われわれが何をするかよく考えてみる方がよい」と指摘。「われわれは既に強対強、善対善の原則で米国を相手にすると明言している」と警告した。金氏は1月の党大会で「新たな朝米関係樹立の鍵は、米国が敵視政策を撤回することにある」とし、この「強対強」の原則に言及していた。つまり「圧力には圧力」といった「行動対行動」でバイデン政権に対処するとの宣言だ。敵視政策撤回とは、米韓演習や米戦略兵器の韓国での展開にとどまらず、究極的には在韓米軍の撤退を指すとも読み取れる。(サンケイ)
朝鮮中央通信は26日、北朝鮮の国防科学院が25日に「新型戦術誘導弾」の試験発射に成功したと報じた。25日に日本海に向けて発射した2発の短距離弾道ミサイルを指すとみられる。朝鮮中央通信は、「低高度滑空跳躍型飛行方式の変則的な軌道の特性」を持つ誘導弾が海上600Km水域の目標を捉えた、としている。弾頭の重量を2.5 tに改良し、奇襲攻撃が可能な「固体燃料ロケットエンジン」の改良型の信頼性を実証したという。今回のミサイルは、北朝鮮が2019年5月から相次いで発射した「イスカンデル」型だった可能性があるとのこと。(ヨミウリ)