昨夜は涼しい微風でエアコンのお世話にならず、朝のストレッチも快適に済ますことができたが、「まなびいプラザ」に出かける頃は炎暑日となった。午後はエアコン頼りに午眠したが、16時過ぎても猛烈な炎暑が続くなか、思い切って「図書館」に出かけたが道路からの猛烈な反射熱で危険な状態になっていた。17時半帰宅時も変わらずで目眩がするほどになっていた。夜のストレッチは柴又の花火音を聞きながらウォークで済ませた。今夜は熱帯夜と覚悟した。
(全国167地点で猛暑日、過去2番目の救急搬送9190人)
日本付近が広く高気圧に覆われた影響で、25日は各地で気温が上昇し、午後5時までに全国167地点で気温35℃以上の猛暑日となり、午後5時20分までに群馬県伊勢崎市では39.5℃度を観測した。群馬県桐生市で39.2℃、栃木県佐野市で39.1℃、埼玉県鳩山町で30.0℃、甲府市で38.7℃を記録。東京都心でも36.6℃の猛暑日となった。総務省消防庁は25日、全国で熱中症により救急搬送された人が、17~23日の1週間で9190人(速報値)に上ったと発表した。前年同期の2倍超で、統計を取り始めた2008年以降、17~23日の1週間では過去2番目に多かった。死者は前週比7人増の10人で、搬送者、死者ともに今年最多となった。搬送者のうち、重症者は前週比14人増の200人。65歳以上の高齢者は5195人で、全体の56.5%を占めた。都道府県別では、東京都の916人が最多で、愛知県が668人、埼玉県が625人で続いた。
(ビックモータ-社長辞任)
保険金不正請求が横行していた中古車販売大手ビックモータ-(東京)で長年トップに君臨し、一代で業界大手に成長させた創業者が25日、記者会見で辞意を表明した。同社では過剰な営業目標が課せられる一方、異常な降格人事が行われ、不正の内部告発も放置された。会見では組織ぐるみの関与を否定した兼重宏行社長(71)だが、企業統治(ガバナンス)の専門家は「経営陣が把握していないこと自体、内部統制ができていない証拠」と指弾する。
兼重氏は25日の会見で、一連の不正が行われた原因について「不合理な目標設定がノルマとなった」と認めつつ、「目標を勘違いした本部長が押しつけたことが不正につながった」との認識を示した。6月に外部弁護士の調査報告書を受けるまで不正は認識していなかったといい、責任の所在は板金・塗装(BP)部門にあるとした。オーナー企業のトップである兼重氏は強いリーダーシップを発揮する一方、同社には現場の声を拾い上げようとしない〝上意下達〟の空気が広がっていたとされる。同社関係者は「不正の内部告発があっても、管理職と従業員の確執の問題とみなされ、露呈することはなかった」と振り返る。
報告書では「経営陣に盲従し忖度する歪な企業風土」の背景に同社の異常な人事制度を挙げた。営業成績を過度に重視した昇格人事について、兼重氏は「創業当初から抜擢人事」と説明。降格処分についても「まだ十分な力がないという場合はすぐ降格する」「復活した人間もいる」とこともなげに語った。
兼重氏は息子の兼重宏一副社長(35)とともに引責辞任するが、企業統治に詳しい弁護士は「自分が辞めれば何とかなり、会社が存続すると考えているとしたら大きな間違い。経営陣が刷新されたとはいえない」と厳しい見方を示す。創業家が今も大半の株式を保有しており、株主構成に変化がないためだ。兼重氏は株主としても経営には口を出さないと明言したが、上意下達の社風や企業統治の改善は見通せていない。
<秦剛国務委員兼外相解任>
中国の立法機関、全国人民代表大会(全人代)常務委員会は25日に北京で会議を開き、秦剛国務委員兼外相(57)について外相職を解任し、後任に外交担当トップの王毅共産党政治局員(69)を充てると決定した。秦氏の動静は6月25日を最後に1カ月間に渡り途絶えていた。秦氏が今月中旬にインドネシアで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合への出席を見送った際、中国外務省報道官は「身体的理由」で出席できなくなったと説明。台湾メディアは、秦氏が女性問題で調査を受けているといった観測も伝えていた。秦氏は外務省報道官や外務次官、駐米大使などを歴任し、昨年末に外相に就任。今年3月から国務委員(副首相級)を兼任していた。秦氏が表舞台に出なくなってからは、王氏が代役を果たしていた。王氏は秦氏の前任として2013年から22年12月末まで外相を務めていた。外相職の兼務は一時的なものにとどまる可能性がある。外相には中国共産党の劉建超(りゅう・けんちょう)中央対外連絡部長(59)の起用も取り沙汰されていた。習近平国家主席が起用したとみられ、秦氏が更迭されたことで異例の3期目入りを果たした習氏の権威にも傷がつくことが避けられないと指摘されている。