源ザの独り言日記

日々あったこと、感じたことを気軽に書き込みます。

孫とジャガイモ堀で汗を流した/ 駐禁監視員制度成功

2007-06-30 22:48:38 | Weblog
今日は昨日夕方からの雨は止んだが曇天で蒸し暑い。孫娘は体操教室と国際交流の児童英語へ行くので息子の長男に電話を入れたら午前中は出かけないという返事。
そこでミニ農園のジャガイモ堀に連れて行った。孫は孫娘と同じ小学校を通っている小学1年生。ミニ農園へ自分の自転車で行くという。アップ・ダウンの多い田舎の道をやっと足がペダルに届く程度の18インチ子供自転車で行くのでハラハラする。息子は小5の時この町に転向してすぐ級友と自転車競争していてS字カーブで転んで頭に大怪我した苦い経験が思い出される。ところが孫は慎重派であるようだ。畑では土を直接触るのは苦手なのは息子と同じ。私がシャベルで掘り起こしたジャガを並べるのが孫の役目になった。ポリ袋いっぱいジャガを詰め込んで自転車の前かごに置いてあげたらとハンドルがふらっく。これではアップ・ダウンの道を帰るのは危険だ。私は自宅用と孫用を両手にぶら下げ汗を流しながら送っていった。掘りたてジャガは蒸し上げ、薄皮がハジケた熱々でホクホクのとき食べるのが一番。我家の庭ではトマトとインゲンが収穫真っ盛り、インゲンは茹でてマヨヘーズや醤油で、卵とじでも上手い。サラダに混在させてもよい。輸入野菜や国内加工食品に残留農薬や偽表示、賞味期限の改ざんなど続いて信じられない時代、信じられるのは自家製だけとは情けない。
<余談>
新聞によると昨年6月から駐禁強化され1年が過ぎたが警察庁によると違法な駐車が東京で65.5%、大阪市で78.8%、名古屋市で64.2%と大幅に減少したと発表した。これにより主要路線の交通時間も東京で6.3%、大阪市ではなんと19.5%減と渋滞が緩和されたというからやればできるということか。この成功から駐車監視員を委託する警察署を昨年度の270から今年10月までに310に増やす予定。ところでこの制度の導入で業界の明暗が出ているそうでコイン駐車場業界は契約が7倍になったところがある反面運送、警備業界は24億円も出費が増えたようだ。

日本でも食品偽装事件/駅前留学のNOVA一部業務停止

2007-06-29 21:22:20 | Weblog
中国の医食品は世界で問題を起こしているが日本の食品は安心と思っていたところ先週、北海道苫小牧市の食肉製造加工会社「ミートホープ」が不正競争防止違反で摘発された。事件の内容は牛肉ミンチを作るとき牛肉に豚の心臓や舌、羊のクズ肉、鶏肉など様々なものを投げ込んでいるのに「牛肉ミンチ」と偽装して北海道加ト吉に納入され冷凍コロッケなどに加工され「日本生活協同組合連合会」ブランドで全国に出荷されたという。味の素、旭松食品、米久、ジェイティフーズ、ニチロなどでも冷凍食品に加工され全国各地のスーパーや生協に流通されていた。おまけに混ぜ合わせたミンチ肉に水を加えて増量していたという。新聞によると豚の心臓200Kgと牛肉286kgで合計が500Kgなっていたときもあったという。また牛肉らしく見せるため牛の赤血球を加工した着色剤を使っていたというからもう確信犯だ。この会社は犯罪は泥沼でブラジル産鶏肉を国産と偽って苫小牧市と周辺の学校給食用に出荷したり、東北地方の鶏肉業者の袋を勝手気に複製し別の鶏肉を詰めて販売したり、賞味期間切れ又は間近い冷凍コロッケを格安で購入して、プラトレーを取替え、ラップを掛け直したりしてス-パーなどに販売していたようだ。最近は凍解に雨水を使っていたというウソのようなこともあってとか。数々の不正が発覚しているが24年前から問題はあったという。お粗末なのは農水省や道庁では02年から07年まで計八回告発にもとづき立ち入り調査をしていたのに見抜けなかったという。昔からチエック機関は業界側にいるとはよく聞かされていたことだが今だ体質は変わらないようだ。我家も生協やSCのお買い得セールで冷凍食品を纏め買いしていたので口にしていたことは間違いないようだ。冷凍庫にあった加ト吉の冷凍コロッケは破棄したと家内が悔しそうに囁いた。この会社76年設立されたワンマン会社だそうで総てたたき上げの社長の指示とのこと。社長は赤身と脂身肉を均一に混ぜる攪拌機付きひき肉製造機を考案して06年文部科学大臣の創意工夫功労者賞を受賞しているというからアイデア社長でもあった。昔マーケットの上げたて手製コロッケを頬張った頃が懐かしい。
<余談>
駅前留学のキヤッチフレーズで有名な語学会話最大手NOVAが一部業務停止を受けた。契約に関するトラブルが多発し、会社ぐるみで不適切な勧誘など虚偽説明を行っていたことが原因だ。ゼネコンの談合事件は江戸時代から日常茶飯事毎だそうだが今だ改まらない。あれもこれも厳しい競争を生き抜くためなのだろうが偽装、談合、データ改ざん、振り込め詐欺、悪しき社会を早く正常な状態の戻って欲しい。

千葉公園の大賀ハス満開・手賀沼のハス田はまだまだ

2007-06-28 23:07:13 | Weblog
先日新聞に千葉公園の大賀ハス満開と紹介されていたので車で行って見た。場所はJR千葉駅北口か千葉モノレール千葉公園駅の近くなどで電車も便がよい。この公園は明治の末鉄道連隊の練習地だったと案内板にあり、当時の橋梁跡もある。初めて来たので駐車場が分からない。公園沿いの通りに数台路上駐車を見かけたが狭い道路なので近隣住宅に失礼と探し回ると護国神社の参拝客用駐車場が見つかった。林の中なので真夏で蒸し暑い今日には最高な所などで置かせてもらった。公園を歩いてみて敷地が6haといわれている割には案内板がなく、目的の大賀ハス田が何処なのかさっぱり見当がつかない。城跡のような小山に慰霊塔があるが野球場もプールも遊園地も見当たらず、人も通らない。しばらくして散歩している男の人に出会い訪ねたら公園沿いの通りを渡ったところだった。路上駐車しておれば近くだったようだ。指示された体育館を過ぎるとプールが出てきた。これで確信できた。児童用プールでは小学生一クラスが水の掛け合いをしていて大はしゃぎ。昔の子供達を思い出した。ここには徒歩用や50mプールもある。そこを過ぎると遊園地があり数組の親子が遊んでいる。遊園地には鉄道連隊跡ということか蒸気機関車が置かれていた。更にに進むと目的の大賀ハス田。ボート池の一角に近くの東大検見川厚生農場で51年に発見された2000年以上昔の弥生時代のハスの種、一粒を苦労して開花させた大賀博士の大賀ハスが満開になっていた。淡いピンク色のハスは美しい。
この大賀ハス53年ごろから全国に植えられ神代公園でも、新宿御苑でも、昨年訪ねた埼玉県行田蓮公園にも咲いていた。行田蓮公園はインド産を含め広い敷地に41種類を育てているが千葉公園の大賀ハス池は約900㎡で広くはないが連日300個のハスの花が咲いているそうだ。ハス池の入口に木造6角形の冷房完備の休憩所があり多くの来場者で賑わっている。デッキには見学者に混じってヘルパーさんに付き添われた老人施設のお年寄りが見学して微笑ましい。園内の遊歩道は写真を撮る人、我々のようにただ見て回っている人で混雑している。周囲の水辺には写生をしている人、絵を書いている人も多い。帰りはすぐ前にある小高い荒木山に登ってみた。頂上の碑にこの台地がラッパ手の練習場所だったと記されている。小山を下りたところで奇遇にも先ほどハス池の場所をお聞きした方とバッタリ。大賀ハスを見たので欲を出して手賀沼のハス田に行ってみた。直ぐ近くの沼南道の駅で昼食の腹ごしらいをして出かけたのだが、こちらは大きな葉が風になびくだけで蕾もなく期待はずれに終わった。さて朝、地図でR16かR14で行くか迷ったが銀行手続きがあったのでR8経由花輪からR14(千葉街道)にでた。いつも渋滞しているR8なのだが今日はスムース。R14は2車線の上、市内を走るから信号が多く走りにくい。若い頃海水浴に千葉・房総方面行くにはこの千葉街道だけだったが海岸が埋め立てられ幕張メッセや工場団地などが進出した結果、東自動車道やメッセ大通りが出来そとたを了することが多くなった。45年年前の街道は潮の匂いが漂い鄙びた漁村だったような記憶がある。狭いR14だが京葉道の幕張ICから広くなり快適な走りになる。登戸四交差点を左折すると西千葉駅近くに出る。総武線の高架を過ぎ県道を右折すると千葉公園は直ぐ。今回は久しぶりに迷わず到着した。所要時間は1時間15分だった。手賀沼のハス田へはR126号からR16号に出て一直線なのだがこちらは大動脈道なので混雑していて沼南道の駅に到着するまで1時間半掛ってしまった。蒸し暑さで運転も楽ではない。

住民税大幅アップ/ ガラパゴス諸島の危機

2007-06-27 22:00:24 | Weblog
6月から住民税が跳ね上がった。今年に入り市役所からチラシなどでPRされていたがイザ現実に納付となると気が重い。実は国の税収に一部を地方に移し変える「税源移譲」のため個人住民税増額に見合う額が今年1月国税の所得税から減額されていたのだが認識がないのが現実だ。この重税感は所得税減額イコール住民税増額ではないのが問題なのだ。実は99年から景気対策のため続けてきた住民税の定率減税が廃止されたため「二重の負担感」になっているのだ。新聞によると年収500万円、サラリーマンの夫と専用主婦、子供2人のモデル家庭で1月には所得税が2250円減額された反面、6月からは住民税は5400円増え差額3150円のうち定率減税全廃による負担増は960円なのだが差引き2190円分は住民税がボーナスからの天引きがないので毎月差し引かれるため6月の負担増が目立つことになった由。我々年金受給者も仕組みは同じだが所得税は年金支給月に合わせて偶数月に天引きされるため2月から所得税が減額されている。一方住民税は納税通知書によるので6,8,10,1月
に納めることになるから納税回数が少ない分1回当りの負担は大きくなる。夫婦の年金収入329万2000円(夫250万円、妻79万2000円)の場合の世帯で所得税が2月納付分から3200円減額され、6月から住民税が前年の約2倍の11600円に増える。定率減税廃止分は年6200円、この額が実質増税となる。税源委譲や定率減税廃止は前小泉政権が閣議決定した既定路線なのだが年金問題を抱えた安部政権は7月後半の参議院に臨もうとしているが運命とは一寸先は闇かそれともバネにして光を手にできるだろうか。
<余談>
新聞にガラパゴス諸島(エクアドル)に数多く住む独自の生物が今、危機的状態にあると「危機にさらされている世界遺産リスト」(危機遺産リスト)に加えられたと報じている。78年世界で初めてユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されものだが過去15年間で観光船の滞在日数が1.5倍になり、道路などインフラが整備された結果、移住者が増え、外来種が持ち込まれているのが原因のようだ。ガラパゴス諸島南米から西に約1000キロ離れた沖合いに位置し大陸の影響を受けずに進化したガラパゴスゾウガメやガラパゴスイグアナなどTVのドキメントで紹介されて「進化のショーケース」「生きた博物館」として誰でも知っている所なので早い対策を期待したい。

ぶどうの袋がけ/ 任意後見制度悪用

2007-06-26 21:19:01 | Weblog
昨日、今日と小雨が降り続き、ブドウ棚のぶどうの実に黒い斑点が付き始めた。「袋がけ」をと考えていた矢先なので慌てて取り掛かった。ところが葉に溜まった水滴がボタボタ落ちてきて作業が捗らずお天気の回復を待ったが諦めた。昨年も。袋がけして成功したので今年も早く終わらせたいものだ。
<余談>
悪徳リフォーム業者による一人暮らしのお年寄りをターゲットにした高額請求が問題になったり、任意後見人となって勝手に預金を引き出していた悪質任意後見人が逮捕された。最近悪徳訪問販売業者による一人暮らしのお年寄りと任意後見契約を結ぶケースが密かに行われているようだ。任意後見制度は成人後見制度の一つで、判断力がある間に将来、判断力が低下したときに備え後見人を定めておくものだがこれを悪用したものだ。最近聞いた話だが一人息子が亡くなり、その妻が何を思ったか任意後見人になって関係者から裁判を起こされているという。息子さんが未成年なので心配になって自身が後見人になったようで悪意はないのだが。

紫陽花に替わって、コスモスが最盛期/一般人が薬物運び屋

2007-06-25 20:38:43 | Weblog
小雨が降りしきる庭の主役がアジサイからコスモスに替わった。本来なら小雨にアジサイがお似合いなのだが、盛りが過ぎ、色が褪せてきてしまった。替わりにコスモスの花の勢いがよい。先々週1輪咲いたと思ったが今は咲き競っている。季節が早回りしているように感じる。
<余談>
最近麻薬の密輸に一般人が組織に利用されているという新聞報道があった。三重県の母娘は海外旅行に数回無料で招待され、身も知らずの現地人から中身が薬物とは知らされないままカバンを渡され日本に持ち帰ること十数回、都度20万円の報酬を得ていたが今年、成田空港で現行犯逮捕された。2人が逮捕時持ち込んだMDMA約8万9千錠は空港での押収量としては過去最多。地裁判決は懲役14年と13年、罰金500万円と450万円だった。母娘をこの犯罪に誘ったタクシー運転手の同僚は闇の世界と関係があり「自分でやると発覚すると運び屋を探していた」供述しているという。又横浜の女性は交際していたナイジェリア人からお土産として果物缶のスーツケースを預かり一足先に帰国したところを逮捕された。果物缶から大麻草約6000gが見つかったのだ。女性は大学の経営学科でマーケッテイング専攻していた高学歴者だ。地裁判決は懲役5年、罰金100万円。東京税関成田支署では過去5年間に旅行者が不正薬物持込で摘発されたのは年間70~140件。ところが黒幕組織は摘発が難しくしているのが組織ではなく一般人が報酬目的で運搬の役割を演じているのが原因という。同様の事件で被告が無罪を主張する例が後を絶たず、無罪判決も5年間に2例ある。不正薬物密輸事件の量刑は薬の種類によって違うが、薬物密輸の量刑は重く、覚せい剤やヘロインを営利目的で輸入したい製造したりすると無期もしくは3年以上20年以下の懲役、1000万円以下の罰金となる。仮に他人に利用されただけでも「運び屋」など密輸組織の一員と認定されると10年以上の刑となることも珍ずらしくないようだ。十数年前シンガポールを旅行したときガイドさんがこの国では麻薬持込が発覚した場合は死刑だそうで、その時の話で日本人が麻薬持込で死刑判決が出され、日本と問題になっていると言っていた。

地区防災訓練/ 孫娘の友来る

2007-06-24 22:50:20 | Weblog
昨日の真夏日が一転、曇り空。近くの幼稚園のグランドで9時から地区防災訓練が始まった。我家は開始のアナウンスが聞こえる近さなのである。町会役員、市長、市議、市防災課員、消防署課員それに消防車と救急車がグランド整列している。
町会役員は新町会長の挨拶に始まり、次々挨拶があり、町会役員の紹介後5班に分かれて防災訓練が始まる。①バケツリレー②消火器の実践訓練③煙体験④簡易タンカーの作り方⑤三角筋の作り方と使い方など昨年と同じ内容なのだが三角筋の作り方と使い方は難しい。最後は消防署救急隊員による心臓停止者救命器具の実演と講話。救命器具は25~30万円程度だが買い求める家庭もあるそうだ。救急隊員から最近の救急車出動事例のうち60%は緊急性が薄い風邪や怪我だったという。中にはタクシー代わりや税金を払っているからという身勝手な家庭があって唖然としたケースがあったという。そのためか出動が遅れ命を落としたり、障害が残った患者さんの現実が報告された。孫娘が熱性痙攣で2年間で3回お世話になっているので有効な出動要請を期待したい。最後は役員・婦人会によるトン汁、お結び、麦茶を受け取りご近所の方々と思い思いのシートで頂きながら談笑。この時間になって出かけていた孫達がやってきて昼食をパクツキ出した。最後は抽選会で珍しいことに転倒防止器具が当った。一段落すると小雨が落ち始めた。
<孫娘の友来る>
消防訓練の後、孫とババは近くの公園で開かれたアジサイ祭りに回り、私は一足先に帰宅した。しばらく静かだったが急に玄関先が賑やかになり、出てみると霧雨の中、子供が2人増えている。親御さんの躾がいいためか姉弟の兄弟に挨拶された。アジサイ祭りからお友達を連れてきたのだがはじめてのことだ。その内2階で運動会が始まった。こんなことは我々の子供達でもなかったことだ。何と無邪気なことか。

真夏の葬儀/ 男女共同参画コーナ

2007-06-23 23:04:39 | Weblog
昨日午後からの雨から一転、夏日になった。今日は当町内で長年市会議員をしていた方の葬儀が行われる。私は知人3人と1台の車に同乗させてもらった。霊場の周囲は緑が多いが朝からの夏日で車から降りると熱風に取り付かれる。10時というのに会場は市長はじめ議員、職員、関係団体等で満員。一般参加者である我々はロビーで4列に整列したままお焼香まで1時間待たされた。お年寄りが多いのでさぞお疲れになったこととご同情申し上げたい。弔文は地区ボーイスカウト会長が勤めたが我々はスピーカーから聞くことになった。12時出棺まで玄関口で待機するのだが猛暑で汗が噴出してくる。4人とも午後予定があるので早めに失礼した。個人的には入院中のお見舞いのとき親しくお話をしていただいたので心緒おきなく会場を後にさせてもらった。夜になって妹さんからお礼のお電話を頂き恐縮した。
<余談>
春先だったか公民館の一角に男女共同参画コーナが設けられた。突然だったので今更と思ったものだが19日男女共同参画白書が発表され新聞に掲載されている。それによると日本は女性の政界や経済界への社会進出度を示すGEM値が75カ国中42位、男女間格差の大きさを測るジェンダーギャップ指数が115カ国中79位と下位だったようだ。国会議員9.4%(06年)で12カ国中11位、国家公務員上席役職者1.8%(05年)12カ国中最下位。GEM値はノルウェー、スウェデンの北欧諸国が1,2位を占めている、アジアではシンガポールの18位(但し国家公務員では62%と1位)が最高で日本は02年66カ中32位。日本は基本的法制は諸外国に劣らないがあらゆる分野で女性の参画が遅れているようだ。

床下収納庫上にネズミの家族が/事なかれは官だけではない

2007-06-22 21:19:29 | Weblog
1月前から台所と天井が騒がしいと家内の話があったが半信半疑で聞いていた。先週梅酒を造るため床下収納に入れていた果糖を取り出したところ半分食い散し、玄米も少しやられていると言われ昨夜確かめるため床下を空けた途端、ネズミの家族と鉢合わせしてしまった。私も驚いたがネズ公もさぞ驚いたとみえ慌てふためいて退散していった。床下収納庫内に上部の蓋から入るのは不可能とタカをくくっていたが底に穴を空け出入りしていたのが分かった。外側からFRP製収納庫の底に穴を開けるには足場がないのでどう工夫したのだろうと感心した。とりあえず仕かけ式ネズミ捕りとシート式ネズミ捕りの2種類を設置してみた。
<余談>
社会保険庁による約5000万件の年金記録漏れ問題が急浮上している。80年代、紙台帳から電磁データに移行する際、台帳になり仮名がない氏名を本人に確認することなくカタカナ入力したことが事の起こりという。その上不明者を迅速に処理せずお倉入りさせている。又納付済み期間を未加入扱いにする単純な事務処理ミスやそもそもコンピユータ入力処理しなかったものや記録の紛失、職員による保険料着服など呆れるばかりだ。99年会計検査員が過去5年間に1700万円の着服を指摘している。また国民年金は厚生年金と統合されるまでは市町村が保険料を徴収していたが15%の市町村が手書きの記録を破棄しており、再調査は困難という。この原因が庁幹部と労働組合の労働条件の合意書で公務員特有の働かない主義。杜撰な年金管理に気づいても幹部は一定期間の腰掛だから専門家のノンキャリアにまかせ無難に任期を過ごしたい、労働組合との改定交渉は厄介だ。労働組合に守られたノンキャリアも可笑しいと感じても前例主義や横並び主義で指摘しない方が自身の保身になる。様は三すくみだったのだ。これは「官」の組織が抱える問題と怒っているだけでよいのだろうか。実は民間会社でも同じなのだ。私が25年出向していた会社も当初15人程度の親方日の丸会社だったが親会社の業績低下で自立が急務になった当時は社員一団となってバブル崩壊後の経済の中、毎日口角泡を飛ばして議論が行われ、闇世界から嫌がらせを受けるほど業務を拡大し優良会社に育った。最近、聞くところによると幹部は物分りがよく、社員は協調性高いという仲良しクラブになって業績はじり貧になっているようだ。聞くところによると日本人は「いい人」だが決断が出来ない、与えられた仕事は強いが将来展望を立てたり、不採算部分を切り捨て大転換を図ることに弱いそうだ。バブル経済崩壊後多くの企業が破綻したが不採算事業の統廃合や事業の深耕指示が出来なかったからだ。ずるずると年金記録漏れを放置した社保庁ま根は同じとは6/24の新聞の「方位計」に掲載されている。

孫娘は「溶連菌感染症」だった/児童虐待の4割は兆候見逃し

2007-06-21 21:45:27 | Weblog
孫娘は熱発から3日目になった。朝の連絡では平熱に戻ったが本人は学校を休みたいというので体調は回復してないようだとのこと。7:30我家に元気にやってきたが調子はイマイチのようだ。平熱に戻っているが近くの診療所に連れて行った。
いつものことだが混んでいて大分待たされた。診断結果は「溶連菌感染症」だった。この感染症は細菌が咽頭や扁桃腺に感染して喉の痛みや38℃~39℃の熱が出るという。感染症のため学校を3日間休ませて正解だった。熱は自然と下がることもあるが1~2週間後再び熱発するとのこと。時には体や手足に発疹が出たり、舌が白くなったり赤くなったりという症状が出るようだ。潜伏期間は2~5日間。孫娘も初めてプールに入った翌日発熱し、舌は白くなっているので間違いない。薬はペニシリン系の飲み薬、昼食後から飲み始めた。この薬は平熱に戻っても10日間飲み続けることとお医者からの注意。昨日はお昼寝を1時間してくれたが今日は午後もポリ風船お化け作りをお手伝い。これはポリ袋にお化けを書き込みこれにストローを差込み固定し、牛乳パックを半分切断した中に入れ、ストローを吹いて膨らませて相手を驚かせようというもの。出来上がるとオハジキ、トランプ、散歩と今日も休ませてくれない。家内は保健施設でのニ胡演奏なので私が一手に引き受けた。
<余談>
05年虐待で亡くなった子供51件(56人)について厚生労働省が調査したところ4割を超える23件(24人)は保育所や学校、乳児健診など外部とかかわりあいがありながらのケースだったという。児童相談所が虐待の疑いを把握しながら死亡に至ったケースも約2割の10件(11人)。その内4件(4人)は通報があったが虐待ではないと誤判断された子供だ。一部職員は虐待を認識したが組織として機能しなかったケースも2件(2人)。20歳代後半の母親によるケースでは小学校の子供が虐待で児童養護施設に保護されているのに生後2カ月の下の子が虐待死を止められなかった。別に心中道連れの子供は30人以上という。虐待死を防ぐには兆候を見逃さず我々地域の住民と関係機関、児童相談所の連携が不可欠なのだ。