日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

チョコレート

2010-02-17 13:11:01 | (愛)のブログ
先週、池袋に用があったついでに、
デパートのポスターに惹かれつい覗いてしまったバレンタインフェア。
そこには、色とりどりの、たくさんの種類の、かぐわしい匂いたちの、可愛らしいカタチの、とても魅力的なチョコレートたちがズラリと並べられていた。

チョコ好きな私は、生唾もので、その催事場を一周まわりながら、
自分のためのチョコを買おうか買うまいか、誘惑にかられながらも、試食を頂いた。

パリから輸入されたというバレンタイン限定チョコは色も可愛らしく、
まるでアート作品をみているようだった。
説明書きを見てみると、そのパティシエはお菓子作りのために、現代美術館に出掛け、
現代アートからインスピレーションを得てお菓子作りに取り入れているとあった。
やはり超一流は違う。
結局チョコは買わなかったものの、お菓子もアート作品としてみるといろいろと刺激を受けるものです。(愛)

3月号は生活防御策

2010-02-16 09:00:00 | (瑛)のブログ
先日、最寄りのスーパーにチヂムを焼くためのニラを買いに行った所、一束158円の値札がついていました。自転車を飛ばせば2倍程度の量を98円で売る激安八百屋もあるものの、幼児二人を連れて行く手間と労力を思うと、158円は必要経費と割り切り、仕方なくカゴの中に入れました。

次に魚売り場を横切りながら、(最近は肉ばかり食べているから、栄養のバランス悪いな。でも鮮度がイマイチ)と思いながら結局スルー。お目当てのお魚には出会えなかったものの、安いものばかり選んで食べるのも栄養バランスといった観点からは問題アリだと反省しながら、スーパーを後にしました。

節約節約、と食費を切り詰めたところで健康を害しては元も子もない!ということを言いたかったのですが、限られた食費の中で栄養バランスと空腹を満たす術は、今日家事労働を担当するオンマ、アッパにとって必須のスキルですよね。

前置きが長くなりましたが、3月号の特集は「達人に聞く 生活防御策」です。高熱費や食費をどう切り詰めるか、という節約技を伝えるものではなく、二番底が懸念される最近の不況に果たして出口があるのか、また、賃金カット、ボーナスカットの中で教育費や医療費をどう捻出すればいいのか。さらには職場を失ったときに活用できる制度はどういうものがあるのか―。などなど。

不況は各地の家計を直撃していますが、3月号では火の車の家計に対応した耳よりな情報を、経済学者や社会福祉士、医療や子どもの相談窓口で活躍するスペシャリストたちに伝授してもらいました。私自身、編集しながらためになったので、ぜひ読んでいただいたいと思っています。(瑛)

安英学、大宮デビュー戦

2010-02-15 10:33:50 | (茂)のブログ
 5年ぶりにJリーグに復帰した安英学が、大宮アルディージャでのデビュー戦を勝利で飾った。
 13日にNACK5スタジアム(さいたま市)で行われたシティカップで、アルディージャはKリーグの水原三星(安の元所属チーム)と対戦。
 試合自体は、水原の調整不足でひどいものだったが、大宮の良さはフルに発揮された。
 (結果は5対0で大宮。プロの試合とは思えないものだった)

 安は後半から投入されると、3点目、4点目の基点になる動きを見せ、存在感を示した。

 今シーズン大宮が掲げる「攻守の切り替え速さ」だ。
 中盤の「底」でプレーする安は、そのキーマンとして期待されている。
 その期待に応える動きとなったのが、出場から3分後の48分の3点目。
 ピッチ中央で相手ボールを奪った安は、走り出したラファエルにタテパス。ラファエルが落としたところを石原がゴールに叩き込んだ。
 安の守備力の高さ、そしてすぐに攻撃へと転換できる切り替えの早さを示したプレーだった。

 安といえば、強いフィジカルでの守備が売りだが、この日は果敢に前線にまで飛び出し、攻撃的な側面も存分に披露した。
 大宮の張外龍監督(韓国人監督です)も高い評価を与えていた。

 実は安、Kリーグに渡った数年前、KリーグではJリーグ以上に得点が評価される、だから自分も攻撃的なプレーでチームに貢献したいと話したことがる。
 持ち味だった守備に、Kリーグで培った攻撃力が、安のプレーの幅を広げたようだ。

 安は試合の数日前まで、トルコで行われていた朝鮮代表合宿に参加しており、大宮の選手たちと過ごした時間はそれほど長くはない。
 この日の試合でも、プレーが切れるごとに選手たちとしきりにコンタクトを取りながら、プレーを確認し合う姿が目だった。
 それだけに、これからもっとチームにフィットしていけば、より良いパフォーマンスを見せてくれることを十二分に証明した試合となった。(茂)

演奏を聴き絵を描く

2010-02-15 09:19:39 | (里)のブログ
先週の土曜日、「palam×kids~在日コリアンの子どもたちの絵と若手演奏家のコラボレーション」という演奏会に行ってきました。
palamは在日コリアン若手演奏家たちのグループです。

開場中には約1000点もの作品たちが飾られていました。
子どもたちが音楽を聴きながら描いたものだといいます。
この企画にはおよそ18校の朝鮮学校が参加したそうです。

会場には大人、学生、そして小さな子どもたちも来ていたのですが、
その子たちが演奏中、すらすらとスケッチブックに絵を書いていました。
一見まったく演奏に集中していないように見えるかもしれませんが(笑)、
しっかりと耳で音楽を捉えて、そして手では色鉛筆をすべらせていたんだと思います。
その集中力にとても驚きました。

かつて私も楽器をしていた一人。
「曲のイメージをしっかり持って」とは、常々言われていて、それなりにイメージもしていたつもりでしたが、
一度でも自分の演奏する曲を聴いて、絵でも描いてみたなら、
より一層表現が豊かにできたんじゃないかな、と思いました。

訪れていたウリハッキョの先生に聞いてみたところ、
普段の授業でも、音楽をテーマに絵を描くことは行なわれているみたいですが、
すごくおもしろいことだなと思いました。

今度、何かのオーケストラでも聴きにいって、
生演奏中に絵を描いてみたいな、と少し考えてみました。(里)

運動不足について

2010-02-13 09:00:00 | (麗)のブログ
最近、パソコンデスク用に折り畳み式の机を購入しました。
その日に使いたかったのと見た感じ持って帰れそうだったなので、
店員さんに持ち帰り用に包装してもらい、バス停まで歩いていきました。


ただその机が想像以上に重たいのと他にも余計な買い物をしたため、
両手に大荷物を抱え、しかも風が強いなかひとり汗をかきながらバス停までいくはめに。
そんな姿を知り合いか誰かに見られてはいないだろうか?と心配になりつつ、
出来るだけ顔を下に向けてそそくさと歩きました。
家に着いた頃には腕がガクガクして、ちょっと感覚がなくなっていました…。


翌朝、案の定腕が筋肉痛に。
久々のこの感覚。やっぱり慣れません。

この前もちょっと近所を歩いただけで、脇腹が痛くなってしまいました。
完全に運動不足です。


運動をやめてはや5年。
人間、運動しなくなったらここまで変わるものかと、自分の体で思い知らされます。


でも前回の買い物で少し腕がたくましくなったような気がします。
このままジムでも通えば今よりもずっと健康的な体になるんでしょうね。
当分行く気はないと思いますが^^(麗)                                                                                            

人生ってそんなもの

2010-02-12 09:10:27 | (茂)のブログ
 先週、ケータイをなくした。
 なのでデータもすべてなくなった。

 電話をしようにも連絡先がわからず、会社の同僚から始まり、知り合いの知り合いという風にして番号を聞いていきながら、お目当ての相手にたどり着くということを繰り返していた。

 会社配給の仕事用のケータイも持っているので、この際、一本化してしまおうかとも考えたが、公私混同であるため断念。
 しょうがないから新しいのを買った。
 すると、次の日に、落し物の届けがあったという通知が届いた…。

 人生ってそんなものですよね。(茂)

ボクシング

2010-02-11 09:00:00 | (K)のブログ
 先週の土曜日(2月6日)、ボクシングを観戦しに後楽園へ行ってきた。

 目的は日本フェザー級王座決定戦、李冽理選手対高山和徳選手の試合。李選手は朝鮮大学校の卒業生で、月刊イオの昨年11月号にも大きく紹介した選手である。
 この試合、勝ったほうが日本フェザー級の王座になるという重要な試合であった。

 観戦したのはリングの真横。1メートルと離れていなかった。こんなに近くで観るのは5年前のクレージー・キム選手の試合以来、2度目である。前回は、キム選手の試合が始まる前の前座の試合もすべて観て、血や汗やわけのわからない液体が飛んできて大変だった。だから今回はそれなりの服装をして出かけ、リングサイドに座ったのは李選手の試合の直前からにした。


 それなりにスポーツの試合は観るのだが、2チーム、あるいは2人が対戦する形のスポーツのほとんどは、対戦するどちらか一方が応援する対象でないと、観ていて面白くない。その典型が野球で、何の思い入れもない大リーグのチーム同士の試合を観ても面白くも何ともない。
 しかし、サッカーと卓球とボクシングの3つは、特にどちらを応援するというわけでもない試合でも、観ていて面白い(あくまでも私個人の意見です。理由はいろいろあるが長くなるので書きません)。この3競技の試合でさらに応援する対象が明確なら、自然と熱くなる。
 話はどんどん逸れていくが、今までで一番熱くなったのは、1991年5月、第41回世界卓球選手権大会(千葉)のときに、女子団体戦決勝で統一コリアチームが無敵だと言われた中国を破って優勝した試合である。優勝した瞬間、取材でゴールデンウイークがすべてつぶれてしまった悔しさも吹き飛んでしまった。


 今回、会場にはいたるところに知り合いの同胞の顔があった。いたるところから朝鮮語が聞こえてきた。李選手を応援するために、本当にたくさんの同胞がかけつけていた。李選手のノボリには「不逞戦人」と書かれてあった。「不逞戦人」は李選手のキャッチフレーズである。
 試合前の表情は、李選手が落ち着いているのに対し、高山選手は少し落ち着きがない。二人の対照的な顔を見て、なぜか勝てるような気がした(後で聞くと、李選手は相当緊張していたそうである)。

 試合は、李選手が終始押し気味に進める。会場からは「レツリ! レツリ!」の応援コールが沸き起こっていた。
 両者ダウンを奪えないまま10ラウンドが終了し、判定へ。ボクシングは、応援する選手が比較的優勢に見えてしまうものだが、それを差し引いても李選手が勝ったと思った。はたして結果は3-0での見事な勝利。
 初めての朝鮮大学校卒業生の日本チャンピオン誕生の瞬間だった。

 リングの上で李選手は、数多くの応援に感謝をのべ、さらに上を目指すと決意していた。洪昌守選手に続く世界チャンピオンを目指してもらいたいものである。(k)

上司に教わったこと~その1~

2010-02-10 10:28:01 | (愛)のブログ
イオ3月号工程も、今日〆切日を迎えます。今は編集部一同、最後の追い込みです。

あまり話すネタもないので、
今日は私がデザイナーになったときに上司から教わった話しをしようと思います。
私がデザイナーとして入社した時、直属の上司はイオのバックナンバーを見ながら、
「もし写真を撮るような人なら日常的に色々撮っておきなさい、
それらはいざという時にこうやってイメージ写真や素材などに使えるから」と教えてくれました。
私はその話を聞いたとき、
「そうか、日常的に意識的にデザイナーとしていなくてはいけないんだ」と
先輩方の写真を見ながら、デザイナーとしての姿勢を教わりました。

それから3年、日常的にいいものや風景に出逢えば撮るようにしていると、
当時上司が教えてくれたように、いざというときに使える写真が増えました。
今回、3月号工程でもそうでした。
いまは携帯カメラもかなりバージョンアップしているので、
いいものに出逢えばどんどん撮っていこうと思います!(愛)

※写真は偶然デパートで催されていたイルミネーションショーに遭遇したときのものです。


学校問題

2010-02-09 10:54:24 | (瑛)のブログ

先日、地元の朝鮮学校で新入生、新園児を歓迎する餅つき大会があり行ってきた。今年4月に入学する新1年生は二ケタで、地元のみんなの嬉しい話題にもなっていた。

子どもが学齢期にさしかかろうという最近、ますます思うのは、学校問題に悩む同じ世代のオンマ、アッパ、ママ、パパたちに一度は朝鮮学校をこの目で見て欲しい!ということだ。

先日取材で会ったある同胞男性も、子どもが学校に上がるときに一度は朝鮮学校に興味を持ったそうだ。彼は大学まで日本の教育を受けている。
彼は言った。「周りに朝鮮学校出身の友人もいて『いいよ』と聞くんだけど、自分自身がそれを実感する機会がなくて…。そうする間にあれよあれよと区役所から就学通知が来て手続きが済んでしまい…。で、朝鮮学校はどこにあるの?」。彼は車で5分足らずの場所にハッキョがあることを知らなかった。

「朝鮮学校という選択肢があることだけでも幸せだと思う」。10年前に聞いた言葉がよみがえり、結果はどうあれ一度見て欲しかった…。

小学校1年から朝鮮学校に通った私は、社会人になって朝鮮学校出身という、自分にとって当たり前だった経験が同胞社会ではそうではない、ということに気付き、日本の学校に学ぶコリアンに強い興味が沸いた。京都や大阪の民族学級、横浜、川崎におけるブラジルや朝鮮の子どもたちのための母語教室…。吸い込まれるように現場を訪ね歩いた。はじめの一歩は行政の支援などない。そこに学ぶ子どもたちにとって必要だから、教えると心が潤っていくから先生たちは始めるのだ。

手弁当で「場」を作りあげる先生たちの話を聞きながら、「日本学校でコリアンが学んだ場合の環境」というものがおぼろげに見えはじめ、次第にはっきりとした輪郭で浮かびあがってきた。

朝鮮学校の同級生の中には、子どもを日本学校に通わせている子もいれば、地元に帰って母校の生徒数増加に貢献している子もいる。また「学校問題」はこの世代が集まると尽きない話題のひとつであるが、ある友人はインターナショナルスクールから日本学校、朝鮮学校とをすべて見学し、判断していた。また、現在の朝鮮学校には日本学校出身の同胞もいるし、国際結婚の増加を背景に日本人や外国人の親御さんもいる。

結果はどうあれ、親としては子にとって「最善の選択」をされているのだと思う。そして子にその教育を授けた以上、親はその「選択」が正しいものだった、と子に感じてもらえるよう、頑張らなければならないのだ。ここに厳しさがある。だからこそ、悩む。

日本学校に通う「朝鮮につながる子どもたち」の多くは、日本名で生活している現実がある。 思春期をはじめ、いつかぶつかるであろう、「自分は何者であるか」という問いに学校現場がどんな答えを用意しているのか、在日コリアンの歴史や背景をきちんと知る教師、将来を導くような出会いは望めるのか―。

私たちが、普通の日本人と違う背景を持つ、ということは動かしがたい事実で、私自身は生きていく上で決して小さいことではないと思っている。とくにこの日本では。

学校に期待できるもの、家庭ですべきこと―。この答えを子どもたちに具体的に示していかなければならない、と息子の学齢期を前にしながら考えることが増えた。
皆さんはどう思われますか?(瑛)


小さな小学校を訪れて

2010-02-08 09:27:44 | (里)のブログ
九州滞在期間中、福岡県田川郡にある小さな日本の小学校での取材をする機会がありました。
陣原という駅(JR九州鹿児島本線)から車に揺られておよそ1時間40分。
山深いところにその小学校はありました。
全校児童は44人。1クラス10人以下です。
規模的に見て、2学年の授業を一つの教室で行なう「複式授業」をしてもおかしくないそうですが、
先生たちを減らすことはせず、なんとか学年ごとの授業を維持しているといいます。

取材の内容は同校で行なわれる課外授業。
授業に参加する子どもたちの表情はとびきり明るかったです。
中でも、上級生が下級生を膝に座らせて一緒に参加する姿などが印象的でした。
私はふと、ウリハッキョの姿を重ねていました。

現在、全国にあるウリハッキョは、かつてに比べて児童・生徒数年々少なくなっています。
1クラス10人以下というハッキョも、もはや珍しくなくなったのではないでしょうか。
「人数が減った」という現状を悲観的にとらえる卒業生、保護者も多いと思います。
四国に住むとあるトンポはかつて、「(子どもに)民族教育を受けさせたい。でも、いろんな人にもまれて育ってほしい。
人数が少なかったらイジメもないだろうし。温かすぎる環境は果たしてどうなんだろう」と語っていました。
だから子どもを、近くの公立学校かウリハッキョに送るか迷っていました。
たしかに、多くの人と接して「免疫」をつけるという考えもわかります。
でも、今回訪れた小学校もそうだし、これまで訪れてみたウリハッキョを思い返してみて、人数が少ないデメリットよりも、学校としての一体感だったりといった魅力が勝っていたように思います。
ひとことで言いくるめることは難しいですが、今後、成長していく過程で、学校は子どもたちにとっての「よりどころ」のような存在になるんだろうなと感じました。


茨城朝高学区で昨年、「セッピョル学園」という取り組みが初めて行われました。
いつもは互いに違うハッキョで学ぶ子どもたちが一堂に会し、2泊3日ともにすごすこの取り組み。
子どもたちにとって、こんな形での出会いが、今後もっと必要になるんだろうな、と思います。

私が慕うある先輩(26歳)は、ウリハッキョの卒業生として母校の一口募金に参加しているといいます。
不況の中で負担は少なくありませんが、ハッキョを守っていくための良い方法だと話していました。
そして「ハッキョを守るためなら卒業生として協力しなきゃと思ってる。自分の子の世代もウリハッキョに通えるように。その時までは絶対に守らなきゃ」と。
まだ保護者ではないですが、「当事者」として一生懸命な先輩の姿に、私も共感しました。

最後に、私の友だち間でも「ウリハッキョ談義」になることは多いです。
たしか大学卒業時に交わした同級生の約束事のひとつに、
「子どもはウリハッキョに送ろう」ってのがありました。
すごく本質的な問題をはらんだ取り決めだな、と実感するようになりました。
ちなみに「誰がオモニ会でバリバリ活動してそうか」予想などもしています(笑)。(里)


3月号まで…

2010-02-06 09:45:13 | (麗)のブログ
3号の締め切りまで1週間を切りました。
いつも月刊イオはこの1週間はバタバタしております。

今月は私も特集で重要な仕事をひとつ任されています。
それは出来上がってのお楽しみと言うことで…


話は変わって、昨日ようやくテレビで「崖の上のポニョ」を見ました。
いままではなんとなーく飛ばしながら見ていましたが、
今回も家の掃除をしながら見ていたので何で町があんな状態にあったのかが
さっぱりわかりませんでした…が、ポニョがリサが作ってくれたラーメンに
ピョンピョン跳ねるシーンがあるのですが、そのシーン見てとなりのトトロのめいを思い出しました。
さつきが家族の弁当を作ってご飯にふりかけ?をふっているシーンで、
それを見てめいがピョンピョン跳ねていたような…。違っていたらすみません。


どうでもいいことですが、そのシーンの朝ご飯を食べているとき、
さつきの友達・みっちゃんがやってくるシーン。
「さ~つきちゃーん!」「あ、みっちゃんだ! はーあーいー!」の
シーンのセリフを全部言えます^^(麗)

朝青引退

2010-02-05 09:58:01 | (茂)のブログ
 昨日、衝撃的なニュースが流れた。
 号外も出たほどだ。
 横綱・朝青龍が引退したのだ。

 これまで数々の「話題」を提供してくれた横綱だったが、かげりを見せた相撲人気を取り戻す原動力になったのことに、異論をはさむ人はいないだろう。
 (この稿を書きながらビックリしたのだが、「あさしょうりゅう」と打つと、ちゃんと「朝青龍」と変換される。)

 各紙は、朝青龍を「朝青」と書く。
 在日本朝鮮青年同盟の略称は「朝青」。
 まったく関係ないが、シンパシーを感じている朝青員たちも多いはず。
 私もその一人である。
 これから誌面に「朝青」の文字が躍ることがないと思うと少しさびしい気がする。
 
 悪童をそのまま大人にしたようなあの振る舞い、騒動の数々。
 それでも優勝してしまう疑う余地のない強さ。
 魅力あふれる横綱であった。

 引退後は何をするのだろう?
 そのうちモンゴルの大統領にでもなっていそうな気がする。

 彼の引退で相撲人気がまたしても低迷しなければいいのだが…。(茂)

ビッグ3

2010-02-04 09:40:34 | (K)のブログ

 先週の土曜日、演劇をはしごした。
 昼に池袋で「パニ・パニ・パニック」(作・演出:鄭光誠)という阪神・淡路大震災を舞台にした作品を観て、夜には新宿で劇団May「夜にだって月はあるから」(作・演出 :金哲義)を観たのである。この2作品については月刊イオの3月号で紹介する。

  「夜にだって月はあるから」の上演が終わった後、いつものように関係者や若干の観客が劇場に残って飲み会を開いた。そこに私もずうずうしく参加させてもらった。
 その日は、月刊イオの筆頭執筆者で現在「ジョンホの読み方」を連載している金正浩氏も観に来ていた。金正浩氏は劇団アランサムセの座長でもある。

 私と金正浩氏が酒を飲みながら話をしていると、劇団Mayの座長で劇の作・演出をした金哲義氏がやってきた。さらに、今回の作品に客演した劇団タルオルムの座長・金民樹氏も輪に加わってきた。
 そう、金正浩、金哲義、金民樹(年齢順)という在日同胞演劇界のビッグ3!?(在日同胞演劇界の3金と勝手に呼んでいる)が一堂に会したのである。

  話は、今日の作品の感想から始まり、次に一番年下の金民樹氏に対する同志的で愛情溢れる批評に移り、途中で金正浩氏の月刊イオに対する批判―「月刊イオは劇団Mayばかり宣伝してアランサムセのことはぜんぜん宣伝してくれない。だから自分の連載でそれとなく宣伝しているんだ」― が入り、最後に同胞演劇全般について熱い議論がなされたのである。

 そういう話を横で聞きながら、演劇だけでなく同胞文化を担っている多くの人々やその活動をもっと誌面で紹介し盛り上げるための役割を月刊イオがやっていかなければと思った。


  それにしても、「夜にだって月はあるから」はすばらしい作品だった。2日間、3回だけの上演だったので、多くても300人ほどの人しかたぶん観ていないと思うが、たった300人では本当にもったいないと思う。演劇は演者と観客の距離が近く一緒に一つの空間を作れるのが良いところだが、観る人間が限られてしまうという部分もある。ぜひ、機会を逃さず足を運んでもらいたいものだ。(k)


※金哲義氏の作・演出の演劇として当面予定されているのは次のような作品です。

●unit航路―ハンロ―「雷を走る龍」
日時:4月15~16、会場:ドーンセンター1階パフォーマンススペース(http://blog.goo.ne.jp/sowon615/)
●劇団タルオルム 第5回公演「金銀花永夜―クムンファヨンヤ― 」
日時:6月17~19、会場:東大阪朝鮮初級学校4階講堂(http://hamoblo.com/talorum/)


仏像さんぽ

2010-02-03 09:58:46 | (愛)のブログ
最近、仏像が恋しい。
やはり、これはずっと前に見に行った、阿修羅展の影響か、
はたまた今パワー不足なせいか、
無性に見たい。
昨日も街角で「ビッグイシュー」が売られていて、
その特集が仏像特集だったので、つい買って、かぶり読んだ。

「ビッグイシュー」はホームレスの仕事をつくり、自立を応援するため発行している雑誌。
はじめはボランティア感覚で買ってみたのだが、この雑誌が結構おもしろい。
内容も豊富で中身のある情報が載っているので、オススメです。

その特集に「仏像さんぽ」というエッセイが紹介されていた。
特に京都や奈良など行かなくても東京都内にもいい仏像があるという。
仏像を見に、京都は無理でも江ノ島まで行こうかと思っていた私には目からウロコの情報。
近々、仏像を巡る散歩にでもでようかなと一人思っています。(愛)

※写真は阿修羅展に行ったときに買った興福寺にある迦楼羅立像のポストカードです。





風の谷幼稚園

2010-02-02 09:09:06 | (瑛)のブログ
1月末、川崎市麻生区の風の谷幼稚園に取材に出かけた。朝鮮舞踊をぜひとも子どもたちに見せたい―。天野優子園長のたっての希望で金剛山歌劇団の若手が招かれたのだ。

駅を降りて歩くこと15分。山の中にある幼稚園に足を踏み入れると「メー」と山羊が出迎えてくれた。園児と保護者250人が注目する中、チャンセナプの演奏やチャンゴの舞が披露され、着ぐるみのライオンやアンパンマンマーチに盛り上がる子どもたち。一番会場が沸いたのはサンモが描く円をヒョイと潜る遊びで、男性舞踊手が倒れてしまわないかと心配になるほど、沢山の園児たちが列をなして順番待ちしていた。

川崎フロンターレの感謝祭で朝鮮舞踊を見て惚れ込んでしまったという天野園長。幼い頃から異文化を体験させてあげたいと、朝鮮文化との出会いに一番喜んでらした。

自然に囲まれた風の谷幼稚園は畑も広く野菜作りもするそうだ。つい最近は干し柿を取り入れたばかりとのこと、お土産にダイコンの沢庵もいただいた。
卒園児にも見せたいとのことで次回の公演も決まったという。

「いいものはいいですもん!」と園長は話されていたが、ホントにそうだ。
いつまでも直感や感性を大事にしたいものです。(瑛)