「 明治安田生命J2リーグ最終節(第42節)が20日に全国同時キックオフで開催された。
注目は混戦となっている昇格争い。
首位の北海道コンサドーレ札幌は2位以下に勝ち点差3ポイントをつけており、引き分け以上で優勝が決まる。
2位の清水エスパルスと3位の松本山雅FCは勝ち点81で並び、得失点差でわずかに清水が優位に立っている。
両者の境目はJ1自動昇格か昇格プレーオフ行きか、天と地ほどの差がある。
1位 北海道コンサドーレ札幌(勝ち点84、得失点差+32)
2位 清水エスパルス(勝ち点81、得失点差+47)
3位 松本山雅FC(勝ち点81、得失点差+29)
上記3チームの最終節の対戦カードは以下のようになっていた(左がホーム)。
北海道コンサドーレ札幌(1位)vsツエーゲン金沢(22位)
徳島ヴォルティス(9位)vs清水エスパルス(2位)
松本山雅FC(3位)vs横浜FC(8位)
3位の松本は9分、野崎陽介にゴールを許して横浜FCに先制されてしまう。
その後48分と50分に高崎寛之が続けてゴールを奪って一気に逆転した。
しかし直後の54分、コーナーキックから西河翔吾にゴールネットを揺らされて横浜FCに再び同点とされた。
2位の清水は29分に犬飼智也が先制点を奪うも、35分に藤原広太朗にミドルシュートを沈められて同点とされた。
それでも73分、大前元紀との交代でピッチに立っていた金子翔太が貴重な勝ち越しゴールを挙げた。
首位札幌は最下位の金沢に苦しめられる。
シュートこそ相手より多く放ったものの、金沢の堅い守備と残留への執念を前に攻めきれない展開が続く。
しかし、他会場で金沢と勝ち点で並ぶ21位のギラヴァンツ北九州がモンテディオ山形に負けているとの情報が入ったのか、
終盤はどちらもペースを落とす。
すべての会場が終盤に差し掛かり、松本は80分に三島康平のゴールで再び逆転し、そのまま勝利を挙げた。
しかし、清水も金子のゴールで勝ち越していたため同じく3ポイントを上積みし、2チームが勝ち点84で並んだ。
札幌は他会場の状況を理解した上でしっかりとボールを握って駆け引きしながら試合を締め、金沢とスコアレスドロー。
この結果、勝ち点を85まで伸ばし、9年ぶりのJ2優勝と2011年以来5年ぶりのJ1昇格を果たした。
また2位の清水がJ1への自動昇格を掴み取り、3位の松本は4位セレッソ大阪、5位京都サンガF.C.、
6位ファジアーノ岡山とともにJ1昇格プレーオフへ回ることとなった。
金沢は勝ち点1を獲得してJ3自動降格圏から脱出し、栃木SCとのJ2・J3入れ替え戦へ回る。
モンテディオ山形に0-3で敗れたギラヴァンツ北九州は22位へ順位を落としJ3へ降格する。
新スタジアム初年度の来季はJ3で戦うことが決まった。」
(「フットボールチャンネル」より引用)
リーグ戦最終節。J1昇格争いは最後の最後までもつれた。
前節、奇跡の8連勝でついに2位に浮上し、ついに最終節を自力で自動昇格を決められる位置まで浮上した。
そして最終節の相手はアウェイで徳島。
清水は勝てば他の結果を待たずに昇格を決めることができるし、場合によっては優勝の可能性も有る。
ドローと負けだと3位松本の結果次第。
まず、松本が1点リードをされている状況が伝わり、清水優位に立つ。
そして清水先制!俄然有利に・・・もつかの間、追いつかれる。
前半終了間際、松本も同点に。
前半を終えた時点で、清水、松本共に勝ち点は並んでいる状態。
しかし、後半開始早々、松本がリード。清水はこのままでは勝ち点で抜かれるので何が何でも1点取らなければならない。
・・・が、なかなか点が入らない。
そうこうしているうちに松本が同点に追いつかれ、清水はようやく1点獲り再びリードする。
このまま終われば、清水の昇格確定。
ここから徳島の猛攻が始まり、清水は耐え抜く時間が続いた。
徳島のフィニッシュの精度が高ければもしかしたらもしかしたかもしれない試合だっただけに
何とか相手のミスに救われた印象が強かった。
(一撃必殺のチームだったら間違い無くやられていた。)
ロスタイム4分も何とか耐え、ついに歓喜の瞬間を迎えた。
J1復帰!!!
おめでとう〜!
まさか1年で復帰出来るとはシーズン当初のもたついている様子からは想像出来なかったし、
もっといえば、自動昇格でいけるとも思っていなかった。
いい意味で裏切られた感じだった。
若手も台頭してきたし、来シーズンに向けていい補強をして臨んで欲しい。
(健太監督1年目もチームの世代交代と立て直しの時期だったが、あの時もチームを救ったのは他でもない
無名の若手選手の台頭だったことが思い出される。)
確かに今シーズン、大前とテセの破壊力抜群のツートップの活躍がクローズアップされることが多かったが、
守備の安定なくして長いシーズン勝ち抜くことが難しいことは、今までJ1で降格争いをしてきたチームの
失点数を見てもよく分かる。
それだけにチームの守備力の安定が結果的に勝利につながったことは間違いないかなと思う。
松本も最後勝ったが、プレイオフに回る形となった。
まさか清水が9連勝するとは思わなかっただろうし(少なくとも取りこぼす試合が1試合以上あると思うわなぁ)、
逆に15戦無敗を続けていた松本が負けるとも予想し難かった。
それだけに松本の選手もサポも今までで一番虚しい勝利だったのではないだろうかと思われる。
しかし、J1へ復帰の道が閉ざされたわけではないので、プレイオフを勝ち抜いていただきたい。
(影ながら応援)
徳島まで多くのサポーターが応援に行かれたようで、みなさんお疲れ様でした。
注目は混戦となっている昇格争い。
首位の北海道コンサドーレ札幌は2位以下に勝ち点差3ポイントをつけており、引き分け以上で優勝が決まる。
2位の清水エスパルスと3位の松本山雅FCは勝ち点81で並び、得失点差でわずかに清水が優位に立っている。
両者の境目はJ1自動昇格か昇格プレーオフ行きか、天と地ほどの差がある。
1位 北海道コンサドーレ札幌(勝ち点84、得失点差+32)
2位 清水エスパルス(勝ち点81、得失点差+47)
3位 松本山雅FC(勝ち点81、得失点差+29)
上記3チームの最終節の対戦カードは以下のようになっていた(左がホーム)。
北海道コンサドーレ札幌(1位)vsツエーゲン金沢(22位)
徳島ヴォルティス(9位)vs清水エスパルス(2位)
松本山雅FC(3位)vs横浜FC(8位)
3位の松本は9分、野崎陽介にゴールを許して横浜FCに先制されてしまう。
その後48分と50分に高崎寛之が続けてゴールを奪って一気に逆転した。
しかし直後の54分、コーナーキックから西河翔吾にゴールネットを揺らされて横浜FCに再び同点とされた。
2位の清水は29分に犬飼智也が先制点を奪うも、35分に藤原広太朗にミドルシュートを沈められて同点とされた。
それでも73分、大前元紀との交代でピッチに立っていた金子翔太が貴重な勝ち越しゴールを挙げた。
首位札幌は最下位の金沢に苦しめられる。
シュートこそ相手より多く放ったものの、金沢の堅い守備と残留への執念を前に攻めきれない展開が続く。
しかし、他会場で金沢と勝ち点で並ぶ21位のギラヴァンツ北九州がモンテディオ山形に負けているとの情報が入ったのか、
終盤はどちらもペースを落とす。
すべての会場が終盤に差し掛かり、松本は80分に三島康平のゴールで再び逆転し、そのまま勝利を挙げた。
しかし、清水も金子のゴールで勝ち越していたため同じく3ポイントを上積みし、2チームが勝ち点84で並んだ。
札幌は他会場の状況を理解した上でしっかりとボールを握って駆け引きしながら試合を締め、金沢とスコアレスドロー。
この結果、勝ち点を85まで伸ばし、9年ぶりのJ2優勝と2011年以来5年ぶりのJ1昇格を果たした。
また2位の清水がJ1への自動昇格を掴み取り、3位の松本は4位セレッソ大阪、5位京都サンガF.C.、
6位ファジアーノ岡山とともにJ1昇格プレーオフへ回ることとなった。
金沢は勝ち点1を獲得してJ3自動降格圏から脱出し、栃木SCとのJ2・J3入れ替え戦へ回る。
モンテディオ山形に0-3で敗れたギラヴァンツ北九州は22位へ順位を落としJ3へ降格する。
新スタジアム初年度の来季はJ3で戦うことが決まった。」
(「フットボールチャンネル」より引用)
リーグ戦最終節。J1昇格争いは最後の最後までもつれた。
前節、奇跡の8連勝でついに2位に浮上し、ついに最終節を自力で自動昇格を決められる位置まで浮上した。
そして最終節の相手はアウェイで徳島。
清水は勝てば他の結果を待たずに昇格を決めることができるし、場合によっては優勝の可能性も有る。
ドローと負けだと3位松本の結果次第。
まず、松本が1点リードをされている状況が伝わり、清水優位に立つ。
そして清水先制!俄然有利に・・・もつかの間、追いつかれる。
前半終了間際、松本も同点に。
前半を終えた時点で、清水、松本共に勝ち点は並んでいる状態。
しかし、後半開始早々、松本がリード。清水はこのままでは勝ち点で抜かれるので何が何でも1点取らなければならない。
・・・が、なかなか点が入らない。
そうこうしているうちに松本が同点に追いつかれ、清水はようやく1点獲り再びリードする。
このまま終われば、清水の昇格確定。
ここから徳島の猛攻が始まり、清水は耐え抜く時間が続いた。
徳島のフィニッシュの精度が高ければもしかしたらもしかしたかもしれない試合だっただけに
何とか相手のミスに救われた印象が強かった。
(一撃必殺のチームだったら間違い無くやられていた。)
ロスタイム4分も何とか耐え、ついに歓喜の瞬間を迎えた。
J1復帰!!!
おめでとう〜!
まさか1年で復帰出来るとはシーズン当初のもたついている様子からは想像出来なかったし、
もっといえば、自動昇格でいけるとも思っていなかった。
いい意味で裏切られた感じだった。
若手も台頭してきたし、来シーズンに向けていい補強をして臨んで欲しい。
(健太監督1年目もチームの世代交代と立て直しの時期だったが、あの時もチームを救ったのは他でもない
無名の若手選手の台頭だったことが思い出される。)
確かに今シーズン、大前とテセの破壊力抜群のツートップの活躍がクローズアップされることが多かったが、
守備の安定なくして長いシーズン勝ち抜くことが難しいことは、今までJ1で降格争いをしてきたチームの
失点数を見てもよく分かる。
それだけにチームの守備力の安定が結果的に勝利につながったことは間違いないかなと思う。
松本も最後勝ったが、プレイオフに回る形となった。
まさか清水が9連勝するとは思わなかっただろうし(少なくとも取りこぼす試合が1試合以上あると思うわなぁ)、
逆に15戦無敗を続けていた松本が負けるとも予想し難かった。
それだけに松本の選手もサポも今までで一番虚しい勝利だったのではないだろうかと思われる。
しかし、J1へ復帰の道が閉ざされたわけではないので、プレイオフを勝ち抜いていただきたい。
(影ながら応援)
徳島まで多くのサポーターが応援に行かれたようで、みなさんお疲れ様でした。